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経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラム、及び経路案内システム

国内特許コード P110005911
整理番号 S2011-0612-N0
掲載日 2011年11月7日
出願番号 特願2011-079266
公開番号 特開2012-215401
登録番号 特許第5995036号
出願日 平成23年3月31日(2011.3.31)
公開日 平成24年11月8日(2012.11.8)
登録日 平成28年9月2日(2016.9.2)
発明者
  • 安本 慶一
  • 藤原 礼征
  • 柴田 直樹
出願人
  • 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
  • 株式会社ソリューション・クルー
  • 国立大学法人滋賀大学
発明の名称 経路案内装置、経路案内方法、経路案内プログラム、及び経路案内システム
発明の概要 【課題】出発地点から終着地点までの経路の探索を行った際に、探索された経路に含ませる拠点をコントロールすることで、拠点の広告主に対して広告への動機付けを与える。
【解決手段】入力受付部101は、ユーザから出発地点、到着地点、及び希望到着時刻の入力を受け付ける。拠点評価情報取得部202は、テーブル記憶部207に記憶された各種テーブルを参照し、1又は複数の拠点の評価の高さを示す拠点評価情報を取得する。経路探索部203は、拠点評価情報の高い拠点が多く含まれ、ユーザの移動距離が短く、拠点の個数が多く、かつ、時間的制約が満たされるほど高い評価値を算出し、評価値が高くなるように最適経路を探索する。表示部103は、サーバ200による探索結果を地図画像に重畳して表示する。
【選択図】図2
従来技術、競合技術の概要


近年、スマートフォンの普及に伴い、スマートフォンにユーザを目的地点までナビゲートさせるナビゲーションシステムのニーズが高まっている。また、種々の制約条件の下、ユーザを目的地点まで効率良くナビゲートする経路探索アルゴリズムも開発されている。



例えば、特許文献1には、ユーザに訪問を希望する複数の目的地点及びこれらの目的地点への希望到着時刻等の時間的制約を入力させ、遺伝的アルゴリズムを用いてこれらの目的地点を通り、かつ、時間的制約を満たすような最短経路をユーザに報知する経路探索アルゴリズムが開示されている。



そこで、このような経路探索アルゴリズムとスマートフォンとを結びつけた新たなビジネスモデルが模索されている。特許文献2には、チケット販売時にイベント会場への推奨到着時刻と推奨経路とをユーザに報知するチケット販売支援機能を有するナビゲーションシステムが開示されている。



ところで、近年、スマートフォンやインターネット上で種々のサービスを提供するソフトウェア事業者は、ソフトウェア自体の収入ではなく、ユーザがソフトウェアを使用した際に広告を掲載し、広告主から広告費を募ることで収入を得るのが一般的である。

産業上の利用分野


本発明は、ユーザから訪問を希望する終着地点を入力させ、その終着地点までの最適経路をユーザに案内する技術に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
観光地を含む拠点に関する拠点情報を記憶する拠点情報記憶部と、
ユーザから出発地点と終着地点との入力を受け付けると共に、出発時刻と希望到着時刻との時間的制約の入力を受け付ける入力受付部と、
任意の2拠点間の最短距離を地図情報より取得する距離取得部と、
前記時間的制約に基づき到達可能な1又は複数の前記拠点を選択し、前記出発地点と前記終着地点と前記拠点とを通る最適経路を、前記最短距離と前記時間的制約とを用いて探索する経路探索部と、
前記経路探索部により探索された最適経路を前記ユーザに報知する報知部とを備え、
前記経路探索部は、少なくとも1つの前記拠点を用いて複数の経路候補を生成し、ユーザの移動距離が短く、前記拠点の個数が多く、かつ、前記時間的制約が満たされるほど値が高くなるように各経路候補の評価値を算出し、前記評価値が高くなるように前記経路候補を変形させていくことで前記最適経路を探索し、
前記拠点の評価の高さを示す拠点評価情報を取得する拠点評価情報取得部を更に備え、
前記経路探索部は、前記拠点評価情報の高い拠点が多く含まれるにつれて、前記経路候補の前記評価値を高く算出し、
前記拠点評価情報取得部は、各拠点に対する第三者による関心の高さを示す関心度を前記拠点評価情報として取得する経路案内装置。

【請求項2】
前記拠点評価情報取得部は、前記拠点に対して広告主から支払われる広告費の高さを示す広告費情報を前記拠点評価情報として取得する請求項1記載の経路案内装置。

