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生理活性判定方法、及び生理活性判定用キット コモンズ

国内特許コード P110005289
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2005-294550
公開番号 特開2007-097532
登録番号 特許第4830103号
出願日 平成17年10月7日(2005.10.7)
公開日 平成19年4月19日(2007.4.19)
登録日 平成23年9月30日(2011.9.30)
発明者
  • 金原 和秀
  • 下村 有美
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 生理活性判定方法、及び生理活性判定用キット コモンズ
発明の概要

【課題】 コロニーを形成する微生物集団をコロニーの形態を維持したまま、かつ生存させたまま染色して、微生物の生理活性を適格に判定することが可能な生理活性判定方法、及び生理活性判定用キットを提供する。
【解決手段】 微生物を濾過膜上に捕集して培養した後、該濾過膜の下面側から浸透させた蛍光染色液で前記濾過膜上の微生物を染色する。蛍光染色液中には、生細胞染色用蛍光染料と、該生細胞染色用蛍光染料と蛍光波長の異なる死細胞染色用蛍光染料とを含有させる。
【選択図】 図4

従来技術、競合技術の概要


蛍光標識を用いて細胞の生理活性を測定する方法は、動物細胞では様々なシステムが開発されている。例えば、アポトーシスや細胞周期などの測定は、測定用システムが市販されている。
一方微生物については、火炎固定やアルコール固定等により固定化してから、コロニー中の特定のDNA若しくはRNAを蛍光で検出するFISH法などによる観察が行われている。この場合、固定化により、コロニー中の微生物は総て死滅するので、微生物の生理活性は、特定遺伝子の発現状況等から、間接的に判定することになる。
これに対して、生細胞染色用蛍光染料と、該生細胞染色用蛍光染料と蛍光波長の異なる死細胞染色用蛍光染料とを含有する蛍光染色液で微生物を染色して、生菌数と死菌数とを個別に計数する技術が開発されている(特許文献1、2)。
また、微生物を濾過膜上に捕集して培養した後に、微生物を固定化しない状態で蛍光染料を上から滴下することにより染色して、コロニー数を計測する技術が開発されている(特許文献3)。

【特許文献1】特開2000-232897号公報

【特許文献2】特開2003-284592号公報

【特許文献3】特開平9-37794号公報

産業上の利用分野


本発明は、微生物の生理活性判定方法、及び生理活性判定用キットに関する。更に詳しくは、微生物のコロニー形成過程における生理活性の判定に好適な微生物の生理活性判定方法、及び生理活性判定用キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
微生物を濾過膜上に捕集して培養した後、該濾過膜の下面側から浸透させた蛍光染色液で前記濾過膜上の微生物を染色することを特徴とする微生物の生理活性判定方法。

【請求項2】
微生物を濾過膜上に捕集し、該捕集後の濾過膜を培地の上に置いて前記濾過膜上に捕集した微生物を培養した後、蛍光染色液の液滴上に該培養後の濾過膜を置くことにより、該濾過膜の下面側から浸透させた蛍光染色液で前記濾過膜上の微生物を染色することを特徴とする微生物の生理活性判定方法。

【請求項3】
前記培養を特定化合物の存在下で行い、該特定化合物の影響を評価する請求項1または2に記載の生理活性判定方法。

【請求項4】
前記蛍光染色液が、生細胞染色用蛍光染料と、該生細胞染色用蛍光染料と蛍光波長の異なる死細胞染色用蛍光染料とを含有する請求項1から3のいずれか一項に記載の生理活性判定方法。

【請求項5】
微生物を染色した後の前記濾過膜を風乾後、該濾過膜に浸漬油を浸透させ、その後該浸漬油を除去する請求項1からの何れか一項に記載の生理活性判定方法。

【請求項6】
微生物を染色した後の前記濾過膜上に励起光を照射し、蛍光顕微鏡で蛍光画像を観察する請求項1からの何れか一項に記載の生理活性判定方法。

【請求項7】
微生物を染色した後の前記濾過膜上に励起光を照射し、得られる蛍光強度を測定する請求項1からの何れか一項に記載の生理活性判定方法。

【請求項8】
請求項1からの何れか一項に記載の生理活性判定方法を行うための生理活性判定用キットであって、濾過膜と、生細胞染色用蛍光染料と、該生細胞染色用蛍光染料と蛍光波長の異なる死細胞染色用蛍光染料とを備えることを特徴とする生理活性判定用キット。
産業区分
  • 微生物工業
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005294550thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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