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摺動材 コモンズ

国内特許コード P110005030
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2004-236902
公開番号 特開2006-057642
登録番号 特許第4257427号
出願日 平成16年8月17日(2004.8.17)
公開日 平成18年3月2日(2006.3.2)
登録日 平成21年2月13日(2009.2.13)
発明者
  • 岩井 善郎
  • 本田 知己
  • 米沢 晋
  • 南 直喜
出願人
  • 学校法人福井大学
発明の名称 摺動材 コモンズ
発明の概要

【課題】本発明は、金属及び樹脂がバランスよく分布して安定した特性を有する摺動材を提供することを目的とするものである。
【解決手段】熱可塑性樹脂の表面に金属メッキ処理により金属被膜を形成した多数の粉粒体を互いに接合させて一体成形することで、内部に金属をネットワーク状に形成させる。こうして作成された摺動材は、摺動面に金属及び樹脂がバランスよく分布して安定した耐摩耗性及び導電性を有するものとなる。特に、水中軸受に用いることで、電気的な導通性が安定して発揮されるようになる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


上述した摺動用部品では、従来より低摩擦性、耐摩耗性、熱的安定性等の観点から高分子材料が用いられている。例えば、特許文献1では、フッ素樹脂の粉末と銅あるいは銅合金の金属粉を混合して圧縮成形した後焼結して作成した軸受材が記載されている。また、特許文献2では、裏金の表面に、Cu合金粉末を焼結して多孔質の合金層を形成し、合金層に樹脂層を被覆含浸した複層樹脂摺動材が記載されている。また、特許文献3では、フッ素樹脂粉体の表面に、親水基を有する含フッ素化合物の被覆層を介して金属を付着させた金属付着フッ素樹脂粉体が記載されており、その用途として摺動材等の機械材料に用いることができる点が記載されている。

【特許文献1】特開平6-322210号公報

【特許文献2】特開2001-140893号公報

【特許文献3】特開平5-98452号公報

産業上の利用分野


本発明は、軸受、ピストンリング等の摺動用部品に用いられる摺動材に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
熱可塑性樹脂からなりほぼ同じ粒径を有する多数の粉粒体を互いに隙間なく接合して成形されている摺動材であって、少なくとも摺動面を含む領域に前記粉粒体群の接合部分に沿って金属がネットワーク状に担持されており、前記金属がネットワーク状に担持された領域には、前記金属の層厚を変化させて前記金属の含有率の異なる部分が形成されていることを特徴とする摺動材。

【請求項2】
前記金属がネットワーク状に担持された領域は、層状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の摺動材。

【請求項3】
前記金属がネットワーク状に担持された領域は、予めメッキ処理により前記金属の被膜が表面に形成された粉粒体を互いに接合して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の摺動材。

【請求項4】
前記金属は、Ni、Cu、Sn、Cr、Zn、Co、Ti、Al、Ag、Ni-P、Ni-B、Ni-Cu-P、Ni-Co-P、Ni-Cu-Bの群の中から選択されるひとつの金属である請求項1から3のいずれかに記載の摺動材。

【請求項5】
前記粉粒体を構成する熱可塑性樹脂は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ABS樹脂、ポリアミド(PA)、ポリスルフォン(PSU)、AS樹脂、ポリスチレン(PS)、塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、フッ化ビニリデン樹脂、PFA樹脂、ポリフェニレンエーテル(PFE)、メチルペンテン樹脂、メタクリル酸樹脂の群の中から選択されるひとつ以上の樹脂である請求項1から4のいずれかに記載の摺動材。

【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載の摺動材を摺動面に形成したことを特徴とする軸受。

【請求項7】
摺動部材又は被摺動部材のいずれか一方の摺動面に形成された請求項1又は2に記載の摺動材と、前記摺動部材及び前記被摺動部材を前記摺動材を介して電気的に接続状態として前記摺動部材及び前記被摺動部材の間の電気抵抗を検知する検知手段とを備えたことを特徴とする摩耗検知装置。
産業区分
  • 機械要素
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004236902thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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