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鳥類の誘導営巣具 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110005221
整理番号 P05-032
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2006-164204
公開番号 特開2007-330126
登録番号 特許第4852701号
出願日 平成18年6月14日(2006.6.14)
公開日 平成19年12月27日(2007.12.27)
登録日 平成23年11月4日(2011.11.4)
発明者
  • 杉田 昭栄
出願人
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 鳥類の誘導営巣具 コモンズ 新技術説明会
発明の概要


【課題】 鳥類特にカラス、カササギ等による送電線への営巣による被害防止のため、簡易な構造であるが鳥類の特性に合わせ営巣に至りやすいカラス等鳥類の誘導営巣具を得ることを目的とする。
【解決手段】下方に金属製棒状の主軸が立設され、前記主軸の頂部から少なくとも3個の金属製棒状の分枝が分岐して斜め上方に向かって放射状に突設され、前記各分枝先端部によって囲繞される例えば直径35cm~45cmにとられた営巣空間が確保可能とされている鳥類の誘導営巣具である。この結果、簡易な構造であるが、鳥類の営巣行動を効果的に誘導し営巣に至りやすく、送電線への事故対策用として有効な手段が得られる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


本発明者の著書である下記非特許文献に詳述されてるとおり、電力会社において送電線の鉄塔にカラス、カササギ等によって巣が作られ、該巣の中に木の枝だけではなく針金や金属製ハンガー等が混入することがあり、これに起因して送電線をショートさせて大きな停電事故を惹起したことがあった。(第65~67頁の記載)
この送電線へ事故対策として、コイルを電線に巻き付けるとか、電線に回転する管を通すとかして、送電線にカラスが止まろうとすると回転するようにした所謂カラス返しを設けるという提案がある。又、カラスの止まりやすい場所にテグスを張るとか、カラスが止まったり営巣してもよい場所(充電部から遠い比較的安全な部分)を設けることでカラスとの共存を図ることがなされている。(第68~69頁の記載)
このカラスとの共存を図る試みとして送電線から離れた鉄塔の内側隅部に四角形のテラス状又は皿状の誘導営巣具を配設固着したものがある。

【非特許文献1】杉田昭栄著「カラスとかしこく付き合う法」株式会社草思社2002年12月2日発行 第65~69頁

産業上の利用分野


本発明は、鳥類特にカラス、カササギ等による送電線への営巣による被害防止のための誘導営巣具の改良に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下方に金属製棒状の主軸が立設され、前記主軸の頂部から少なくとも3個の金属製棒状の分枝が分岐して斜め上方に向かって放射状に突設され、前記各分枝先端部によって囲繞される営巣空間が確保可能とされていることを特徴とする鳥類の誘導営巣具。


【請求項2】
分枝の数が4乃至5個であることを特徴とする請求項1に記載の鳥類の誘導営巣具。


【請求項3】
分枝先端部によって囲繞される営巣空間は直径35cm~45cmにとられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鳥類の誘導営巣具。


【請求項4】
分枝を下部分枝と上部分枝とに分割し中間に継手を介在させ、前記継手は軸方向に通し孔が穿設され側面にスリットが形成された本体を有し、前記上部分枝の下端部に間隔をおいてねじ孔が穿設され、前記通し孔下側に前記下部分枝の先端が固着され上側に前記上部分枝の下端部分が上下に摺動可能に挿着され、前記スリットから固着具を前記ねじ孔に螺合して前記上部分枝を前記本体に固着して前記分枝長さを調整可能としたことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の鳥類の誘導営巣具。


【請求項5】
分枝の表面に凹凸部及び/又は小枝状の細分枝を形成したことを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の鳥類の誘導営巣具。


【請求項6】
主軸の頂部に略多角体状の金属製ブロック材の支持体をおき、前記支持体の中央部から側周面に直交する方向に分枝数と同じ狭幅の溝部が穿設され、各溝部にそれぞれに各分枝が摺動可能に挿着され、前記溝部の一辺側は垂直平坦面にとられ他辺側は上向き広がり勾配の傾斜平坦面にとられ、前記垂直平坦面は中央部寄りにおかれ、前記傾斜平坦面は前記側周面側におかれ、前記各分枝は前記各溝部の底面を支点として移動可能とされ、前記各側周面に間隔をおいて穿設されたねじ孔から固着具をねじ込んで前記各溝部に挿着された前記各分枝を横垂直方向に押圧して前記各分枝の傾斜角を調整可能としたことを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の鳥類の誘導営巣具。
産業区分
  • その他農林水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006164204thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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