【請求項3】
前記最適経路に含まれた回数に応じて各拠点の広告費を算出する広告費算出部を更に備える請求項1又は2記載の経路案内装置。

【請求項4】
前記拠点評価情報取得部は、あるユーザに対して前記最適経路を探索する場合、当該ユーザが訪問を希望する拠点について訪問の希望の高さを示す訪問希望度を前記拠点評価情報として取得する請求項1~3のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項5】
前記入力受付部は、ユーザから訪問を希望する1又は複数の目的地点の入力を受け付け、
前記経路探索部は、前記目的地点が含まれるように前記経路候補を生成し、前記目的地点の個数が多いほど前記評価値を高く算出する請求項1~4のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項6】
前記ユーザの現在位置及び現在時刻を取得する位置情報取得部を更に備え、
前記入力受付部は、前記現在位置及び前記現在時刻を前記出発地点及び前記出発時刻として受け付ける請求項1~5のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項7】
前記最適経路に含まれた回数に応じて各拠点の広告費を算出する広告費算出部を更に備え、
前記広告費算出部は、ある拠点に対して算出した前記広告費が当該拠点に対して予め定められた上限広告費を超えた場合、当該上限広告費を当該拠点の前記広告費として算出する請求項6記載の経路案内装置。

【請求項8】
前記上限広告費は、予め定められた一定期間における前記広告費の上限値を示す請求項7記載の経路案内装置。

【請求項9】
前記経路探索部は、前記広告費が前記上限広告費を超えた拠点については、前記拠点評価情報を考慮せずに前記評価値を算出する請求項7又は8記載の経路案内装置。

【請求項10】
前記拠点評価情報取得部は、前記拠点に対して広告主から支払われる広告費の高さを示す広告費情報を前記拠点評価情報として取得し、
前記広告費情報は、ある拠点の広告主から当該拠点が前記最適経路に含まれた場合に支払う1回あたりの広告費の目安値に応じた値である請求項1~9のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項11】
前記報知部は、ある拠点が前記最適経路に含まれた場合、当該拠点をユーザが訪問した場合に当該ユーザに付与される特典に関する特典情報を前記ユーザに報知する請求項1~10のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項12】
前記拠点評価情報取得部は、前記拠点に対して広告主から支払われる広告費の高さを示す広告費情報を前記拠点評価情報として取得し、
前記経路探索部は、前記広告費情報の高い拠点ほど前記拠点評価情報の重み値を高く算出し、算出した拠点評価情報の重み値を用いて前記評価値を算出する請求項1~11のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項13】
前記拠点評価情報の重み値は、各拠点に対する第三者による関心の高さを示す関心度に基づいて得られる値と、抽選処理により加算されるか否かが決定されるオフセット値との和により規定され、
前記経路探索部は、前記広告費情報の重み値が高くなるにつれて前記オフセット値が加算される確率が高くなるように前記抽選処理を実行する請求項12記載の経路案内装置。

【請求項14】
前記報知部は、ユーザが所持する端末装置に前記最適経路及び前記最適経路に含まれた拠点をユーザが訪問した場合に当該ユーザに付与される特典に関する特典情報を通知し、
前記ユーザが所持する端末装置は、前記最適経路に含まれる拠点にユーザが到着した際、当該ユーザが特典を行使するための情報を表示し、当該情報を前記拠点の広告主が所持する端末装置に認識させる請求項11~13のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項15】
拠点の広告主が所持する端末装置は、前記最適経路に含まれた拠点をユーザが訪問した場合に当該ユーザに付与される特典に関する特典情報を認識した場合、特典行使情報をサーバに送信し、
前記サーバは、前記特典行使情報に基づいて、各拠点において各ユーザが前記特典を行使した履歴を管理する請求項11~14のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項16】
前記報知部は、ユーザが所持する端末装置に前記最適経路及び前記最適経路に含まれた拠点をユーザが訪問した場合に当該ユーザに付与される特典に関する特典情報を通知し、
前記ユーザが所持する端末装置は、前記最適経路に含まれる拠点にユーザが到着した際に、当該拠点において前記特典の行使を促す情報をユーザに報知し、ユーザから前記特典を行使する入力指示を受け付けた場合、特典行使情報をサーバに送信し、
前記サーバは、前記特典行使情報に基づいて、各拠点において各ユーザが前記特典を行使した履歴を管理する請求項11~15のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項17】
前記サーバは、前記ユーザが所持する端末装置から前記履歴の閲覧要求を受け付けると、前記ユーザの履歴を前記ユーザが所持する端末装置に送信する請求項15又は16記載の経路案内装置。

【請求項18】
前記サーバは、拠点の広告主が所持する端末装置から前記履歴の閲覧要求を受け付けると、前記広告主の拠点についての履歴を前記広告主が所持する端末装置に送信する請求項15~17のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項19】
前記サーバは、前記履歴から各拠点におけるユーザの訪問数をカウントし、カウントした結果に基づいて各拠点の広告費を算出する請求項15~18のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項20】
前記サーバは、各ユーザについて特典を行使した拠点と各ユーザのメールアドレスと対応付けて前記履歴を管理し、各ユーザが所持する携帯端末に対して、各ユーザが特典を行使した拠点についての情報を送信する請求項15~19のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項21】
前記拠点評価情報取得部は、あるユーザに対して前記最適経路を探索する場合、当該ユーザが訪問を希望する拠点について訪問の希望の高さを示す訪問希望度を前記拠点評価情報として取得し、
各ユーザについて訪問を希望する拠点について訪問の希望の高さを示す訪問希望度とメールアドレスとを対応付けて管理するサーバを備え、
各ユーザが所持する携帯端末に対して、各ユーザが訪問を希望する拠点についての情報を送信する請求項1~20のいずれかに記載の経路案内装置。

