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リザーバーバッグ付マスク コモンズ 実績あり

国内特許コード P110005504
整理番号 49
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2009-246072
公開番号 特開2010-148859
登録番号 特許第5547452号
出願日 平成21年10月27日(2009.10.27)
公開日 平成22年7月8日(2010.7.8)
登録日 平成26年5月23日(2014.5.23)
優先権データ
  • 特願2008-297175 (2008.11.20) JP
発明者
  • 矢寺 和博
  • 曽我部 靖博
出願人
  • 学校法人産業医科大学
発明の名称 リザーバーバッグ付マスク コモンズ 実績あり
発明の概要 【課題】マスク装着時にコネクタチューブのリザーバーバッグとの接続部位が閉塞されることを防止できるリザーバーバッグ付マスクを提供する。
【解決手段】口及び鼻を覆うマスク体2と、マスク体2の酸素導入口2cに連通し膨縮可能なリザーバーバッグ3と、マスク体2の酸素導入口2cとリザーバーバッグ3との間を連結する管で中間部分に酸素チューブ20が連結する連結孔が開口形成されたコネクタチューブ4とを備えたリザーバーバッグ付マスク1において、リザーバーバッグ3を、膨張させた状態において、頭部を後屈せず自然位の頭部の位置を保った状態の仰臥位のヒトの顎下部、頸部、及び鎖骨上窩の間の空間に収まる形状に形成した。これにより、リザーバーバッグ3の折れ曲がりが防止でき、コネクタチューブ4との接続部位が塞がれてリザーバーバッグ3とマスク体との間で酸素もしくは高濃度酸素空気の往来が遮断されることが防止できる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



従来から、医療現場では、傷病者に高濃度酸素を投与する酸素マスクとしてリザーバーバッグ付マスクが広く使用されている(例えば、特許文献1-6,非特許文献1参照)。図5に、一例として、特許文献1に記載の非再呼吸酸素マスクを示す。リザーバーバッグ付マスクである非再呼吸酸素マスク100は、マスク体101、リザーバーバッグ102、コネクタチューブ103、エラスティックストラップ104、ノーズクリップ105、及び排気バルブ106を備えている。





マスク体101は、患者120の下顎から鼻頭にかけての顔面を覆面するように装着される。このマスク体101は、伸縮自在なゴム紐からなるエラスティックストラップ104によって、患者120の頭部に固定される。患者120の鼻に対応するマスク体101の中央付近の部分は、鼻の形状に合わせて隆起部101aが形成されている。この隆起部101aの口側の傾斜面に、マスク体101内に酸素もしくは高濃度酸素空気を供給する酸素導入口101bが開口形成されている。また、隆起部101aの鼻頭ないし鼻背に相当する付近には、ノーズクリップ105が付設されており、隆起部101aの左右両側部には、マスク体101内の酸素もしくは高濃度酸素空気を排気するための逆止弁からなる排気バルブ106が配設されている。





リザーバーバッグ102は、酸素もしくは高濃度酸素空気を一時的に貯留するバッグであり、膨縮可能な気密袋で構成されている。リザーバーバッグ102の材質としては、通常は、透明又は半透明なポリ塩化ビニル(PVC)などが使用される(例えば、非特許文献1参照)。リザーバーバッグ102は、コネクタチューブ103によってマスク体101の酸素導入口101bに接続されている。コネクタチューブ103は、中間部分に、酸素チューブ107が接続される連結孔103aが形成されており、酸素チューブ107を通してこの連結孔103aからコネクタチューブ103に酸素もしくは高濃度酸素空気が導入される。





コネクタチューブ103に導入された酸素もしくは高濃度酸素空気は、リザーバーバッグ102に流入し、リザーバーバッグ102を膨張させる。そして、患者120の吸息運動によりコネクタチューブ103を通してリザーバーバッグ102からマスク体101内に酸素もしくは高濃度酸素空気が流入し、患者120に給気される。また、患者120の呼息運動によりマスク体101内に排出される酸素もしくは高濃度酸素空気は、排気バルブ106からマスク体101外へ排出される。





通常、患者120の1回換気量は500cc程度である。従って、酸素チューブ107をマスク体101に直接接続しただけでは、患者120の吸息に対して充分な換気量を確保することが難しい。リザーバーバッグ102は、そのために設けられており、患者120の吸息に対して充分な換気量を確保する役割を有する。





尚、特許文献2-6に記載のリザーバーバッグ付マスクも、基本的に同様のものである。

【特許文献1】

国特許第5,492,114号明細書

【特許文献2】

国特許第5,586,551号明細書

【特許文献3】

国特許公開第2008/0210242号明細書

【特許文献4】

国特許第5,143,061号明細書

【特許文献5】

国特許第5,701,886号明細書

【特許文献6】

国特許第7,360,538号明細書

【非特許文献1】

中貿易株式会社,「杭州京冷医療機器カタログ」,[online],2008年1月,杭州京冷医療機器有限公司,[平成20年9月20日検索]、インターネット〈URL:http://kyoling.net/catalogue/PDF-Catalogue2008-1.pdf〉,pp.24-25.

産業上の利用分野



本発明は、非再呼吸マスク(non-rebreathing mask)や高濃度マスク(high concentration mask)などとして使用されるリザーバーバッグ付マスクに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
口及び鼻を覆うように顔面に密着する縁辺を有し口及び外鼻を覆うドーム状に形成された隔壁を備え、該隔壁内に酸素もしくは高濃度酸素空気を導入する酸素導入口が開口形成されたマスク体と、
前記酸素導入口に連通し膨縮可能な気密袋であるリザーバーバッグと、
前記マスク体の前記酸素導入口と前記リザーバーバッグとの間を連結する管であり、中間部分に酸素チューブが連結する連結孔が開口形成されたコネクタチューブ
を備えたリザーバーバッグ付マスクであって、
前記リザーバーバッグは、膨張させた状態において、中央部が括れて左右両側端部が膨大した形状であって、頭部を後屈せず自然位の頭部の位置を保った状態の仰臥位のヒトの顎下部、頸部、及び鎖骨上窩の間の空間に収まる形状に形成されていることを特徴とするリザーバーバッグ付マスク。

【請求項2】
前記リザーバーバッグは、前頸部を取り巻く形状であることを特徴とする請求項に記載のリザーバーバッグ付マスク。

【請求項3】
前記コネクタチューブは左右二方向に分岐する枝管を備え、
前記リザーバーバッグは、左右の前記各枝管に接続された、左右2つの前記リザーバーバッグであって、頭部を後屈せず自然位の頭部の位置を保った状態の仰臥位のヒトの顎下部、頸部、及び鎖骨上窩の間の空間の左右にそれぞれ収まる形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載のリザーバーバッグ付マスク。

【請求項4】
前記コネクタチューブは、前記リザーバーバッグ内の空間に突入しており、この突入した部位の管側面に複数の通気口が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一記載のリザーバーバッグ付マスク。

【請求項5】
前記コネクタチューブは、前記リザーバーバッグ内の空間に突入しており、この突入した部位で2方向に分岐していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一記載のリザーバーバッグ付マスク。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2009246072thum.jpg
出願権利状態 登録


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