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sh4遺伝子を含む、植物体の穀粒サイズを増大させた植物体

国内特許コード P110006040
掲載日 2011年12月1日
出願番号 特願2010-514547
登録番号 特許第5610440号
出願日 平成21年5月29日(2009.5.29)
登録日 平成26年9月12日(2014.9.12)
国際出願番号 JP2009059849
国際公開番号 WO2009145290
国際出願日 平成21年5月29日(2009.5.29)
国際公開日 平成21年12月3日(2009.12.3)
優先権データ
  • 特願2008-141357 (2008.5.29) JP
発明者
  • 井澤 毅
  • 杉田 左江子
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 sh4遺伝子を含む、植物体の穀粒サイズを増大させた植物体
発明の概要 本発明は、機能型sh4遺伝子を含む、植物体の穀粒サイズを増大させた植物体を提供することを課題とする。本発明者らは、上記の課題を解決するために、植物体の穀粒サイズに関与する遺伝子に関して鋭意研究を行った。本発明者らは、栽培イネ(日本晴、にこまる、及びオオチカラ)に、野生イネ由来の機能型アリルのsh4遺伝子を形質転換により導入することで、新規機能として籾を大きくし、転流も促進し、結果として穀粒サイズが大きくなることを明らかにした。
従来技術、競合技術の概要



これまで、植物体の穀粒サイズに関していくつかの遺伝子が同定されているが、穀粒サイズを既知の一つの遺伝子の有無で改変することはこれまで容易ではなかった。

Li ら(非特許文献1)や Linら(非特許文献2)の報告によると、すべての栽培イネはsh4遺伝子に欠損を持つことで、脱粒性が比較的難になり、栽培化が進んだとされている。sh4遺伝子は既に単離され、報告されているが、その生物学的機能に関する知見は、脱粒性に関するもののみであった。





なお、本出願の発明に関連する先行技術文献情報を以下に示す。

産業上の利用分野



本発明は、sh4遺伝子が発現するように導入された形質転換植物体に関する。また、機能型sh4遺伝子が発現するように交配導入された植物体に関する。また、sh4遺伝子を植物体に導入する工程を含む、植物体の穀粒サイズを増大させる方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記(a)から(c)のいずれかに記載のDNAを含む、植物体の穀粒の大きさを増大させた植物体。
(a)配列番号:3に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA
(b)配列番号:1又は2に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA
(c)配列番号:1に記載の塩基配列を含むDNA

【請求項2】
前記植物体が単子葉植物である、請求項1に記載の植物体。

【請求項3】
植物体がイネ科植物である、請求項1に記載の植物体。

【請求項4】
下記(a)から(c)のいずれかに記載のDNAが発現するように導入されたベクター。
(a)配列番号:3に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA
(b)配列番号:1又は2に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA
(c)配列番号:1に記載の塩基配列を含むDNA

【請求項5】
請求項4に記載のベクターが導入された宿主細胞。

【請求項6】
請求項4に記載のベクターが導入された植物細胞。

【請求項7】
請求項6に記載の植物細胞を含む形質転換植物体。

【請求項8】
請求項7に記載の形質転換植物体の子孫またはクローンである、形質転換植物体。

【請求項9】
請求項7または8に記載の形質転換植物体の繁殖材料。

【請求項10】
下記(a)から(c)のいずれかに記載のDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む、植物体の穀粒の大きさを増大させる方法。
(a)配列番号:3に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA
(b)配列番号:1又は2に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA
(c)配列番号:1に記載の塩基配列を含むDNA

【請求項11】
前記植物体が単子葉植物である、請求項10に記載の方法。

【請求項12】
前記植物体がイネ科植物である、請求項10に記載の方法。

【請求項13】
交配により、前記DNAを植物体に導入することを特徴とする、請求項10~12のいずれかに記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


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