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Vγ9Vδ2T細胞の増殖剤、活性化Vγ9Vδ2T細胞の製造方法およびこれらの利用 コモンズ 外国出願あり

国内特許コード P110005616
整理番号 40758
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2008-180749
公開番号 特開2010-017134
登録番号 特許第4281071号
出願日 平成20年7月10日(2008.7.10)
公開日 平成22年1月28日(2010.1.28)
登録日 平成21年3月27日(2009.3.27)
発明者
  • 岡村 春樹
  • 久保 秀司
  • 李 文
出願人
  • 学校法人兵庫医科大学
発明の名称 Vγ9Vδ2T細胞の増殖剤、活性化Vγ9Vδ2T細胞の製造方法およびこれらの利用 コモンズ 外国出願あり
発明の概要

【課題】非常に高い増殖効率で、抗腫瘍活性とサイトカイン産生能の高いVγ9Vδ2T細胞を増殖させることが可能なVγ9Vδ2T細胞の増殖剤、活性化Vγ9Vδ2T細胞の製造方法およびこれらの利用を提供する。
【解決手段】少なくとも、ゾレドロネート等のビスホスホネート、インターロイキン2およびインターロイキン18を含む、Vγ9Vδ2T細胞の増殖剤と増殖キット。また、該T細胞を含む医薬品。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


Vγ9Vδ2T細胞(Vγ9Vδ2Tリンパ球)は、腫瘍組織適合性抗原に拘束されることなく腫瘍細胞の排除や、細胞内寄生性の細菌および寄生虫に対する防衛に当たることのできる細胞として注目されており、現在ヒト末梢血から得られるVγ9Vδ2T細胞を用いた癌治療の研究が進められている。しかし、ヒト末梢血中に存在するVγ9Vδ2T細胞の数は少なく、免疫療法に用いるのに十分な数のVγ9Vδ2T細胞を得ることは容易ではない。



最近、骨粗鬆症の改善などに用いられているビスホスホネートが、がん細胞に直接作用して抗腫瘍作用を示すとともに、γδT細胞に作用してその増殖や活性化を促すことが明らかになった(非特許文献1)。このようにして増殖したγδT細胞は、強い抗腫瘍細胞活性を有することから、癌患者の自己血液より分離したγδT細胞をビスホスホネートを用いて体外で増殖させ、該リンパ球を体内に戻すという治療法の確立が試みられており、有望な結果が得られているという報告もある(非特許文献2)。また、補助因子としてインターロイキン2(以下「IL-2」と略記する)を用い、有機ピロリン酸誘導体に加えることによってVγ2Vδ2T細胞を増殖させる方法(特許文献1)や、ゾレドロネートに加えることによってVγ9Vδ2T細胞を増殖させる方法(非特許文献3)も開示されている。

【特許文献1】特許第4025019号公報(2007年10月12日登録)

【非特許文献1】Kunzmann et. al、Blood、97:2917-2918, 2000.

【非特許文献2】Caccmo et. al、Curr. Med. Chem.、15:1147-1153, 2008.

【非特許文献3】Int. J. Cancer 116, 94-99, 2005

産業上の利用分野


本発明は、Vγ9Vδ2T細胞の増殖剤、活性化Vγ9Vδ2T細胞の製造方法およびこれらの利用に関するものである。より詳しくは、少なくともビスホスホネート、インターロイキン2、インターロイキン18を含むVγ9Vδ2T細胞の増殖剤、Vγ9Vδ2T細胞を、少なくともビスホスホネート、インターロイキン2およびインターロイキン18を用いて刺激する活性化Vγ9Vδ2T細胞の製造方法、当該活性化Vγ9Vδ2T細胞およびこれを含む医薬、並びにVγ9Vδ2T細胞の増殖キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
少なくともゾレドロネート、インターロイキン2およびインターロイキン18を含むことを特徴とするVγ9Vδ2T細胞の増殖剤。

【請求項2】
Vγ9Vδ2T細胞を、少なくともゾレドロネート、インターロイキン2およびインターロイキン18を用いて刺激することを特徴とする、活性化Vγ9Vδ2T細胞の製造方法。

【請求項3】
少なくとも、Vγ9Vδ2T細胞、ゾレドロネート、インターロイキン2およびインターロイキン18を備えることを特徴とするVγ9Vδ2T細胞の増殖キット。
産業区分
  • 微生物工業
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2008180749thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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