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高分子担持金クラスター触媒を用いた非対称エステルの製法

国内特許コード P110005708
整理番号 E076P129
掲載日 2011年8月31日
出願番号 特願2010-024324
公開番号 特開2011-162453
登録番号 特許第5580613号
出願日 平成22年2月5日(2010.2.5)
公開日 平成23年8月25日(2011.8.25)
登録日 平成26年7月18日(2014.7.18)
発明者
  • 小林 修
  • 宮村 浩之
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 高分子担持金クラスター触媒を用いた非対称エステルの製法
発明の概要 【課題】複数の異なるアルコールを用いて非対称エステルを製造することができ、更に、その反応が、室温条件下、回収再使用可能な触媒でもってエステル化を進行することができる反応系を提供する。
【解決手段】液相で、高分子担持金クラスター触媒の存在下で、(a)R-CHOH又はR-CHO及び(b)R’-OH(式中、R及びR’は、互いに異なり、アルキル基又はポリアルキレンオキシド基を表す。)で表される2種の化合物を、酸素雰囲気かつ室温で混合することにより、R-COO-R’(式中、Rは、R’は、上記と同様を表す。)で表される非対称エステル化合物を製造する方法である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


金コロイド、金ナノクラスターは生物学、触媒、ナノテクノロジーなど様々な分野に置いて注目され、活発に研究されてきた。
従来エステルを合成するには主に、カルボン酸とアルコールと化学量論量の縮合剤を用いたり、強塩基性条件下で加熱を必要としていた(非特許文献1)。
本願発明者らは、安定で長期保存や回収再使用が可能な高分子担持金クラスター触媒を開発し、この触媒をアルコールのカルボニル化合物への酸素酸化反応等の酸化反応に利用する方法を開発している(特許文献1)。



【特許文献1】
特開2007-237116
【非特許文献1】
Catal. Lett. 2007, 116, 35-40

産業上の利用分野



この発明は、酸化反応用の高分子担持金クラスター触媒を用いて2種の異なるアルコールから非対称エステルを製造する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
溶媒を加えない液相で、高分子担持金クラスター触媒の存在下で、(a)R-CHOH及び(b)R'-OH(式中、R及びR'は、互いに異なり、R'は、水酸基を0~2個有していてもよく、Rは、メチル基、メトキシ基又は臭素原子を有していてもよいフェニル基、フェニル基を有していてもよいビニル基、ナフチル基、ピリジル基、又はCHCHCHPhを表し、R'は、直鎖であっても分枝であってもよく、アルキル基又はポリアルキレンオキシド基を表す。)で表される2種の化合物を、酸素雰囲気かつ室温で混合することにより、R-COO-R'(式中、Rは、R'は、上記と同様を表す。)で表される非対称エステル化合物を製造する方法であって、該高分子担持金クラスター触媒が、金の平均径が20nm以下のナノサイズクラスターをスチレン系高分子に担持させて成り、該スチレン系高分子はスチレンモノマーをベースとし、その主鎖又はベンゼン環に架橋性官能基を有する親水性側鎖を有し、該架橋性官能基としてエポキシ基と水酸基を有する高分子であり、該スチレン系高分子のエポキシ基と水酸基とを架橋させて成る、非対称エステル化合物の製法。

【請求項2】
前記スチレン系高分子が、下式(化3)
【化1】


(式中、l、m及びnは構成モノマーのモル比を表し、(l+m+n)に対して、mは5~60%、nは10~60%、ただし、m+nは100%以下、lは残部であり、oは0~5の整数、pは1~6の整数を表す。)で表される請求項1に記載の製法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 小林高機能性反応場プロジェクト 領域
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