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糖尿病性白内障を予防する医薬品製剤 コモンズ

国内特許コード P110005620
整理番号 04010P
掲載日 2011年8月18日
出願番号 特願2004-365650
公開番号 特開2006-169183
登録番号 特許第4787952号
出願日 平成16年12月17日(2004.12.17)
公開日 平成18年6月29日(2006.6.29)
登録日 平成23年7月29日(2011.7.29)
発明者
  • 吉田 祥子
  • 三木 隆治
出願人
  • 学校法人豊橋技術科学大学
発明の名称 糖尿病性白内障を予防する医薬品製剤 コモンズ
発明の概要

【課題】インスリンだけでは抑制することができない糖尿病の副症状、とくに糖尿病性白内障の予防をするための医薬品製剤の提供。
【解決手段】サリドマイドまたはサリドマイド誘導体を有効成分とする糖尿病性白内障の予防薬剤の提供。該予防薬剤を経口、眼内もしくは腹腔内に投与する。投与は糖尿病発症初期から1から100mg/kg/日の量、好ましくは5から20mg/kg/日の量、継続的に行う。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来は糖尿病自体を、インスリンを用いてコントロールすることに主眼が置かれてきたが、これだけでは糖尿病性白内障の発症を抑えることはできないことが知られている。糖尿病の発症が始まると、血糖値の上昇が腎機能の低下をもたらし、体のイオンバランスが崩れやすくなる。具体的には、体内のナトリウムイオンを排出して、カリウムイオンを残す機能が損なわれるため、血液中のナトリウムイオンが増加することによって血液のPHが変化し、細胞の再生機能が低下する。糖尿病性白内障は、眼の水晶体を構成する細胞の再生機能が低下することにより生じる。



また糖尿病に起因する免疫系の不全によっても白内障が発症する。免疫系の不都合により生じた白血球の増殖が眼の水晶体を構成する細胞を攻撃することにより死滅に至らしめ、糖尿病性白内障を発症する。



サリドマイドは過去に胎児の四肢障害など重篤な薬害を引き起こしたことで知られる睡眠薬であるが、近年、抗腫瘍因子TNF-αの抑制効果から生じる抗がん、抗エイズ、ハンセン病における疼痛緩和効果が知られるようになり、医療現場での使用が報告されるようになった。

【特許文献1】特開2001-278789 公報

産業上の利用分野


本発明は、サリドマイドの医療上の利用に関するものである。人間、とくに成人に発症するインスリン依存性2型糖尿病は、単に血糖コントロール不能の状態であるばかりでなく、副症状として糖尿病性白内障を誘発し、視力障害を引き起こすことが知られている。本発明は従来インスリンだけでは抑制することができなかった糖尿病の副症状、とくに糖尿病性白内障を予防をするための医薬品製剤に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
有効成分としてサリドマイドを含んでなる、糖尿病性白内障の予防をするための医薬品製剤。

【請求項2】
サリドマイドが、1から100mg/kg/日の量投与される、請求項1に記載の医薬品製剤。

【請求項3】
経口、眼内もしくは腹腔内に投与される請求項1及び請求項2に記載の医薬品製剤。

【請求項4】
錠剤、トローチ剤、粉末、溶液、浸潤放散剤の形態で投与される、請求項1乃至請求項3に記載の医薬品製剤。

【請求項5】
錠剤、トローチ剤、粉末、溶液、浸潤放散剤が、追加の成分を含んでなる請求項1乃至請求項3に記載の医薬品製剤。
産業区分
  • 薬品
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004365650thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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