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脳の虚血監視モニタ コモンズ 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P110005262
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2004-112315
公開番号 特開2005-296062
登録番号 特許第3721408号
出願日 平成16年4月6日(2004.4.6)
公開日 平成17年10月27日(2005.10.27)
登録日 平成17年9月22日(2005.9.22)
発明者
  • 武田 吉正
  • 森田 潔
出願人
  • 学校法人岡山大学
発明の名称 脳の虚血監視モニタ コモンズ 実績あり 外国出願あり
発明の概要

【課題】 脳に対する酸素供給量の適否を監視可能な脳の虚血監視モニタを提供すること。
【解決手段】 脳の外表面に対して略垂直に配置可能な先端部をそれぞれ有する一対の光ファイバと、一方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して脳の外表面に対して紫外線を照射可能な照射部と、他方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して、上記紫外線により脳細胞が励起されて発行した蛍光を受光可能な受光部と、蛍光強度を表示可能なディスプレイ18とを備えている。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


一般に、脳動脈瘤の治療として、図11に示すようなクリッピング手術が行われている。このクリッピング手術では、動脈瘤100の上流側で脳動脈102に対してクリップ101をかけることにより、脳動脈102の血流を一旦停止させ、この状態で、動脈瘤100の付け根部分にクリップ103をかけることにより、動脈瘤100に対する血液流入を防止して、当該動脈瘤100の破裂を防止するようにしている。



そして、上記手順が完了すると、クリップ101を取り外して脳動脈102の血流を復帰させた後、クリップ103を脳内に留置した状態で患者の開頭部を閉塞することになる。

産業上の利用分野


本発明は、脳に対する酸素供給量の適否を判定するための装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
脳の外表面に向けて配置可能な先端部をそれぞれ有する一対の光ファイバと、
一方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して脳の外表面に対して紫外線を照射可能な照射部と、
他方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して、上記紫外線により脳細胞が励起されて発光した蛍光を受光可能な受光部と、
上記照射部による紫外線の照射・照射停止を制御するとともに、受光部により受光した蛍光の強度を算出可能な制御部と、
この制御部により算出された蛍光強度を表示可能な表示部とを備え
上記照射部は、光源と、この光源と光ファイバとの間に配置され、当該光源の光路を開放・遮断可能なシャッタとを備え、上記制御部は、シャッタの開放・遮断タイミングを制御するとともに、シャッタを開放する場合には少なくとも2秒以上開放し、この開放時間の間に累積された蛍光強度を算出することを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項2】
請求項1に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記各光ファイバは、塑性変形可能な帯状部材に対して、その幅方向に沿って並列に配置された状態で長手方向に沿って内蔵されており、この帯状部材は、頭骨に形成された開口部を通して当該頭骨の内面に沿って配索可能な配索部と、この配索部の厚み方向へ略直角に屈曲した屈曲先端部とを備えていることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記制御部は、制御開始後の初回に算出された蛍光強度と、2回目以降に算出された蛍光強度とに基づいて蛍光強度の変化率を算出し、この変化率を上記表示部に表示させることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項4】
請求項3に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記制御部は、上記蛍光強度変化率が所定値以上である場合に、脳に対する酸素供給量が不足している旨の判定をすることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項5】
請求項4に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記制御部は、上記蛍光強度変化率が所定値以上である場合の時間を累積するように構成され、この累積時間が所定時間以上となった場合に、脳に対する酸素供給量が、脳に低酸素性障害が発生し得る程度に不足している旨の判定をすることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項6】
請求項5に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記蛍光強度変化率の所定値は20%であり、上記累積時間の所定時間は18分であることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項7】
請求項4乃至請求項6の何れかに記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記受光部は、脳から反射した紫外線の反射光と、紫外線に応じて発光した蛍光とを個別に受光可能に構成され、上記制御部は、連続して算出された2の反射光強度について、前回算出された反射光強度よりも今回算出された反射光強度が増加している場合には、今回算出された蛍光強度についての上記蛍光強度変化率が所定値以上であっても、その時間を累積しないように構成されていることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項8】
脳の外表面に向けて配置可能な先端部をそれぞれ有する一対の光ファイバと、
一方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して脳の外表面に対して紫外線を照射可能な照射部と、
他方の光ファイバの基端部に接続され、この光ファイバを介して、上記紫外線により脳細胞が励起されて発光した蛍光を受光可能な受光部と、
上記照射部による紫外線の照射・照射停止を制御するとともに、受光部により受光した蛍光の強度を算出可能な制御部と、
この制御部により算出された蛍光強度を表示可能な表示部とを備え、
上記制御部は、制御開始後の初回に算出された蛍光強度と、2回目以降に算出された蛍光強度とに基づいて蛍光強度の変化率を算出し、この変化率を上記表示部に表示させるとともに、上記蛍光強度変化率が所定値以上である場合に、脳に対する酸素供給量が不足している旨の判定をすることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項9】
請求項8に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記各光ファイバは、塑性変形可能な帯状部材に対して、その幅方向に沿って並列に配置された状態で長手方向に沿って内蔵されており、この帯状部材は、頭骨に形成された開口部を通して当該頭骨の内面に沿って配索可能な配索部と、この配索部の厚み方向へ略直角に屈曲した屈曲先端部とを備えていることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項10】
請求項8又は請求項9に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記照射部は、光源と、この光源と光ファイバとの間に配置され、当該光源の光路を開放・遮断可能なシャッタとを備え、上記制御部は、シャッタの開放・遮断タイミングを制御するとともに、シャッタを開放する場合には少なくとも2秒以上開放し、この開放時間の間に累積された蛍光強度を算出することを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項11】
請求項8乃至請求項10の何れかに記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記制御部は、上記蛍光強度変化率が所定値以上である場合の時間を累積するように構成され、この累積時間が所定時間以上となった場合に、脳に対する酸素供給量が、脳に低酸素性障害が発生し得る程度に不足している旨の判定をすることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項12】
請求項11に記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記蛍光強度変化率の所定値は20%であり、上記累積時間の所定時間は18分であることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。

【請求項13】
請求項8乃至請求項12の何れかに記載の脳の虚血監視モニタにおいて、上記受光部は、脳から反射した紫外線の反射光と、紫外線に応じて発光した蛍光とを個別に受光可能に構成され、上記制御部は、連続して算出された2の反射光強度について、前回算出された反射光強度よりも今回算出された反射光強度が増加している場合には、今回算出された蛍光強度についての上記蛍光強度変化率が所定値以上であっても、その時間を累積しないように構成されていることを特徴とする脳の虚血監視モニタ。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004112315thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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