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酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸誘導体

国内特許コード P110006006
整理番号 QP100083
掲載日 2011年11月28日
出願番号 特願2010-182325
公開番号 特開2011-026324
登録番号 特許第5146785号
出願日 平成22年8月17日(2010.8.17)
公開日 平成23年2月10日(2011.2.10)
登録日 平成24年12月7日(2012.12.7)
優先権データ
  • 特願2008-191343 (2008.7.24) JP
発明者
  • 神谷 典穂
  • 野地 澄晴
  • 平石 佳之
出願人
  • 国立大学法人九州大学
  • 国立大学法人徳島大学
  • 株式会社日立製作所
発明の名称 酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸誘導体
発明の概要 【課題】新規な酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸誘導体を提供。
【解決手段】下記式(5)で示される酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸。



(XおよびYは、エテニレン基、アルキレン基またはアルケニレン基、Zは、ジニトロフェニル基またはL-3,4-ジヒドロキシフェニル基、炭素数1~48のアルキル基、炭素数1~48のアルコキシ基、炭素数6~48のアリール基、炭素数6~48のアリールオキシ基、炭素数7~48のアリールアルキル基または炭素数7~48のアリールアルキルオキシ基、Bは水素原子。Y,ZはLys以外のアミノ酸により置換。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


何らかの標識が施されたRNAプローブなどの核酸プローブを用い、細胞レベルにおけるDNAやRNAの発現パターンを検出、可視化することによって、生命現象に関する数多くの疑問点を解明することが可能となる。細胞レベルでの遺伝子発現パターンを可視化するこのような手法をin situ ハイブリダイゼーション(in situ hybridization:ISH)と言うが、この際に使用されるプローブの標識法は大別して、「放射性同位体標識法」、「蛍光抗体標識法」、「酵素抗体標識法」に分類される。歴史的には、放射性同位体を取り込ませた核酸プローブが先に確立したが、近年その取り扱いが制限されてきたこともあって、放射性同位体元素を用いない蛍光抗体標識法や酵素抗体標識法が注目されている。



これらの手法は、核酸プローブ作製時に抗原やビオチンでラベル化しておき、それらを標的核酸にハイブリダイズした後、酵素もしくは蛍光物質によって標識された抗体やアビジンを用いて免疫染色法により検出するといった手法である。感度という観点から見ると、酵素反応によるシグナル増幅効果が得られる酵素抗体標識法が優れており、現在最も広く使用されている。



酵素抗体標識法を利用した核酸プローブとしては、例えば、ジゴキシゲニン(DIG)などの抗体認識部位で修飾したヌクレオチド誘導体を複数個ランダムに導入した抗原マルチラベル化核酸プローブが知られている。この抗原マルチラベル化核酸プローブと標的核酸とのin situ ハイブリダイゼーションの後、抗体認識部位を認識する酵素標識化抗体との抗原-抗体反応を行い、酵素アルカリホスファターゼとのハイブリッドによる発色反応を利用して検出を行う。しかしながら、酵素標識された抗体が非常に高価であること、抗原-抗体反応に伴う操作の煩雑化や非特異吸着などによるバックグラウンドの増加など、幾つかの問題を有している。



一方、トランスグルタミナーゼ(TGase)を用いて、TGaseが認識可能なリシン(Lys)残基または第一級アミンを有するペプチドまたはタンパク質へ、アニオン性であり、かつTGaseが認識可能なグルタミン(Gln)残基を有する外来分子を部位特異的に連結する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。

産業上の利用分野


本発明は、ヌクレオシド三リン酸誘導体、核酸プローブ、マルチラベル化核酸プローブ、マルチラベル化核酸プローブの製造方法および標的核酸の検出方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(5)で示されることを特徴とする酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸。
【化1】



(式(5)中、XおよびYは、それぞれ独立して、エテニレン基、-(CO)-または-(CO)-(ここで、n=2,4,8,12,24)基で置換されていてもよい、炭素数1~48のアルキレン基または炭素数2~48のアルケニレン基であり、Zは、ジニトロフェニル基またはL-3,4-ジヒドロキシフェニル基で置換されていてもよい、炭素数1~48のアルキル基、炭素数1~48のアルコキシ基、炭素数6~48のアリール基、炭素数6~48のアリールオキシ基、炭素数7~48のアリールアルキル基または炭素数7~48のアリールアルキルオキシ基であり、Bは水素原子を表す。また、Y,Zは独立してLys以外のアミノ酸により少なくとも一方が置換されていてもよい。)

【請求項2】
請求項1に記載の酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸であって、
前記Xはエテニレン基、Yはメチレン基であり、Zはベンジルオキシ基であることを特徴とする酵素基質修飾ヌクレオシド三リン酸。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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