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レポーター遺伝子を組み込んだベクター コモンズ

国内特許コード P110005028
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2004-007549
公開番号 特開2005-198546
登録番号 特許第4340736号
出願日 平成16年1月15日(2004.1.15)
公開日 平成17年7月28日(2005.7.28)
登録日 平成21年7月17日(2009.7.17)
発明者
  • 藤林 靖久
  • 古川 高子
  • 高松 真二
  • 森 哲也
出願人
  • 国立大学法人福井大学
発明の名称 レポーター遺伝子を組み込んだベクター コモンズ
発明の概要

【課題】従来のルシフェラーゼやGFPなどのレポータージーンを用いるシステムでは小動物や体表部での遺伝子発現のモニタリングは可能であるが、体深部での遺伝子発現のモニタリングは検出感度、定量性が不十分となるため難しく、安全性、定量性に優れて、人体にも適用可能な遺伝子発現のモニタリングシステムの開発が望まれていた。
【解決手段】レポータージーンとそれを検出するPETトレーサーの組み合わせとして、野生型および変異型エストロゲンレセプターのリガンド結合領域をレポーターとして、エストロゲンレセプターリガンド結合領域と親和性を持つF-18で標識したエストロゲンやエストロゲンアゴニストまたはアンタゴニストをトレーサーとして、生体内での目的遺伝子の発現を体外より非侵襲的にモニタリングすることにより、上記課題を解決した。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


遺伝子治療のように外来遺伝子をヒトの生体内で発現させる場合において、また基礎研究において動物の生体内で外来遺伝子を発現する場合についても、目的遺伝子の発現を非侵襲的に体外から検出し、遺伝子発現の時間的、空間的変化をモニタリングすることは重要である。従来のルシフェラーゼ(luciferase)やGFP(Green Fluorescent Protein)などのレポータージーンを用いるシステムでは小動物や体表部での遺伝子発現のモニタリングは可能である(非特許文献1および2)が、中、大動物の体深部での遺伝子発現のモニタリングは検出感度、定量性が不十分となるため難しく、安全性、定量性に優れて、人体にも適用可能な遺伝子発現のモニタリングシステムの開発が望まれている。

【非特許文献1】Biochem. Pharmacol. 1999 Sep 1;58(5):749-57 Reporter gene technology:The future looks bright. Naylor LH.

【非特許文献2】Annu. Rev. Biochem. 1998;67:509-44 The green fluorescent protein. Tsien RY.

産業上の利用分野


本発明は、遺伝子治療等における外来性遺伝子の生体内における発現を非侵襲的にモニタリングするためのレポーター遺伝子を組み込んだベクターに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
動物細胞で機能可能なプロモーター/エンハンサーの下流に接続される治療遺伝子に、マウスエストロゲン・レセプターの525番目のアミノ酸がGlyからArgへの1アミノ酸変異を持ち、天然のエストロゲンとの結合能を失っているがタモキシフェンとの選択的結合能を有するマウス変異型エストロゲンレセプターリガンド結合領域をコードする遺伝子(Mer遺伝子)をレポーター遺伝子として接続したベクター。


【請求項2】
動物細胞で機能可能なプロモーターが、CMVプロモーターである請求項1記載のベクター。

【請求項3】
動物細胞で機能可能なプロモーターが、GAL4-UASプロモーターである請求項1記載のベクター。

【請求項4】
治療遺伝子にエストロゲンレセプターリガンド結合領域をIRES(Internal Ribosomal Entry Site)配列で接続した請求項1記載のベクター。

【請求項5】
ベクターが、プラスミドまたはウィルスベクターである請求項1記載のベクター。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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