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癌の診断と治療において有用な新規ポリペプチド コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P110005183
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2006-514052
登録番号 特許第4712692号
出願日 平成17年2月1日(2005.2.1)
登録日 平成23年4月1日(2011.4.1)
国際出願番号 JP2005001736
国際公開番号 WO2005118811
国際出願日 平成17年2月1日(2005.2.1)
国際公開日 平成17年12月15日(2005.12.15)
優先権データ
  • 特願2004-164844 (2004.6.2) JP
発明者
  • 吉貴 達寛
  • 影山 進
  • 上田 正道
出願人
  • TSSバイオテック株式会社
発明の名称 癌の診断と治療において有用な新規ポリペプチド コモンズ 外国出願あり
発明の概要

本発明は、新規な癌マーカーを見出し、癌を効果的に検出できる方法を提供する。また、癌を予防又は治療するための医薬組成物を提供する。
本発明は、被検体由来の試料中のU7ポリペプチドの発現を検出することにより、癌を検出する方法に関する。

従来技術、競合技術の概要

肺癌、大腸癌、乳癌、前立腺癌、子宮癌、絨毛癌、膀胱癌、腎癌、甲状腺癌、耳下腺癌、頭頚部癌、脳腫瘍、骨・軟部肉腫、尿管癌、肝癌、卵巣癌、卵管癌、食道癌、胃癌等の癌はいずれも悪性の腫瘍であり、特に進行性の癌は治療が困難で多くの場合に致命的となる。従って、癌に対する対策としては癌腫の早期発見が最も重要な課題である。
上記のような癌の診断及び予後の観察には、従来から腫瘍マーカーとしてCEA、CA19-9等が報告され、用いられている。しかしながら、いずれも陽性率は20~30%程度にすぎず、特に早期癌においてはほとんどのマーカーが陰性を示す。また、上述のように進行した癌は治療成績が不良であり、早期発見が最も大きな効果をもたらすことから、新規かつ有用な腫瘍マーカーを発見することが期待されている。なお、抗原タンパク質マーカーを用いた分子生物学的診断方法としては、例えば特開平7-51065号公報、再表00/060073号公報、特表2000-511536号公報に記載のものが知られている。
癌の治療方法としては、癌組織の外科的な切除や全身性の抗癌剤投与等が行われている。しかしながら、前記のとおり、進行性に移行した癌の場合にはこれらの治療法も効果は少なく、また早期に発見した場合であっても、これらの治療法は患者に大きな身体的負担を負わせるという問題を有している。

産業上の利用分野

本発明は、癌の診断に有用なポリペプチド、該ポリペプチドの発現を検出することによる癌の検出方法、該ポリペプチドの機能又は発現を抑制する試薬を含む細胞増殖抑制剤、及び該細胞増殖抑制剤を含む癌の治療又は予防用医薬組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 被検体由来の試料中のU7ポリペプチドの発現を検出することにより、癌細胞を検出する方法であって、癌が尿路上皮癌及び肺癌からなる群より選択される、方法。
【請求項2】 癌が尿路上皮癌である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】 尿路上皮癌が膀胱癌である、請求項2記載の方法。
【請求項4】 U7ポリペプチド又はその断片と特異的に反応する抗体を用いて、試料中のU7ポリペプチドの発現を免疫学的に測定する、請求項1~3のいずれか1項記載の方法。
【請求項5】 尿路上皮癌及び肺癌からなる群より選択される癌を検出するための、U7ポリペプチドの発現を検出するための試薬を含む癌診断薬。
【請求項6】 U7ポリペプチドの発現を検出するための試薬が、U7ポリペプチド又はその断片と特異的に反応する抗体である請求項5記載の癌診断薬。
【請求項7】 尿路上皮癌を検出するための、請求項5又は6記載の癌診断薬。
【請求項8】 尿路上皮癌が膀胱癌である、請求項7記載の癌診断薬。
【請求項9】 請求項5~8のいずれか1項記載の癌診断薬を含む、尿路上皮癌及び肺癌からなる群より選択される癌を検出するための、癌診断用キット。
産業区分
  • 微生物工業
  • 有機化合物
  • 薬品
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中
※ 疾患マーカー、創薬標的分子の研究は共に着実に進展しており、臨床応用のため
に提携企業を求めています。

詳細につきましては、下記の論文をご参照いただくだけでなく、最新の未発表デ
ータに関し、直接お問い合わせください。

1) Involvement of cancer biomarker C7orf24 in the growth of human osteosarcoma. Anticancer Res 31:1297-305,2011

2) Uroplakin III-Delta4 Messenger RNA as a Promising Marker to Identify Nonulcerative Interstitial Cystitis. J Urol 178:1322-1327, 2007


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