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コンクリート製ブロック及びその製造方法 コモンズ 実績あり 外国出願あり

国内特許コード P110005312
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2006-263591
公開番号 特開2008-082036
登録番号 特許第3937025号
出願日 平成18年9月27日(2006.9.27)
公開日 平成20年4月10日(2008.4.10)
登録日 平成19年4月6日(2007.4.6)
発明者
  • 且原 真木
  • 長谷川 廣海
  • 村瀬 幸信
  • 田中 直明
  • 山本 孝一
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
  • 八王寺工業株式会社
発明の名称 コンクリート製ブロック及びその製造方法 コモンズ 実績あり 外国出願あり
発明の概要


【課題】低コストであって取扱い性がよく、植物を長期的に育成可能なように土壌を充填した土壌収容部を備えたコンクリート製ブロック及びその製造方法を提供する。
【解決手段】土壌収容部を形成するための突部を設けた型枠でコンクリート製ブロックを形成する第1の工程と、形成されたコンクリート製ブロックの土壌収容部に、酸性土と、腐葉土と、でんぷん系接着剤と、水とを混練した土壌を充填し、次いで、培養土とでんぷん系接着剤と、水とを混練した土壌を充填する第2の工程とによりコンクリート製ブロックを形成する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来、擁壁の施工や護岸工事などでは、コンクリート製ブロックを積み上げたり、あるいはコンクリートを型枠成形したりしてコンクリート壁が形成されているが、形成されたコンクリート壁は無機的で味気なく、しかも夏場には、コンクリート壁に太陽熱が蓄積されて夜間に蓄積された熱の放出が生じて気温低下を阻害することとなっていた。



そこで、昨今では、国の指導等により、コンクリート壁を緑化することが検討されている。すなわち、コンクリート壁を緑化することにより、無機的な印象を与えにくくするとともに、蓄熱作用の抑制を図っている。



しかしながら、コンクリートはアルカリ性であるために、コンクリート自体に植物が根付くことが不可能であり、例えば、コンクリート構造物に適量の土壌を収容する土壌収容部を形成して植物を植えたとしても、土壌がアルカリ化されることにより数年を経ずして植物が枯死することとなっていた。



そこで、植物を根付かせる植生領域を設けたコンクリート製ブロックなどでは、コンクリートの表面を樹脂膜で被覆して水とコンクリートとの接触を防止して、コンクリートからのアルカリ成分の溶出を防止したり(例えば、特許文献1参照。)、多孔質コンクリートの空孔部分に収容する植生用の土壌に陽イオン交換体を含有させてコンクリートから溶出したアルカリ成分を中和したりする方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。

【特許文献1】特開平08-144286号公報

【特許文献2】特開平08-205671号公報

産業上の利用分野


本発明は、コンクリート製ブロック及びその製造方法に関するものであり、特に、植生用の土壌が充填される土壌収容部を備えたコンクリート製ブロック及びその製造方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
植生用の土壌が充填される土壌収容部を備えたコンクリート製ブロックにおいて、
前記土壌収容部には、酸性土と腐葉土とを混合した土壌を充填したことを特徴とするコンクリート製ブロック。

【請求項2】
植生用の土壌が充填される土壌収容部を備えたコンクリート製ブロックにおいて、
前記土壌収容部には、酸性土と、腐葉土と、でんぷん系接着剤と、水とを混練した土壌を充填したことを特徴とするコンクリート製ブロック。

【請求項3】
前記土壌の表層に、培養土を含有した所定厚みの培養土層を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンクリート製ブロック。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載のコンクリート製ブロックにおいて、多孔質コンクリート製としたことを特徴とするコンクリート製ブロック。

【請求項5】
植生用の土壌が充填される土壌収容部を形成するための突部を設けた型枠でコンクリート製ブロックを形成する第1の工程と、
形成されたコンクリート製ブロックの前記土壌収容部に、酸性土と、腐葉土と、でんぷん系接着剤と、水とを混練した土壌を充填する第2の工程と
により植生用の土壌が充填されたコンクリート製ブロックを製造する製造方法であって、
前記第2の工程は、
前記第1の工程で形成された前記土壌収容部を上方に向けて、この土壌収容部に前記土壌を充填するステップと、
前記土壌収容部に充填した前記土壌上に培養土を含有した培養土層を形成するステップと
を有するコンクリート製ブロックの製造方法。

【請求項6】
前記培養土層は、前記培養土にでんぷん系接着剤と水とを加えて混練して、前記土壌収容部に充填された前記土壌上に充填して形成することを特徴とする請求項5記載のコンクリート製ブロックの製造方法。

【請求項7】
前記第2の工程において、前記培養土層の形成後に、
前記土壌収容部を被覆する被覆板を前記コンクリート製ブロックに装着するステップと、
前記コンクリート製ブロックを上下反転させて前記土壌収容部を下方に向けるステップと、
前記コンクリート製ブロックに振動を加えるステップと
を有することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のコンクリート製ブロックの製造方法。

【請求項8】
前記第2の工程において、前記培養土層の形成後に、前記土壌収容部部分に植生させる植物を前記培養土層に配置して、前記被覆板を装着していることを特徴とする請求項7記載のコンクリート製ブロックの製造方法。
産業区分
  • 土工
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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