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磁場応答性リポソーム及び磁場応答性薬剤放出システム

国内特許コード P110005947
整理番号 S2010-0735-N0
掲載日 2011年11月25日
出願番号 特願2010-100103
公開番号 特開2011-231021
登録番号 特許第5515082号
出願日 平成22年4月23日(2010.4.23)
公開日 平成23年11月17日(2011.11.17)
登録日 平成26年4月11日(2014.4.11)
発明者
  • 河野 健司
  • 改田 知宏
  • 片桐 清文
  • 今井 雄治
  • 青島 貞人
  • 森田 勇人
  • 佐藤 充則
出願人
  • 公立大学法人大阪府立大学
発明の名称 磁場応答性リポソーム及び磁場応答性薬剤放出システム
発明の概要 【課題】磁場に応答して内容物を放出できるリポソームを提供することを課題とする。
【解決手段】温度感受性リポソームと磁性ナノ粒子とを含み、前記磁性ナノ粒子を、前記温度感受性リポソームのリポソーム膜に保持してなることを特徴とする磁場応答性リポソームにより、上記の課題を解決する。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要



酸化鉄及びフェライトなどの磁性を有する金属又は金属酸化物の粒子を含有するリポソームを、磁場を用いる造影法、例えば核磁気共鳴イメージング(MRI)のための造影剤として用いることが知られている(例えば、特開2006-335745号公報(特許文献1))。

特許文献1は、特定の膜構成成分を有するリポソームが、動脈硬化や再狭窄などの血管平滑筋の異常増殖に起因する血管疾患部位に集積する性質を利用して、特定の膜構成成分を有するリポソームに、造影剤として通常用いられる磁性粒子を保持させ、血管疾患の造影剤として用いている。





特許文献1などに開示される技術では、磁性粒子自体が造影剤の有効成分であり、リポソーム内部にできるだけ多量の磁性粒子を内包させることを目的としているので、この技術は、リポソーム内部に造影剤ではない薬物を保持させた薬物送達システム(DDS)に用いることができない。





一方、特開2009-242315号公報(特許文献2)は、治療用の薬物を内包し、かつリポソーム膜の構成成分として磁性粒子を有するリポソームを開示している。

このリポソームは、体内に投与された後に、体外から加えられた磁場により所望の位置に移動し、次いで回転磁場が加えられることにより磁性粒子が振動してリポソーム膜を破壊することにより、内包された薬物を放出することが、特許文献2に記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、磁性ナノ粒子を含有する磁場応答性リポソーム、及び該磁場応答性リポソームを含む磁場応答性薬剤放出システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
温度感受性リポソームと磁性ナノ粒子とを含み、前記磁性ナノ粒子の少なくとも一部分が前記温度感受性リポソームのリポソーム膜を構成する膜脂質成分中に埋め込まれて前記磁性ナノ粒子が前記リポソーム膜に保持されてなり、
交流磁場の印加により、前記リポソーム膜で囲まれた閉鎖空間に内包された内容物の一部又は全部をリポソーム膜外に放出できることを特徴とする磁場応答性リポソーム。

【請求項2】
前記磁性ナノ粒子が、酸化鉄及びフェライトからなる群より選択される金属酸化物を含む請求項1に記載のリポソーム。

【請求項3】
請求項1又は2に記載のリポソームと、薬剤とからなる磁場応答性薬剤放出システム。

【請求項4】
薬物が、抗癌剤である請求項3に記載の磁場応答性薬剤放出システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2010100103thum.jpg
出願権利状態 登録
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