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顎顔面インプラント治療のための骨質検査方法 コモンズ

国内特許コード P110005394
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2009-149300
公開番号 特開2010-032502
登録番号 特許第5320183号
出願日 平成21年6月24日(2009.6.24)
公開日 平成22年2月12日(2010.2.12)
登録日 平成25年7月19日(2013.7.19)
優先権データ
  • 特願2008-166676 (2008.6.26) JP
発明者
  • 植野 高章
出願人
  • 国立大学法人 岡山大学
発明の名称 顎顔面インプラント治療のための骨質検査方法 コモンズ
発明の概要 【課題】本発明は、顎顔面インプラント治療のための、新規な骨質検査方法を提供することを課題し、骨質検査方法に使用する検査用キットを提供することを課題とする。
【解決手段】顎顔面インプラント治療のために採取した骨組織から組織切片を作製し、von Kossa染色し、染色面積を測定することにより、より正確な骨質が検査可能である。本発明のキットには、組織切片をのせるためのプレパラート用ストリップと、染色剤が含まれる。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


インプラントとは、欠損あるいは外傷を受けた部位に埋め込むために、人工的に作製した器官・組織の代替物またはそれを埋め込むことをいい、人工関節、義歯、腱、血管などが挙げられる。特に顎、顔面インプラントは、例えば歯周病、外傷やその他の重篤な疾病等によって不幸にも喪失した歯の替わりに用いられ、例えばチタン性の人工歯根を顎骨に埋入することで、人工歯根(インプラント)と骨の強力な結合をなし、その上に人工の歯を作製して歯を再建するものがあげられる。インプラントの治療方法は、歯の咬合や咀嚼機能を回復する最新の歯科治療で、現在急速に普及しつつある。また、近年ではミニインプラントと呼ばれるインプラントを顎の骨に埋め込み、入れ歯を安定化させたり、歯列矯正のために用いられる場合もある。



インプラント技術で重要なことは、顎骨内の骨とインプラントが確実に結合することであり、この結合には顎骨の骨質が深く関与することがすでに報告されている(非特許文献1)。このような顎骨の骨質は、従来では歯科用パノラマX線写真やCT(Computed tomography)写真を撮影して検査し、判断を行ってきた(非特許文献2,3)。



従来行われてきた歯科用パノラマX線写真やCT写真による検査では、顎骨骨量の把握は可能であるが、その内部の骨質についての評価は不十分であった。特に萎縮した顎骨に、自家骨移植や人工骨を用いた骨造成手術後のような複雑な骨質を持つ顎骨の精密な術前診断は、インプラント治療を成功させるためには不可欠である。また、骨質の状態は、インプラント埋入手術後、骨とインプラント表面の十分な結合までの期間、すなわち治癒期間を決定するのにもっとも重要な要素であるが、インプラント埋入される骨質の正確な診断はいまだ確立されていない。

産業上の利用分野


本発明は、顎顔面インプラント治療のための骨質検査方法に関し、さらには骨質検査方法に使用する検査用キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
インプラント治療前に採取された顎顔面由来骨組織試料をvon Kossa染色することを特徴とする顎顔面インプラント治療期間決定評価のための骨質検査方法。

【請求項2】
以下の1)~5)の工程を含む、請求項1に記載の骨質検査方法:
1)インプラント治療前に採取された顎顔面由来骨組織試料を固定し、包埋ブロックを作製する工程;
2)上記1)の包埋ブロックから切片を作製する工程;
3)上記2)の組織切片をプレパラート用ストリップにのせる工程;
4)ストリップ上の組織切片を染色する工程;
5)ストリップ上の組織切片内の染色組織面積比率を計測する工程。

【請求項3】
顎顔面インプラント治療期間決定評価が、歯科分野のインプラント治療期間決定評価である、請求項1または2に記載の骨質検査方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009149300thum.jpg
出願権利状態 登録
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