TOP > 国内特許検索 > 3チャンネル適合整相方法及び装置

3チャンネル適合整相方法及び装置

国内特許コード P010000074
掲載日 2002年9月30日
出願番号 特願平10-341164
公開番号 特開2000-147097
登録番号 特許第3005680号
出願日 平成10年11月16日(1998.11.16)
公開日 平成12年5月26日(2000.5.26)
登録日 平成11年11月26日(1999.11.26)
発明者
  • 菊池 達夫
  • 武捨 貴昭
出願人
  • 防衛装備庁長官
発明の名称 3チャンネル適合整相方法及び装置
発明の概要 【課題】 雑音源がサイドビーム方向であれば、いずれの距離に存在しても、いずれの方向に存在しても、常に雑音レベルを最小にする最適な整相方法及び装置を得る。
【解決手段】 加算器4は3チャンネルの受波器11,12,13のうちの両端の2つの受波器11,13の出力を加算して両端の2つの受波器が作り出す指向性を取り出す。乗算器5は加算器4の出力に0.5を掛ける。適合処理計算器6は乗算器5の出力に対するタップ重みと中央の受波器出力に対するタップ重みの和が1という拘束条件のもとに、目標からの信号を低減させずにサイドビーム方向の雑音出力が最小となる適合処理計算を行う。
従来技術、競合技術の概要


水中又は空中において、音波を発信し目標からの反響音を受信するか或いは目標からの放射音を受信する受波器出力は周囲に存在する雑音に覆われている。このため、目標からの受信信号を見つけるために、受波器出力を整相して雑音レベルを低減させる必要がある。このため、従来の整相方法及び装置は、各受波器出力にシェーディング係数と呼ばれる固定の数値を掛けそれらを加算して行っていた。

産業上の利用分野


本発明は、水中又は空中において、音波を発信し目標からの反響音を受信するか或いは目標からの放射音を受信する受波器を少なくとも3個有するソーナー等の装置に適用してサイドビーム方向から到来する雑音を低減可能な3チャンネル適合整相方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水中又は空中において、音波を発信し目標からの反響音を受信するか或いは目標からの放射音を受信する受波器の出力の整相方法において、等間隔に配置された3チャンネルの受波器を選択し、両端の2つの受波器の加算出力の0.5倍と中央の受波器出力とを用いて適合処理計算を適用し、サイドビームの受信感度を下げて雑音を低減させることを特徴とする3チャンネル適合整相方法。

【請求項2】
前記両端の2つの受波器の加算出力の0.5倍と前記中央の受波器出力とに適合処理計算の個別のタップ重みをそれぞれ掛ける請求項1記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項3】
雑音に対する前記両端の2つの受波器の加算出力の0.5倍と前記中央の受波器出力の和が最小になるように、適合処理計算を行う請求項1又は2記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項4】
前記適合処理計算にLMS(Least Mean Square)アルゴリズムを用いる請求項3記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項5】
前記LMSアルゴリズムによる適合処理計算において、誤差信号として直前の3チャンネル適合処理出力を用いる請求項4記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項6】
前記LMSアルゴリズムのタップ重みの計算において、タップ重みを全て正の数を採用する請求項4記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項7】
前記LMSアルゴリズムのタップ重みの計算において、タップ重みを正負いずれの場合でも採用する請求項4記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項8】
前記タップ重みの計算において、前記両端の2つの受波器の加算出力に対するタップ重みと前記中央の受波器出力に対するタップ重みの和を常に1に保つことによって、目標からの受信信号に対する利得を常に1に保つ請求項2,6又は7記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項9】
前記両端の2つの受波器の加算出力に対するタップ重みと前記中央の受波器出力に対するタップ重みの和を常に1に保つために、適合処理計算毎に2つのタップ重みの和を求め、それぞれのタップ重みをこの和で割り戻してタップ重みの合計を常に1に保つ請求項8記載の3チャンネル適合整相方法。

【請求項10】
水中又は空中において、音波を発信し目標からの反響音を受信するか或いは目標からの放射音を受信する受波器の出力の整相装置において、等間隔に配置された少なくとも3チャンネルの受波器と、各受波器出力を遅延させる遅延器と、選択された3チャンネルの受波器のうち両端の2つの受波器の遅延出力を加算する加算器と、該加算器出力に0.5を乗じる乗算器と、前記選択された3チャンネルの受波器のうち中央の受波器の遅延出力と前記乗算器出力とを受けて適合処理計算を行う適合処理計算器とを備え、該適合処理計算器の適合処理計算によりサイドビームの受信感度を下げて雑音を低減させることを特徴とする3チャンネル適合整相装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

03351_04SUM.gif
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close