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液体二酸化炭素運送システムおよび液体二酸化炭素拡散方法 コモンズ

国内特許コード P110004877
整理番号 P04082302-00JP00
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2004-246513
公開番号 特開2006-061810
登録番号 特許第4568837号
出願日 平成16年8月26日(2004.8.26)
公開日 平成18年3月9日(2006.3.9)
登録日 平成22年8月20日(2010.8.20)
発明者
  • 圓山重直
出願人
  • 学校法人東北大学
発明の名称 液体二酸化炭素運送システムおよび液体二酸化炭素拡散方法 コモンズ
発明の概要

【課題】 地球温暖化ガスである二酸化炭素を輸送する効率的手法と輸送中に液体二酸化炭素を海洋中に拡散する手法を提供する
【解決手段】 水深300m以上で巡航する液体二酸化炭素輸送用無人潜水式タンカー、及び、タンカーに電力と制御情報を供給する推進エネルギー供給用海上船舶、及び、上記海上船舶に接続し潜水式タンカーに電力と制御情報を供給する先端部がタンカーと脱着可能な流線型断面を有するケーブルで構成されるシステムによって効率良く液体二酸化炭素を輸送し、常温液体状態で輸送されている上記タンカーから中深度海洋中を航行中に、タンカー表面及び後部に設けられた多数のノズル孔から液体二酸化炭素を徐々に放出して海洋中層域に拡散し、大気から二酸化炭素を隔離することができる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


地球温暖化の原因である二酸化炭素を大気から隔離することは、今後の人類にとって重要な課題である。現在、二酸化炭素を隔離するためには地中への隔離や海洋への隔離が検討されている(特許文献1)。しかし、二酸化炭素は液化しても、二酸化炭素はその発生源の石油より体積が大きく、かつ、常温では高圧なので二酸化炭素の大量輸送には多大なエネルギーを必要とする。二酸化炭素の投棄方法としては、深海貯留の他に海洋中層域の膨大な水に拡散させる方法が検討されており(特許文献2)、膨大な量の二酸化炭素を効率良く中層域に拡散させる新しい技術が望まれている。

【特許文献1】特開平8-230772

【特許文献2】特開2001-187330

産業上の利用分野


本発明は、地球温暖化の主要因である二酸化炭素を海洋に隔離するために輸送することと、航海中に海洋中層域に拡散し、大気から二酸化炭素を隔離する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
液体二酸化炭素貯蔵庫と、
該液体二酸化炭素貯蔵庫を内蔵する無人潜水式タンカーと、
エネルギー供給用船舶と、
該エネルギー供給用船舶と該無人潜水式タンカーとを結び該無人潜水式タンカーに電力・制御情報供給する電力供給・通信ケーブルとを、
有することを特徴とする液体二酸化炭素運送システム。

【請求項2】
前記無人潜水式タンカーの配置水深を、二酸化炭素の液化圧以上、かつ、液体二酸化炭素が海水より低密度の深度とすることを、特徴とする請求項1記載の液体二酸化炭素運送システム。

【請求項3】
前記無人潜水式タンカーの配置水深を、300m以上、3000m以下とすることを特徴とする請求項1または2記載の液体二酸化炭素運送システム。

【請求項4】
前記電力供給・通信ケーブルはその断面流線型断面であることを特徴とする請求項1、2または3記載の液体二酸化炭素運送システム。

【請求項5】
前記電力供給・通信ケーブルを前記無人潜水式タンカーから離脱させるための切り離し可能接続機構を有することを、特徴とする請求項1、2、3または4記載の液体二酸化炭素運送システム。

【請求項6】
前記切り離し可能接続機構は、所定以上の応力がかかった時に作動し、前記電力供給・通信ケーブルを前記無人潜水式タンカーから切り離し、推進機構を有して前記無人潜水式タンカーと再接合可能であり、
前記無人潜水式タンカーは、前記電力供給・通信ケーブルが切り離された後に作動する自動ナビゲーションシステムを有することを、
特徴とする請求項5記載の液体二酸化炭素運送システム。

【請求項7】
前記無人潜水式タンカーはその表面および後部に前記液体二酸化炭素貯蔵庫内の液体二酸化炭素を放出するための多数のノズル孔を持つことを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の液体二酸化炭素運送システム。

【請求項8】
請求項7記載の液体二酸化炭素運送システムを利用した液体二酸化炭素拡散方法であって、前記無人潜水式タンカーの運航中に前記多数のノズル孔から、前記液体二酸化炭素貯蔵庫内の液体二酸化炭素を徐々に海洋中層域に放出することを特徴とする液体二酸化炭素拡散方法。

【請求項9】
前記電力供給・通信ケーブルは、前記液体二酸化炭素貯蔵庫に高圧空気を供給可能であり、
前記多数のノズル孔から放出した液体二酸化炭素にほぼ等しい体積の高圧空気を、前記液体二酸化炭素貯蔵庫に補充することを
特徴とする請求項8記載の液体二酸化炭素拡散方法
産業区分
  • 処理操作
  • 流体移送
  • 船舶
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004246513thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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