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チタノシリケート及びその製法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110004968
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2006-226279
公開番号 特開2008-050186
登録番号 特許第4923248号
出願日 平成18年8月23日(2006.8.23)
公開日 平成20年3月6日(2008.3.6)
登録日 平成24年2月17日(2012.2.17)
発明者
  • 窪田 好浩
  • 小山 啓人
出願人
  • 国立大学法人横浜国立大学
発明の名称 チタノシリケート及びその製法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】 アルミノシリケートMCM-68(特表2002-535227(WO00/43316))のAlをTiに置き換えることによりチタノシリケートを合成する。従来アルミノシリケートMCM-68のAlを外の元素に置き換えた例は無かった。
【解決手段】 MCM-68に酸処理を行い、その後気相の塩化チタンやチタンアルコキシドで処理することにより、アルミノシリケートMCM-68のAlをTiに置き換えてチタノシリケートを製造する。このチタノシリケートは酸化触媒としてチタノシリケートTS-1と同等以上の触媒性能を持つ。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


アルミノシリケートMCM-68は2000年にMobil社により合成された比較的新しいゼオライトである(特許文献1)。このゼオライトは、大細孔(12員環細孔)や中細孔(10員環細孔)が三次元的に交わった構造をもつ。このタイプのゼオライトは一般に広い表面積と大きな内部空間を持つので、石油精製や石油化学プロセスにおける触媒として有用であり、比較的嵩高い有機分子を基質とする触媒として有用と期待されている。MCM-68はSi/Al比が9~12であることから比較的Al含有量、つまり活性点が多く、さらに安定なため酸触媒として検討され、中でも、炭化水素の吸着能力が高いため、それが関与する反応、例えば芳香族炭化水素のアルキル化やアルキル芳香族炭化水素のトランスアルキル化、異性化、不均化、脱アルキル化などにおいて高い活性を示すため、炭化水素プロセシング触媒の基盤材料として期待されている。
一方、チタンシリカライトTS-1は、チタノシリケート系ゼオライトの代表として、有機化合物の酸化反応等の触媒として高い活性と選択率を示すことが知られている(特許文献2)。
TS-1のような高い触媒活性を持つゼオライトを合成するための手法として、例えば、脱アルミニウムモルデナイトを高温のTiClの蒸気で処理することによりTiを導入する技術が知られている(非特許文献1)。




【特許文献1】特表2002-535227(WO00/43316)

【特許文献2】特開2004-175801

【非特許文献1】J. Phys. Chem. 1996, 100, 10316-10322

産業上の利用分野


この発明は、アルミノシリケートMCM-68の骨格を有するチタノシリケートに関し、より詳細には、アルミノシリケートMCM-68からAlを除去し、その代わりにTiを導入して得られたチタノシリケートに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
組成式
4n-3m-4lTiAlSi112-n224
(式中、lは1.11~12、mは0~0.74、nは7~12、但し、l+m≦nである。)で表され、Si/Tiが100以下かつSi/Alが150以上であり、下記の値
2θ=6.50±0.10、6.80±0.10、8.10±0.10、8.72±0.10、9.64±0.10、19.40±0.10、21.70±0.10、22.56±0.10、23.08±0.10
を含むX線回折パターンを示すチタノシリケート。

【請求項2】
アルミノシリケートMCM-68を、Si/Alが150以上となるように、酸処理を行い、その後この酸処理されたアルミノシリケートMCM-68を、Si/Tiが100以下となるように、気相の塩化チタン又はチタンアルコキシドで処理することにより得られた請求項1に記載のチタノシリケート。

【請求項3】
請求項1に記載のチタノシリケートを製造するための方法であって、アルミノシリケートMCM-68を、Si/Alが150以上となるように、酸処理を行い、その後この酸処理されたアルミノシリケートMCM-68を、Si/Tiが100以下となるように、気相の塩化チタン又はチタンアルコキシドで処理することから成るチタノシリケートの製法。
産業区分
  • 無機化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
※ 掲載特許について詳しくお知りになりたい方はHPの「お問い合わせ」ページにてお問い合わせください。


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