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騒音心理評価方法、その装置および媒体 コモンズ

国内特許コード P110005019
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2002-205577
公開番号 特開2003-121253
登録番号 特許第3546236号
出願日 平成14年7月15日(2002.7.15)
公開日 平成15年4月23日(2003.4.23)
登録日 平成16年4月23日(2004.4.23)
発明者
  • 安藤 四一
  • 酒井 博之
出願人
  • 学校法人神戸大学
発明の名称 騒音心理評価方法、その装置および媒体 コモンズ
発明の概要 (57)【要約】【課題】 人間の聴覚?大脳機能システムにもとづき、時間領域において時々刻々変化する自己相関関数及び相互相関関数から導出される物理ファクターを用いて、騒音心理評価方法、その装置及び媒体を提供する。【解決手段】 音声採取手段を用いて環境騒音の音響信号をバイノーラル方式で記録する音響信号記録ステップと、このバイノーラル方式で記録された音響信号から演算手段を用いて自己相関関数ACF及び左右の各チャンネル間の相互相関関数IACFを計算するACF及びIACF演算ステップと、このACFからACFファクターを計算し、及び/またはこの計算されたIACFからIACFファクターを計算するACF・IACFファクター演算ステップと、この計算されたACF、及び/または、IACFファクターに基づき心理評価を行う心理評価ステップとを含むことを特徴とする騒音心理評価装置を提供する。この方法により環境騒音に関する主観的拡がり感の尺度値、騒音場の見かけの音源の幅などの心理評価を行うことができるようになる。
従来技術、競合技術の概要
従来、航空機騒音や自動車騒音などの地域環境騒音は、モノオーラル方式による騒音計を用いて測定した音圧レベルやその周波数特性に関して議論されてきた。しかし、上述したモノオーラル方式により測定された物理的ファクターのみでは人間の主観的応答を表わすには不十分かつ不適切であることがわかってきた。また、コンサートホール音響学では、バイノーラル方式により、ホールの物理的なデータと心理的(主観的)な関連性が明らかとなってきているが、騒音の分野においてはモノオーラル方式に関するものが殆どである。
産業上の利用分野
本発明は、航空機騒音や自動車騒音などの地域環境騒音の計測・心理評価の方法及び装置に関するものである。特にバイノーラル方式による騒音の計測・心理評価の方法及び装置に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】音声採取手段を用いて環境騒音の音響信号をバイノーラル方式で記録する音響信号記録ステップと、
このバイノーラル方式で記録された音響信号から演算手段を用いて自己相関関数ACF及び左右の各チャンネル間の相互相関関数IACFを計算するACF及びIACF演算ステップと、
前記演算手段を用いて、この計算されたACFからACFファクターを計算し、この計算されたIACFからIACFファクターを計算するACF・IACFファクター演算ステップと、
前記演算手段を用いて、この計算されたACFファクター、及び、IACFファクターに基づき心理評価を行う心理評価ステップと、
を含むことを特徴とする騒音心理評価方法。
【請求項2】請求項1に記載の騒音心理評価方法において、
前記心理評価を行うステップが、
前記計算されたIACFファクターである最大振幅IACCと係数αとに基づき、主観的拡がり感Sdiffusenessを、
diffuseness=-α(IACC)3/2
により求める演算ステップ、
を含むことを特徴とする騒音心理評価方法。
【請求項3】請求項1に記載の騒音心理評価方法において、
前記心理評価を行うステップが、
前記計算されたIACFファクターである最大振幅IACCと、最大振幅における幅WIACCと、係数a及びbとに基づき、見かけの音源の幅SASWを、
ASW=-a(IACC)β+b(WIACC1/2
により求める演算ステップ、
を含むことを特徴とする騒音心理評価方法。
【請求項4】音声採取手段を用いて環境騒音の音響信号をバイノーラル方式で記録する音響信号記録手段と、
このバイノーラル方式で記録された音響信号から演算手段を用いて自己相関関数ACF及び左右の各チャンネル間の相互相関関数IACFを計算するACF及びIACF演算手段と、
前記演算手段を用いて、この計算されたACFからACFファクターを計算し、この計算されたIACFからIACFファクターを計算するACF・IACFファクター演算手段と、
前記演算手段を用いて、この計算されたACFファクター、及び、IACFファクターに基づき心理評価を行う心理評価手段と、
を含むことを特徴とする騒音心理評価装置。
【請求項5】請求項4に記載の騒音心理評価装置において、
前記心理評価を行う手段が、
前記計算されたIACFファクターである最大振幅IACCと係数αとに基づき、主観的拡がり感Sdiffusenessを、
diffuseness=-α(IACC)3/2
により求める演算手段、
を含むことを特徴とする騒音心理評価装置。
【請求項6】請求項4に記載の騒音心理評価装置において、
前記心理評価を行う手段が、
前記計算されたIACFファクターである最大振幅IACCと、最大振幅における幅WIACCと、係数a及びbとに基づき、見かけの音源の幅SASWを、
ASW=-a(IACC)β+b(WIACC1/2
により求める演算手段、
を含むことを特徴とする騒音心理評価装置。
【請求項7】音声採取手段を用いて環境騒音の音響信号をバイノーラル方式で記録する音響信号記録ステップと、
このバイノーラル方式で記録された音響信号から演算手段を用いて自己相関関数ACF及び左右の各チャンネル間の相互相関関数IACFを計算するACF及びIACF演算ステップと、
前記演算手段を用いてこの計算されたACFからACFファクターを計算し、この計算されたIACFからIACFファクターを計算するACF・IACFファクター演算ステップと、
前記演算手段を用いてこの計算されたACFファクター、及び、IACFファクターに基づき心理評価を行う心理評価ステップと、を含むことを特徴とする、
騒音心理評価を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項8】請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体において、
前記心理評価を行うステップが、
前記計算されたIACFファクターである最大振幅IACCと係数αとに基づき、主観的拡がり感Sdiffusenessを、
diffuseness=-α(IACC)3/2
により求める演算ステップ、を含むことを特徴とする、
騒音心理評価を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項9】請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体において、
前記心理評価を行うステップが、
前記計算されたIACFファクターである最大振幅IACCと、最大振幅における幅WIACCと、係数a及びbとに基づき、見かけの音源の幅SASWを、
ASW=-a(IACC)β+b(WIACC1/2
により求める演算ステップ、を含むことを特徴とする、
騒音心理評価を行うプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
産業区分
  • 測定
  • 自動車
  • 電子応用機器
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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