TOP > 国内特許検索 > マイクロホン装置

マイクロホン装置 コモンズ

国内特許コード P110004855
整理番号 07-080JP00
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2008-025379
公開番号 特開2009-188638
登録番号 特許第5391374号
出願日 平成20年2月5日(2008.2.5)
公開日 平成21年8月20日(2009.8.20)
登録日 平成25年10月25日(2013.10.25)
発明者
  • プラサド ラジキショール
  • 小池 卓二
  • 高橋 紀成
  • 松野 文俊
出願人
  • 国立大学法人電気通信大学
発明の名称 マイクロホン装置 コモンズ
発明の概要

【課題】取得した骨導音から、気導音と同等な再現性の高い音声情報を得られるようにする。
【解決手段】このマイクロホン装置は、検出部1と、信号処理部22と、出力部23とから構成され、検出部1は、板状であって、該板状の一の面と密接する生体表面の振動を検出して電気信号に変換する。信号処理部22は、生体の発声器官から生体表面の検出部1が取り付けられた位置までの当該生体の伝達関数に対する逆伝達関数を利用した演算を行うフィルタを、検出部1から出力される電気信号に適用してフィルタ処理を行う。また、出力部23は、この信号処理部によってフィルタ処理された電気信号を外部に出力する。
【選択図】図9

従来技術、競合技術の概要


近年、人体、特に骨格を伝導する音声(骨導音)の取得は、周囲騒音の影響を受けにくく、騒音下での音声通話や音声入力を可能にする手法として注目されている。しかし、骨導音の取得には、(1)音の表現に重要な高域成分が少ないために明瞭度が低い、(2)骨導音声の周波数特性は低域が高く高域が低いために音質が悪い、(3)外耳道の個人差やピックアップユニットの装着の仕方で明瞭度が大きく変化する、(4)コード(信号線)の摩擦などの異音を収音しやすい、(5)運動性雑音を拾いやすい、(6)効率やS/N比が悪い、(7)声帯や声道あるいは口などの各部位からの音声伝達が非常に複雑であるために骨導音声固有の音質が生ずる、といった不都合があるとされている。



上記(1)~(6)は骨導音を取得する従来方法が適切でないことにより発生する問題である。(1)~(6)の問題を解決するものとして、ピックアップ素子の接触子に、人体の検出部位との間隔の大小差を緩和する調整機能を設け、人体の個人差に対する補正を簡便に行い、フィット感ないし装着性を向上させた技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。さらに、この特許文献1に記載された技術によれば、接触子が人体に接触する構成としたので、骨導音声認識の明瞭度やS/N比が向上し、良好に骨導音声を認識することができる。【特許文献1】特開2002-262377号公報

産業上の利用分野


本発明は、人体中を伝導する音声を利用したマイクロホン装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
板状であって、前記板状の一の面と密接する生体表面の振動を検出して電気信号に変換する圧電素子である検出部と、
前記検出部から出力される前記生体の発生器官から発声されたインパルス状の音声による前記生体表面の振動に応じた電気信号に基づいて、前記生体の発声器官から前記生体表面の前記検出部が取り付けられた位置までの当該生体の伝達関数、および、その逆伝達関数を算出する演算部と、
前記演算部で算出された前記逆伝達関数を利用した演算を行うフィルタを、前記検出部から出力される電気信号に適用してフィルタ処理を行う信号処理部と、
前記信号処理部によってフィルタ処理された電気信号を外部に出力する出力部と、
前記生体の発声器官から発声されて空間を伝播した気導音を収音し、電気信号に変換する収音部と、
前記信号処理部において前記フィルタが適用された電気信号と、前記収音部から出力される電気信号とを比較し、比較結果に基づいて前記演算部で算出された前記逆伝達関数の補正量を算出する比較演算部と、を備え、
前記演算部は、前記比較演算部で算出された前記補正量に基づいて、前記逆伝達関数を補正する
ことを特徴とするマイクロホン装置。
【請求項2】
前記生体の発声器官から発声されたインパルス状の音声は、使用者の舌打ち音である
ことを特徴とする請求項に記載のマイクロホン装置。
【請求項3】
前記板状の検出部の前記生体表面と密接する面の反対側に設けられる緩衝材、をさらに含み、
前記板状の検出部は、前記生体表面と前記緩衝材の一の面との間に狭持される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のマイクロホン装置。
【請求項4】
前記緩衝材は、海綿状に形成されている
ことを特徴とする請求項に記載のマイクロホン装置。
【請求項5】
前記検出部の圧電素子は、ポリフッ化ビニリデンを用いて構成される板状である
ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のマイクロホン装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2008025379thum.jpg
出願権利状態 登録


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close