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インターフェイス コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P110005550
整理番号 2008-0080
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2009-052383
公開番号 特開2010-204036
登録番号 特許第4699535号
出願日 平成21年3月5日(2009.3.5)
公開日 平成22年9月16日(2010.9.16)
登録日 平成23年3月11日(2011.3.11)
発明者
  • 伊永 隆史
  • 高見澤 淳
出願人
  • 公立大学法人首都大学東京
発明の名称 インターフェイス コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】本発明は、液体クロマトグラフの展開溶媒として、有機溶媒を用いても、安定同位体比を精度良く分析することが可能な液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置、該液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置の液体クロマトグラフと安定同位体比質量分析装置を接続するインターフェイス及び該液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置を用いる分析方法を提供することを目的とする。
【解決手段】インターフェイス20は、HPLC10とIR-MS30を接続し、HPLC10から溶出された溶液に含まれる成分を、大気圧イオン化法を用いてイオン化することによりイオンを生成するイオン化部21と、イオン化部21で生成したイオンを案内する案内部22と、案内部22で案内したイオンを中性化することにより中性分子を生成する中性化部23と、中性化部23で生成した中性分子を酸化する酸化部24を有し、案内部22は、イオンガイド又はイオントラップを有する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


安定同位体比質量分析装置(IR-MS)は、窒素、二酸化炭素、二酸化硫黄等のガス中の安定同位体比を精密に分析することができるため、ガスクロマトグラフ(GC)や液体クロマトグラフ(LC)と接続して、用いられている。



GCと接続されたIR-MSとしては、Thermo Scientific irm-GC/MS(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)が知られており、GCから流出したガスを燃焼させて二酸化炭素を生成した後、炭素の安定同位体比を分析する。しかしながら、非揮発性物質や熱分解性物質を分析することができない。



一方、HPLCと接続されたIR-MSとしては、Thermo Scientific LC IsoLink(サーモフィッシャーサイエンティフィック社製)が知られており、特許文献1に開示されている。Thermo Scientific LC IsoLinkでは、LCの展開溶媒が水であるため、LCから溶出した液体を酸化して二酸化炭素を生成した後、水を除去して、炭素の安定同位体比を分析する。しかしながら、LCの展開溶媒として、有機溶媒を用いることができず、汎用性が低いという問題がある。



また、非特許文献1には、HPLCと接続されたIR-MSにおいて、HPLCから溶出した液体から有機溶媒を除去する際に、Universal Interface(Vestec)を用いることが記載されているが、有機溶媒を十分に除去できないため、安定同位体比を精度良く分析できないという問題がある。

産業上の利用分野


本発明は、液体クロマトグラフと安定同位体比質量分析装置を接続するインターフェイス、液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置及び分析方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
液体クロマトグラフと安定同位体比質量分析装置を接続するインターフェイスであって、
前記液体クロマトグラフから溶出された溶液に含まれる成分を、大気圧イオン化法を用いて、イオン化することによりイオンを生成するイオン化手段と、
該イオン化手段により生成されたイオンを案内する案内手段と、
該案内手段により案内されたイオンを中性化することにより中性分子を生成する中性化手段と、
該中性化手段により生成された中性分子を酸化する酸化手段を有し、
前記案内手段は、イオンガイド又はイオントラップを有することを特徴とするインターフェイス。

【請求項2】
前記イオン化手段は、前記液体クロマトグラフから溶出された溶液に含まれる成分を、大気圧イオン化法を用いて、プロトン化することによりイオンを生成し、
前記中性化手段は、電子銃を有することを特徴とする請求項1に記載のインターフェイス。

【請求項3】
前記案内手段は、前記イオン化手段により生成したイオンを案内する向きに対して、複数のオリフィスと、前記イオンガイド又は前記イオントラップが順次設けられており、該複数のオリフィスを用いて差動排気する差動排気手段がさらに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のインターフェイス。

【請求項4】
前記複数のオリフィスのうち、前記イオンを案内する向きにおける下流側に位置するオリフィスは、前記複数のオリフィスのうち、前記イオンを案内する向きにおける上流側に位置するオリフィスよりも鉛直上方に配置されていることを特徴とする請求項に記載のインターフェイス。

【請求項5】
前記案内手段は、前記イオン化手段により生成したイオンを案内する向きに対して、前記イオンガイド又は前記イオントラップと、オリフィスが順次設けられており、
該オリフィスは、前記イオンガイド又は前記イオントラップの中心軸の延長線上とは異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のインターフェイス。

【請求項6】
前記オリフィスは、前記イオンガイド又は前記イオントラップの中心軸の延長線に対して、鉛直上方に配置されていることを特徴とする請求項に記載のインターフェイス。

【請求項7】
前記案内手段は、前記イオン化手段により生成したイオンを案内する向きに対して、前記イオンガイド又は前記イオントラップと、オリフィスが順次設けられており、前記イオンガイド又は前記イオントラップと、該オリフィスの間に電圧を印加する手段がさらに設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のインターフェイス。

【請求項8】
請求項1乃至のいずれか一項に記載のインターフェイスを介して、液体クロマトグラフと安定同位体比質量分析装置が接続されていることを特徴とする液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置。

【請求項9】
請求項に記載の液体クロマトグラフ/安定同位体比質量分析装置を用いて、複数の成分を含む溶液を分析することを特徴とする分析方法。
産業区分
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009052383thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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