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前立腺癌腫瘍マーカー コモンズ

国内特許コード P110005182
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2004-548109
登録番号 特許第4451784号
出願日 平成15年10月31日(2003.10.31)
登録日 平成22年2月5日(2010.2.5)
国際出願番号 JP2003014015
国際公開番号 WO2004039844
国際出願日 平成15年10月31日(2003.10.31)
国際公開日 平成16年5月13日(2004.5.13)
優先権データ
  • 特願2002-317348 (2002.10.31) JP
発明者
  • 吉貴 達寛
  • 上田 正道
出願人
  • TSSバイオテック株式会社
発明の名称 前立腺癌腫瘍マーカー コモンズ
発明の概要

本発明は、前立腺肥大症組織の上皮組織片又は上皮細胞で免疫した哺乳動物の免疫細胞と哺乳動物のミエローマ細胞とを融合して得られ、前立腺分泌細胞に対して反応するが間質には反応しないモノクローナル抗体を産生する、ハイブリドーマ又はそれに由来する細胞株に関する。

従来技術、競合技術の概要

前立腺癌は、60歳代より急激な患者人口の増加が認められ、70代では潜伏癌も含めて30%台にのぼる高齢者の高リスク癌の一つである。現状では、老人健診や、前立腺肥大等の疑いで精査されて発見されるケースがほとんどである。前立腺癌の診断においては、血尿等通常の一次検診で発見しやすい症状を呈さないことがほとんどであるために、見落とされることが多い。根治療法としては、原発巣の外科的切除が有効であることは他の癌と同じであるが、前立腺癌はしばしば早期段階での診断が困難であり、年齢と癌の進行度合いにより手術不能例が多く、転移(骨転移)が高率に起こって、予後不良となる例が多い。従って、前立腺癌の早期診断・治療を可能にする簡便で安価な技術開発は急務であった。
一方、前立腺癌の診断と経過観察のために有用な抗原として、前立腺特異抗原(PSA)(Wang MC,et al.,Invest Urol 17,159-163,1979)が知られているが、この抗原は、多くの他の腫瘍マーカーと同様に癌特異的ではない。従って、前立腺特異抗原分子そのものの存在は、必ずしも癌細胞の検出に有用ではなく、良性前立腺疾患による偽陽性の可能性を常に念頭におく必要があり、前立腺肥大症と前立腺癌を識別可能な診断技術が望まれていた。

産業上の利用分野

本発明は、前立腺癌の診断に有用なタンパク質、該タンパク質に特異的なモノクローナル抗体、該モノクローナル抗体を生産するためのハイブリドーマ及び該モノクローナル抗体を用いた前立腺癌の検出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 前立腺肥大症組織の上皮組織片又は上皮細胞で免疫した哺乳動物の免疫細胞と哺乳動物のミエローマ細胞とを融合して得られ、前立腺分泌細胞に対して反応するが間質には反応しないモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマであるクローン8-9E(受託番号FERM BP-08507)。
【請求項2】 請求の範囲第1項に記載のハイブリドーマが産生する、前立腺分泌細胞に対して反応するが間質には反応しないモノクローナル抗体。
【請求項3】 請求の範囲第2項に記載のモノクローナル抗体を用いて、試料中のMac-2結合タンパク質を免疫学的に測定し、前立腺癌を検出する方法。
【請求項4】 試料中のMac-2結合タンパク質を測定することにより、前立腺癌と前立腺肥大症とを識別する方法
【請求項5】 Mac-2結合タンパク質又はMac-2結合タンパク質の抗原決定基を有する65kDaの断片と特異的に反応するモノクローナル抗体を用いて、試料中のMac-2結合タンパク質を免疫学的に測定し、前立腺肥大症を検出せずに前立腺癌を検出する方法
【請求項6】 Mac-2結合タンパク質又はMac-2結合タンパク質の抗原決定基を有する65kDaの断片と特異的に反応するモノクローナル抗体を含む前立腺肥大症を検出しない前立腺癌診断薬。
【請求項7】 Mac-2結合タンパク質又はMac-2結合タンパク質の抗原決定基を有する65kDaの断片と特異的に反応するモノクローナル抗体を含む前立腺癌と前立腺肥大症とを識別する前立腺癌診断用キット。
産業区分
  • 微生物工業
  • 有機化合物
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2004548109thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
※ 疾患マーカー、創薬標的分子の研究は共に着実に進展しており、臨床応用のため
に提携企業を求めています。

詳細につきましては、下記の論文をご参照いただくだけでなく、最新の未発表デ
ータに関し、直接お問い合わせください。

1) Involvement of cancer biomarker C7orf24 in the growth of human osteosarcoma. Anticancer Res 31:1297-305,2011

2) Uroplakin III-Delta4 Messenger RNA as a Promising Marker to Identify Nonulcerative Interstitial Cystitis. J Urol 178:1322-1327, 2007


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