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癌治療用組成物 コモンズ

国内特許コード P110005613
整理番号 515
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2007-528119
登録番号 特許第4967137号
出願日 平成18年4月14日(2006.4.14)
登録日 平成24年4月13日(2012.4.13)
国際出願番号 JP2006307950
国際公開番号 WO2006112401
国際出願日 平成18年4月14日(2006.4.14)
国際公開日 平成18年10月26日(2006.10.26)
優先権データ
  • 特願2005-119290 (2005.4.18) JP
  • 特願2005-368258 (2005.12.21) JP
発明者
  • 北川 雅敏
  • 高 芸
  • 北川 恭子
出願人
  • 国立大学法人浜松医科大学
発明の名称 癌治療用組成物 コモンズ
発明の概要

【課題】 癌を治療するための方法と治療用組成物を提供する。
【解決手段】 GPR48と転移との関係を解明する研究を行った結果、GPR48が癌細胞の浸潤能を亢進させる機能を持ち、GPR48の発現を阻害する又はその機能を阻害することにより癌の転移浸潤能が阻害されることを見出した。本発明においては、中和抗体やアンタゴニスト等によりGPR48の機能を阻害し、又はsiRNAやアンチセンス等によりGPR48の発現を抑制することによって癌の浸潤転移を抑制する。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


癌の治療では、外科手術、放射線治療、免疫療法、化学療法等の治療法が行われており、それらの進歩により癌の治癒率は上昇している。しかしこれらの治療法は原発癌に限られ、転移性の高い癌は予後不良で治癒率は総じて低い。
一方、大腸癌、乳癌、胃癌、肺癌等の癌において、細胞周期制御因子であるCDK阻害タンパク質p27Kip1の発現量低下が見出され、p27Kip1の発現量が低下している癌では予後が悪いという報告がある(非特許文献1~3)。しかしp27Kip1の発現量低下で何故予後が悪いのかは不明であった。
なお本発明者らにより予後不良の癌及び癌細胞の転移浸潤性に関連することが解明されたGPR48は、7回貫通ドメインを有するタンパク質のスーパーファミリーに属するロイシンリッチリピートを含むGタンパク質結合レセプターであることは知られていたが、その機能は不明であった(非特許文献4,5)。




【非特許文献1】Nature Medicine 1997 Feb;3(2):222-5.

【非特許文献2】Nature Medicine 1997 Feb;3(2):227-30.

【非特許文献3】Nature Medicine 1997 Feb;3(2):231-4

【非特許文献4】Mol Endocrinol. 2004 Sep;18(9):2241-54. Epub 2004 Jun 10.

【非特許文献5】Mol Endocrinol. 1998 Dec;12(12):1830-45.

産業上の利用分野


この発明は、Gタンパク共役型受容体GPR48の発現を阻害する又はその機能を阻害することにより癌の転移浸潤能を阻害する癌治療用組成物とそのスクリーニング方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】Gタンパク共役型受容体GPR48をコードするポリヌクレオチド(配列番号1)の連続する19~27塩基の塩基配列に相当するオリゴリボヌクレオチド、又は該オリゴリボヌクレオチドとその相補的オリゴリボヌクレオチドから成る2本鎖RNAから成る癌治療用組成物。
【請求項2】前記塩基配列が配列番号5~9のいずれかである請求項1に記載の癌治療用組成物。
産業区分
  • 薬品
  • 有機化合物
  • 微生物工業
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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