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乳酸菌

国内特許コード P110005895
整理番号 21‐31
掲載日 2011年11月4日
出願番号 特願2010-065304
公開番号 特開2011-193820
登録番号 特許第5751546号
出願日 平成22年3月20日(2010.3.20)
公開日 平成23年10月6日(2011.10.6)
登録日 平成27年5月29日(2015.5.29)
発明者
  • 麻生 祐司
出願人
  • 国立大学法人島根大学
発明の名称 乳酸菌
発明の概要 【課題】新規な乳酸菌であって、簡便に培養でき、経口により腸内に達し糖尿病予防が期待できる技術を得ること。
【解決手段】 動物膵臓由来のアミラーゼに対して阻害活性を有し、かつ、耐熱性のある物質を産生する乳酸菌である。マイクロプレートの各ウェルに、動物膵臓由来の至適濃度のαアミラーゼと至適濃度のデンプンとを調製した溶液を添加し、あわせて、カブ由来の複数の乳酸菌株の培養液上清それぞれを各ウェルに一株ずつ添加して、至適反応時間後に、ヨウ素デンプン反応の発色に基づいて、この乳酸菌を選抜することが可能である。
【選択図】図4
従来技術、競合技術の概要


糖尿病は1型と2型にわかれ、近年では、生活習慣等に起因した2型糖尿病の発症件数を減らすもしくは予防することが社会的にも重要視されている。



糖尿病は、血糖値の調整に関係するインシュリンの分泌機能不全や血糖値上昇の感知機能不全などにより生じる。特に食事後には、デンプンの分解による血液中のグルコース(ブドウ糖)濃度すなわち血糖値が高くなるため、糖尿病患者は、インシュリン投与等が必要となる。



近年では、インシュリン投与とは別のアプローチとして、グルコースの前駆物質であるマルトースの生成量を低減ないし緩和するために、消化酵素であるアミラーゼの活性を阻害するアミラーゼインヒビターが着目されつつある。



また、近年では人体に良い影響を与える微生物またはそれらを含む製品や食品、いわゆるプロバイオティクスが着目されている。たとえば乳酸菌の中には、胃ガンの発生原因の一つであるピロリ菌活動を抑制する効果のある乳酸菌の添加されたヨーグルトなども知られている。



しかしながら、従来知られているアミラーゼインヒビターを産生する微生物のほとんどは放線菌に属している。ここで、放線菌は、抗生物質を産生する場合が多く、取扱いや薬学的な検証に時間がかかるという問題点があった。したがって、放線菌は一般的には食品の利用に向かないという問題点があった。また、放線菌の培養には特殊な装置を必要とし、簡便には培養できないという問題点があった。



また、プロバイオティクスの観点からは、細菌が腸内まで失活しないで到達、定着することが求められるが、この場合には、胃酸や胆汁酸などに耐性があることが求められるところ、放線菌にこれらの特性があるかは必ずしも明らかとなっていない。

産業上の利用分野


本発明は、乳酸菌に関し、特に、経口により腸内に達し糖尿病予防の期待できる乳酸菌およびその利用技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
16S rDNAがWeissella cibaria、Weissella confusa、またはWeissella kimchiiと99%以上の相同性を有する、カブ由来の乳酸菌であって、動物膵臓由来のアミラーゼに対して阻害活性および耐熱性のある物資を産生し、かつ、胃酸耐性および胆汁酸耐性を有する乳酸菌。

【請求項2】
カブが津田カブであることを特徴とする請求項1に記載の乳酸菌。

【請求項3】
16S rDNAの配列が、配列番号4または配列番号5に記載の配列である請求項1または2に記載の乳酸菌。

【請求項4】
請求項1、2または3に記載の乳酸菌を用いた発酵食品(津田カブ漬けを除く)。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010065304thum.jpg
出願権利状態 登録
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