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二次元磁気特性測定装置 コモンズ

国内特許コード P110005335
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2007-059616
公開番号 特開2008-224269
登録番号 特許第4910149号
出願日 平成19年3月9日(2007.3.9)
公開日 平成20年9月25日(2008.9.25)
登録日 平成24年1月27日(2012.1.27)
発明者
  • 高橋 則雄
  • 中野 正典
  • 宮城 大輔
出願人
  • 学校法人岡山大学
発明の名称 二次元磁気特性測定装置 コモンズ
発明の概要

【課題】 励磁コイルを試料の対角線方向に巻くことで、巻数に対する磁路長を等しくして磁束密度の分布をより均一化する。
【解決手段】 四角形をした内側励磁コイルの周囲に内側励磁コイルの巻き方向と直交する方向にコイルを巻いた同じく四角形をした外側励磁コイルを配置し、内側励磁コイルの中に正方形の試料を隣り合う辺が内側及び外側励磁コイルの巻き方向とそれぞれ平行に設定して収容するとともに、内側及び外側励磁コイルに電流を流して試料中を各々の電流値で合成された方向に通行する磁束を発生させる二次元磁気特性測定装置において、内側及び外側励磁コイルを、二等辺三角形をした巻枠に対して底辺と平行で、かつ、互いに試料の対角線方向に直交させて巻いて底辺同士を合わせた四角形に形成したことを特徴とする二次元磁気特性測定装置。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要


けい素鋼板等の電磁鋼板において、圧延方向と異なる方向に磁束が通った場合の磁気特性を検討するためには、異方性を考慮した、所謂、二次元磁気特性測定が必要になる。この要請に応えて種々の二次元磁気特性測定装置が実用化されており、例えば、特許文献1に示されるものがある。しかしながら、この先行例のものは、試料に設定される測定区域が空気中に開放されているため、その高い磁気抵抗によって十分な磁束密度を上げられず、機能面において物足らない。



そこで、本発明者等は、試料を完全に励磁コイルの中に閉じ込めるとともに、特殊なコイル及びヨークを用いてほぼ完全な閉磁路を構成できる非常に有用な測定装置を発表している(非特許文献1)。しかしながら、この装置では、励磁方向に直角な方向の閉磁路を形成するための補助ヨークを使用している関係で、磁力線が直進せずに左右の補助ヨークに向かって広がる(試料中の測定区域を通る磁力線を上方から見ると、入口側、出口側ともに外方に向かって湾曲しており、この湾曲の程度が大きい)という問題があった。このため、測定区域における磁束密度の均一性に欠け、測定精度が十分ではなかった。

【特許文献1】特開2005-69933号公報

【非特許文献1】岡山大学:二次元磁気特性測定装置の改良 社団法人電気学会 1998

産業上の利用分野


本発明は、電磁鋼板が有する磁気異方性及び回転鉄損等を測定するための二次元磁気特性測定装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】 [手続補正20110928]  コイルを巻いて四角形をした内側励磁コイルの周囲に内側励磁コイルの巻き方向と直交する方向にコイルを巻いて同じく四角形をした外側励磁コイルを配置し、内側励磁コイル中に試料を収容するとともに、内側及び外側励磁コイルに電流を流して試料中を各々の電流値で合成された方向に通行する磁束を発生させる二次元磁気特性測定装置において、内側及び外側励磁コイルを、二等辺三角形をした巻枠に対して底辺と平行に巻いて底辺同士を合せて四角形に形成したことを特徴とする二次元磁気特性測定装置。
【請求項2】 [手続補正20110928]  内側及び外側励磁コイルそれぞれの巻枠の底辺同士が接合、分離可能に構成される請求項1の二次元磁気特性測定装置。
【請求項3】 [手続補正20110928]  内側及び外側励磁コイルそれぞれの巻枠が底辺同士を合わせると正方形に形成される請求項1又は2の二次元磁気特性測定装置。
【請求項4】 [手続補正20110928]  試料の相対向する二辺にそれぞれ補助ヨークを接続するとともに、補助ヨークをそれぞれの辺の外側で内外に隣接する内側及び外側励磁コイルを貫通させて延出させ、補助ヨークの延出した部分から上下ヨークを渡し掛けた請求項1~3いずれかの二次元磁気特性測定装置。
【請求項5】 [手続補正20110928]  外側巻枠のそれぞれの頂点に内部と外部を連通する開口を形成し、一方の開口から吸気して外側巻枠の内部に冷却用の空気を流通させる請求項1~4いずれかの二次元磁気特性測定装置。
産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007059616thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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