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模型構造物の試験装置とその試験方法 コモンズ

国内特許コード P110006080
掲載日 2011年12月14日
出願番号 特願2009-058079
公開番号 特開2009-122127
登録番号 特許第4632460号
出願日 平成21年3月11日(2009.3.11)
公開日 平成21年6月4日(2009.6.4)
登録日 平成22年11月26日(2010.11.26)
発明者
  • 菊地 勝浩
  • 飯田 雅宣
  • 伊積 康彦
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 模型構造物の試験装置とその試験方法 コモンズ
発明の概要

【課題】構造物内を移動体が移動する際に発生する物理現象を簡単な模型によって試験することができる模型構造物の試験装置とその試験方法を提供する。
【解決手段】模型構造物2は、模型移動体1の移動方向に沿って構造物入口2a側から構造物出口2b側に向かって開口部2eを有する。模型構造物2は、実際の構造物を模擬した模型駅であり、新幹線列車などが通過する全覆上家(ドーム型上家)を有する駅などを縮尺して製作されている。開口部2eは、全覆上家に形成された開口部を模擬した部分であり、実際の開口部や間隙部を縮小して一つのスリットに形成したものである。試験装置は、例えば、模型構造物2内を模型移動体1が通過するときに発生する圧力変動を測定したり、模型構造物2内を模型移動体1が通過するときに開口部2eから発生する気流を測定したりする。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


風雨、雪、日差しなどから旅客を保護するために駅ホーム上に上家が設けられている。このような上家には、側壁と上家とを一体化させた構造によって駅ホームの全長を覆う全覆上家があり、全覆上家を有するホーム空間(線路上空を利用した建築物で軌道の設置されている階(以下、線路階という))に高速列車が進入すると、この空間内に圧力変動が発生することが知られている(例えば、非特許文献1参照)。

産業上の利用分野


この発明は、実際の構造物を模擬した模型構造物内に実際の移動体を模擬した模型移動体を移動させたときに、この模型構造物内に発生する物理現象を試験する模型構造物の試験装置とその試験方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
実際の構造物を模擬した模型構造物内に実際の移動体を模擬した模型移動体を移動させたときに、この模型構造物内に発生する物理現象を試験する模型構造物の試験装置であって、
前記模型構造物は、前記模型移動体の移動方向に沿って入口側から出口側まで開口部を有し、
前記模型移動体が前記模型構造物内を移動するときに、この模型構造物内に発生する圧力変動を測定する圧力変動測定手段と、
前記圧力変動測定手段の測定結果に基づいて、前記模型構造物内に発生する物理現象を解析する解析手段とを備え、
前記解析手段は、前記圧力変動測定手段が出力する圧力検出信号が設計基準値を超えているか否かを評価し、前記実際の構造物の構造の妥当性を評価すること、
を特徴とする模型構造物の試験装置。

【請求項2】
実際の構造物を模擬した模型構造物内に実際の移動体を模擬した模型移動体を移動させたときに、この模型構造物内に発生する物理現象を試験する模型構造物の試験装置であって、
前記模型構造物は、前記模型移動体の移動方向に沿って入口側から出口側まで開口部を有し、
前記模型移動体が前記模型構造物内を移動するときに、前記開口部から発生する気流を測定する気流測定手段と、
前記気流測定手段の測定結果に基づいて、前記模型構造物内に発生する物理現象を解析する解析手段とを備え、
前記解析手段は、前記気流測定手段が出力する気流検出信号が設計基準値を超えているか否かを評価し、前記実際の構造物の構造の妥当性を評価すること、
を特徴とする模型構造物の試験装置。

【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の模型構造物の試験装置において、
前記模型移動体は、鉄道車両を模擬した模型車両であり、
前記模型構造物は、前記鉄道車両が通過する駅を模擬した模型駅であること、
を特徴とする模型構造物の試験装置。

【請求項4】
実際の構造物を模擬した模型構造物内に実際の移動体を模擬した模型移動体を移動させたときに、この模型構造物内に発生する物理現象を試験する模型構造物の試験方法であって、
前記模型移動体の移動方向に沿って入口側から出口側まで開口部を有する前記模型構造物にこの模型移動体を移動させる移動工程と、
前記模型移動体が前記模型構造物内を移動するときに、この模型構造物内の圧力変動を測定する圧力変動測定工程と、
前記圧力変動測定工程における測定結果に基づいて、前記模型構造物内に発生する物理現象を解析する解析工程とを含み、
前記解析工程は、前記圧力変動測定工程において出力される圧力検出信号が設計基準値を超えているか否かを評価し、前記実際の構造物の構造の妥当性を評価する工程を含むこと、
を特徴とする模型構造物の試験方法。

【請求項5】
実際の構造物を模擬した模型構造物内に実際の移動体を模擬した模型移動体を移動させたときに、この模型構造物内に発生する物理現象を試験する模型構造物の試験方法であって、
前記模型移動体の移動方向に沿って入口側から出口側まで開口部を有する前記模型構造物にこの模型移動体を移動させる移動工程と、
前記模型移動体が前記模型構造物内を移動するときに、前記開口部から発生する気流を測定する気流測定工程と、
前記気流測定工程における測定結果に基づいて、前記模型構造物内に発生する物理現象を解析する解析工程とを含み、
前記解析工程は、前記気流測定工程において出力される気流検出信号が設計基準値を超えているか否かを評価し、前記実際の構造物の構造の妥当性を評価する工程を含むこと、
を特徴とする模型構造物の試験方法。

【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載の模型構造物の試験方法において、
前記模型移動体は、鉄道車両を模擬した模型車両であり、
前記模型構造物は、前記鉄道車両が通過する駅を模擬した模型駅であること、
を特徴とする模型構造物の試験方法。
産業区分
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2009058079thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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