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線量計測方法及びこの線量計測方法に用いるファントム並びにX線撮影装置 コモンズ

国内特許コード P110005390
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2008-554044
登録番号 特許第5207138号
出願日 平成20年1月16日(2008.1.16)
登録日 平成25年3月1日(2013.3.1)
国際出願番号 JP2008050385
国際公開番号 WO2008087952
国際出願日 平成20年1月16日(2008.1.16)
国際公開日 平成20年7月24日(2008.7.24)
優先権データ
  • 特願2007-007379 (2007.1.16) JP
発明者
  • 勝田 稔三
  • 五反田 留見
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 線量計測方法及びこの線量計測方法に用いるファントム並びにX線撮影装置 コモンズ
発明の概要

より簡便にX線が照射されている全領域の照射線量を計測可能な線量計測方法及びこの計測方法に用いるファントム並びにX線撮影装置を提供する。
ファントムにフィルム型線量計を装着して線量を計測する際に、フィルム型線量計を、回転するX線源の回転中心が位置する中心軸を含む平面、または中心軸を横断する平面に沿ってファントムに配置する。特に、ファントムでは、フィルム型線量計が配設される平面に沿って少なくとも第1の基体と第2の基体とに分割するとともに、この第1の基体と第2の基体とでフィルム型線量計を挟持固定する。

従来技術、競合技術の概要


従来、コンピューテッド・トモグラフィー(以下、単に「CT」という)による検査では、人体を輪切り状とした画像を生成しているが、この画像を生成するための撮影においては、X線を照射するX線源を被検者である人体の体軸周りに回転させながらX線を照射している。



したがって、人体には360°の方向からX線が照射されており、一般的な胸部X線撮影などよりもX線に長時間晒されることとなるので、X線による被ばくの問題が生じるおそれがあった。



そこで、X線源からのX線の照射線量が適正レベルであるかを判断するために、あらかじめ照射線量が計測されている。特に、CTによる検査の場合には360°の方向からX線が照射されているため、このような場合の照射線量を計測するために、円柱形状としたアクリル材で形成したファントムが用いられている。



この円柱形状のファントムには、所定位置にペンシル状の線量計を挿入可能とした挿入孔を設けており、この挿入孔にペンシル状の線量計を挿入してX線の照射線量を計測している(例えば、特許文献1参照。)。



このようなファントムを用いることによって、所定位置でのX線の照射線量を計測することは可能であるが、計測されるのは線量計が配置された所定の領域の照射線量だけであり、ピンポイント的な計測しかできなかった。



そこで、平板状の蛍光ガラス線量計を用いて二次元的に照射線量を計測可能とした照射線量の計測方法が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。

【特許文献1】特開2005-185328号公報

【特許文献2】特開2006-047009号公報

産業上の利用分野


本発明は、X線撮影装置における線量計測方法、及びこの線量計測方法に用いるファントム、並びにX線撮影装置であって、特に、X線撮影装置がマルチ・ディテクター・コンピューテッド・トモグラフィー、またはフラット・パネル・コンピューテッド・トモグラフィーなどのように、ベッド上に横たわった被検者の体軸周りを回転するX線源を備えているものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
X線源を回転させながらX線による撮影を行うX線撮影装置のX線の線量をファントムに装着したフィルム型線量計で計測する線量計測方法において、
前記ファントムには、回転する前記X線源の回転中心が位置する中心軸を含む平面、または前記中心軸を横断する平面に沿って前記フィルム型線量計を配置し
前記ファントムは円柱形または楕円柱形とし、前記フィルム型線量計が配設される平面に沿って少なくとも第1の基体と第2の基体とに分割するとともに、この第1の基体と第2の基体とで前記フィルム型線量計を挟持固定することを特徴とする線量計測方法。

【請求項2】
前記ファントムには周面に沿ってフィルム型線量計を装着することを特徴とする請求項1に記載の線量計測方法。

【請求項3】
X線源を回転させながらX線による撮影を行うX線撮影装置のX線の線量を計測する際に使用するファントムにおいて、
回転する前記X線源の回転中心が位置する中心軸を含む平面、または前記中心軸を横断する平面に沿ってフィルム型線量計を配置し、
前記フィルム型線量計が配設される平面に沿って少なくとも第1の基体と第2の基体とに分割するとともに、この第1の基体と第2の基体とで前記フィルム型線量計を挟持固定することにより円柱形または楕円柱形となることを特徴とするファントム。

【請求項4】
ベッド上に横たわった被検者の体軸周りにX線源を回転させてX線による撮影を行うX線撮影装置において、
前記X線源の回転中心が位置する中心軸を含む平面、または前記中心軸を横断する平面に沿ってフィルム型線量計を配置したファントムを用いて、前記X線源から照射されたX線の線量の検出及び/または線量較正され
前記フィルム型線量計は、前記X線源の回転中心が位置する中心軸を含む平面、または前記中心軸を横断する平面で分割されるファントムによって挟持固定されていることを特徴とするX線撮影装置。
産業区分
  • 治療衛生
  • 電子応用機器
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2008554044thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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