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基板、及び標的物質の定量方法 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P110005323
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2006-548694
登録番号 特許第4882071号
出願日 平成17年8月19日(2005.8.19)
登録日 平成23年12月16日(2011.12.16)
国際出願番号 JP2005015581
国際公開番号 WO2006064591
国際出願日 平成17年8月19日(2005.8.19)
国際公開日 平成18年6月22日(2006.6.22)
優先権データ
  • 特願2004-360631 (2004.12.13) JP
発明者
  • 小阪 淳
  • 佐々木 順造
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 基板、及び標的物質の定量方法 コモンズ 外国出願あり
発明の概要

本発明は、細胞レベルで絶対量として標的物質を定量することを可能とする基板、及び当該定量方法を提供することにある。本発明の基板は、プローブと結合性を有し、かつ複数の濃度勾配を有する断片を含む濃度勾配スポット部と、前記プローブと結合性を有する標的物質を含有する標本を設置するための標本設置部とを有することを特徴とする。

従来技術、競合技術の概要

一般的に、遺伝子発現の従来解析として、ノーザンブロット、スロットおよびドットブロット、RNaseプロテクション定量法、RT-PCRなどを挙げることができる。また、一定のアフィニティー相互作用を利用した同定法として、免疫スクリーニング法なども採用されている。
さらに、組織学的および細胞学的試料についてin situハイブリダイゼーション法(ISHともいう)は、RNA発現の研究や正常および疾病状態における特異的遺伝子の役割を認識するための有益な手段である。
このような例として、細胞内のmRNAを定量するためのin situハイブリダイゼーション法がある(特表2001-509662)。この方法は、A.少なくとも1つの基材上で、2以上の物理的に区別される細胞の試料を培養し、B.該細胞の細胞形態内に核酸を保存し保持する固定液と該細胞とを接触させ、C.それにより、標識化核酸プローブが形態学的に無傷の細胞を透過し、標的核酸配列とハイブリダイズする条件下で、該標識化核酸プローブに固定された細胞を暴露し、ついで、D.該標的核酸配列にハイブリダイズする該プローブの量を検出する、工程を含むことを特徴とする、形態学的に無傷の細胞において、標的核酸配列の量を定量することを特徴とする。

【特許文献1】特表2001-509662

産業上の利用分野

本発明は、基板、及び遺伝子転写産物など標的物質の定量方法に関し、特に、アフィニティー相互作用を利用した標的物質の定量に用いることが可能な基板、及び定量方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】 プローブと結合性を有し、かつ複数の濃度勾配を有する断片を含む濃度勾配スポット部と、前記プローブと結合性を有する標的物質を含有する標本を設置するための標本設置部とを有する基板。
【請求項2】 前記プローブが、核酸、タンパク質、抗原、抗体、ペプチドからなる群から選択される少なくとも1種である請求項1記載の基板。
【請求項3】 前記プローブが、核酸である請求項1又は2記載の基板。
【請求項4】 前記濃度勾配スポット部が、複数の列で構成されている請求項1記載の基板。
【請求項5】 前記複数の列のうち、一方がセンス鎖、他方がアンチセンス鎖で構成される請求項4記載の基板。
【請求項6】 基板が、ガラスである請求項1~5項のいずれか1項記載の基板。
【請求項7】 前記標本が、調査したい臓器、組織、器官、細胞、器官系、細胞群からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1~6項のいずれか1項記載の基板。
【請求項8】 前記標的物質が、タンパク質、抗原、抗体、核酸からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1~7項のいずれか1項記載の基板。
【請求項9】 前記標的物質が、MMP、P53、カドヘリン、β-カテニン、ras、VEGF、NFκBからなる群から選択される少なくとも1種由来の分子である請求項8記載の基板。
【請求項10】 プローブと結合性を有し、かつ複数の濃度勾配を有する断片を含む濃度勾配スポット部と、前記プローブと結合性を有する標的物質を含有する標本とを設置した基板を用い、前記断片とプローブとをアフィニティー相互作用させることにより得られた濃度と強度の検量線に基づき、前記標本中に存在する前記標的物質を定量することを特徴とする標的物質の定量方法。
【請求項11】 前記標的物質の定量を、レーザー顕微鏡、蛍光顕微鏡、又は蛍光検出器により行う請求項10記載の方法。
【請求項12】 標本が、調査したい臓器、組織、器官、細胞、器官系、細胞群からなる群から選択される少なくとも1種である請求項10又は11記載の方法。
【請求項13】 前記標的物質が、タンパク質、抗原、抗体、核酸からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1~7項のいずれか1項に記載の基板を用いる請求項10~12のいずれか1項記載の方法。
【請求項14】 請求項1~9項のいずれか1項に記載の基板を用いて、プローブを、前記複数の濃度勾配を有する断片とアフィニティー相互作用させることにより得られた濃度と強度との検量線を作成し、当該検量線に基づき、前記プローブと結合性を有する標的物質を含有する標本中に存在する前記標的物質を定量することを特徴とする標的物質の定量方法。
【請求項15】 前記プローブと、前記複数の濃度勾配を有する断片及び前記標的物質と、のアフィニティー相互作用を、一体として行う請求項14記載の方法。
産業区分
  • 治療衛生
  • 微生物工業
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中
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