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内視鏡用局注剤 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110005498
整理番号 27
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2005-300903
公開番号 特開2007-075569
登録番号 特許第4761921号
出願日 平成17年9月13日(2005.9.13)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
登録日 平成23年6月17日(2011.6.17)
発明者
  • 山崎 雅弘
  • 久米 恵一郎
出願人
  • 学校法人産業医科大学
発明の名称 内視鏡用局注剤 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】高周波ナイフを用い、熟練を要する経内視鏡的なトラクションが必要な現行の内視鏡的粘膜下層剥離術を安全容易に実施するために、高周波ナイフ等による通電切除という手法を用いずに、粘膜下層へ注入する高粘性物質自体の容積により内視鏡的な鈍的剥離を完成させるシステムを提供することを課題とする。
【解決手段】内視鏡的粘膜下層剥離術の切除効率・手技の容易化・安全性を高めるために開発された薬剤の性状、その薬剤と薬剤を注入可能とする穿刺注入針の開発及びそれらを用いて施行する内視鏡的粘膜下層剥離術の手法、およびその薬剤を注入をしやすくする工夫により課題を解決する。
【選択図】 図6

従来技術、競合技術の概要

近年、食道や胃を含む全消化管の早期癌に対して、開腹せずに内視鏡を用いて病変部を切除する内視鏡的粘膜切除術が行われている。切除を予定する部位の下層に生理食塩水等を注入して病変部を隆起させ、スネアー等によるループワイヤー式の切除処置具を用いて絞扼後、高周波等により通電切除する。この方法には、特許文献1-2に示すような内視鏡の先端に装着されるフードないしキャップに爪部を設け、これにループ状にスネアーを配して吸引切除する方法や、特許文献3に示すようなフードないしキャップの外周にスネアーのワイヤーループを係止させておく方式のもの等がある。


また、特許文献4に示すように切除を予定する部位の下層に生理食塩水ではなく、高粘性物質のヒアルロン酸ナトリウムを用いることにより形成された隆起の持続維持が可能となり安定した状態での病変切除ができるようにした発明もある。


さらに、平坦でかつ巨大な病変を切除するために、特許文献5-6に示すように切除を予定する部位の下層に膨張可能なバルーンを挿入して、これに流体を注入することにより鈍的に剥離して切除する発明がある。



【特許文献1】 実開平6-75402号報



【特許文献2】 特開2004-230139号報



【特許文献3】 特開平9-66019号報



【特許文献4】 特開2001-192336号報



【特許文献5】 特開2005-7161号報



【特許文献6】 特開2005-177135号報

産業上の利用分野

本発明は、局所注入医薬とそれを注入する穿刺注入針に関するものであり、前者はカルボキシメチルセルロースナトリウムもしくはカルメロースナトリウムに代表される粘性物質を主成分とするものであり、後者はこれらの医薬を注入可能にする注入針の口径に関するものである。さらに、これらの発明を用いて安全・容易に消化管腫瘍を治療する内視鏡的粘膜切除術・粘膜下層剥離術に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
内視鏡的粘膜下層剥離術又は内視鏡的粘膜切除術において粘膜下層に注入する溶液からなる内視鏡用局注剤であって、
前記溶液は、カルボキシメチルセルロースナトリウムの溶液で、且つ、針径21ゲージの内視鏡用穿刺注入針では粘膜下層に注入することができず、針径18ゲージもしくはこれより太い内視鏡用穿刺注入針により粘膜下層に注入することが可能な濃度に調製され、且つカルボキシメチルセルロースナトリウムの濃度が1.5~3.5W/V%であることを特徴とする内視鏡用局注剤。
産業区分
  • 治療衛生
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005300903thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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