【請求項22】
観光地を含む拠点に関する拠点情報を記憶する拠点情報記憶部を備えるコンピュータにおける経路案内方法であって、
コンピュータの入力受付部が、ユーザから出発地点と終着地点の入力を受け付けると共に、出発時刻と希望到着時刻との時間的制約の入力を受け付ける入力受付ステップと、
コンピュータの距離取得部が、任意の2拠点間の最短距離を地図情報より取得する距離取得ステップと、
コンピュータの経路探索部が、前記時間的制約に基づき到達可能な1又は複数の拠点を選択し、前記出発地点と前記終着地点と前記拠点とを通る最適経路を、前記最短距離と前記時間的制約を用いて探索する経路探索ステップと、
コンピュータの報知部が、前記経路探索部により探索された最適経路を前記ユーザに報知する報知ステップとを備え、
前記経路探索ステップは、少なくとも1つの前記拠点を用いて複数の経路候補を生成し、前記ユーザの移動距離が短く、前記拠点の個数が多く、かつ、前記時間的制約が満たされるほど値が高くなるように各経路候補の評価値を算出し、前記評価値が高くなるように前記経路候補を変形させていくことで前記最適経路を探索し、
コンピュータの拠点評価情報取得部が、前記拠点の評価の高さを示す拠点評価情報を取得する拠点評価情報取得ステップを更に備え、
前記経路探索ステップは、前記拠点評価情報の高い拠点が多くなるにつれて、前記経路候補の前記評価値を高く算出し、
前記拠点評価情報取得ステップは、各拠点に対する第三者による関心の高さを示す関心度を前記拠点評価情報として取得する経路案内方法。

【請求項23】
観光地を含む拠点に関する拠点情報を記憶する拠点情報記憶部と、
ユーザから出発地点と終着地点の入力を受け付けると共に、出発時刻と希望到着時刻との時間的制約の入力を受け付ける入力受付部と、
任意の2拠点間の最短距離を地図情報より取得する距離取得部と、
前記時間的制約に基づき到達可能な1又は複数の前記拠点を選択し、前記出発地点と前記終着地点と前記拠点とを通る最適経路を、前記最短距離と前記時間的制約を用いて探索する経路探索部と、
前記経路探索部により探索された最適経路を前記ユーザに報知する報知部としてコンピュータを機能させ、
前記経路探索部は、少なくとも1つの前記拠点を用いて複数の経路候補を生成し、前記ユーザの移動距離が短く、前記拠点の個数が多く、かつ、前記時間的制約が満たされるほど値が高くなるように各経路候補の評価値を算出し、前記評価値が高くなるように前記経路候補を変形させていくことで前記最適経路を探索し、
前記拠点の評価の高さを示す拠点評価情報を取得する拠点評価情報取得部としてコンピュータを更に機能させ、
前記経路探索部は、前記拠点評価情報の高い拠点が多く含まれるにつれて、前記経路候補の前記評価値を高く算出し、
前記拠点評価情報取得部は、各拠点に対する第三者による関心の高さを示す関心度を前記拠点評価情報として取得する経路案内プログラム。

【請求項24】
所定の通信網を介して通信可能に接続された端末装置及びサーバを含む経路案内システムであって、
前記サーバは、
観光地を含む拠点に関する拠点情報を記憶する拠点情報記憶部を備え、
前記端末装置は、
ユーザから出発地点と終着地点との入力を受け付けると共に、出発時刻と希望到着時刻との時間的制約の入力を受け付ける入力受付部と、
前記入力受付部により受け付けられた出発地点、終着地点、及び前記時間的制約を探索条件データとして前記サーバに送信する端末側通信部とを備え、
前記サーバは、
任意の2拠点間の最短距離を地図情報より取得する距離取得部と、
前記時間的制約に基づき到達可能な1又は複数の前記拠点を選択し、前記出発地点と前記終着地点と前記拠点とを通る最適経路を、前記最短距離と前記時間的制約を用いて探索する経路探索部と、
前記経路探索部により探索された最適経路を前記ユーザに報知するための探索結果データを生成する報知制御部と、
前記探索結果データを前記端末装置に送信するサーバ側通信部とを更に備え、
前記経路探索部は、少なくとも1つの前記拠点を用いて複数の経路候補を生成し、前記ユーザの移動距離が短く、前記拠点の個数が多く、かつ、前記時間的制約が満たされるほど値が高くなるように各経路候補の評価値を算出し、前記評価値が高くなるように前記経路候補を変形させていくことで前記最適経路を探索し、
前記サーバは、前記拠点の評価の高さを示す拠点評価情報を取得する拠点評価情報取得部を更に備え、
前記経路探索部は、前記拠点評価情報の高い拠点が多く含まれるにつれて、前記経路候補の前記評価値を高く算出し、
前記拠点評価情報取得部は、各拠点に対する第三者による関心の高さを示す関心度を前記拠点評価情報として取得する経路案内システム。
国際特許分類(IPC)
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