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トロリ線を支持するハンガ装置 コモンズ

国内特許コード P110006093
掲載日 2011年12月14日
出願番号 特願2008-115864
公開番号 特開2009-262816
登録番号 特許第5117269号
出願日 平成20年4月25日(2008.4.25)
公開日 平成21年11月12日(2009.11.12)
登録日 平成24年10月26日(2012.10.26)
発明者
  • 常本 瑞樹
  • 久須美 俊一
  • 中道 好信
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 トロリ線を支持するハンガ装置 コモンズ
発明の概要

【課題】 温度の変化に応じて的確に動作して、トロリ線の弛度を一定化することができる、トロリ線からパンタグラフを介して電車に給電する電気鉄道におけるトロリ線を支持するハンガ装置を提供する。
【解決手段】 ちょう架線3とトロリ線4との間に配置されるハンガ装置5において、上部の垂下線と下部の垂下線との間に、周囲温度応答素子6と、この周囲温度応答素子6の出力に応じて前記トロリ線4の弛度を一定化する動作を行うアクチュエータ7とを具備する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


電気鉄道の架空電車線は、良好な集電性能を維持するため、その張力は一定であることが望ましい。しかし、電車線は温度変化による伸縮により、その張力も変化する。そのため、電車線の引留箇所には張力調整装置を取り付け、電車線の伸縮に応じて支持点の移動が可能な構造(可動ブラケット支持、滑車支持)にするなどして、1つの引留からもう一方の引留まで(以下、ドラムと記す)の張力を一定に保つようにしている(下記特許文献1,2参照)。しかしながら、支持構造によっては摩擦力などにより線条の移動が抑制される抵抗力(以下、抑制抵抗と記す)が発生し、同一ドラム内でも径間毎の張力は必ずしも一定ではないと考えられているが、その実態は明らかになっていない。



抑制抵抗がない理想的な状態における電車線の温度伸縮に伴う移動は、トロリ線では振止金具や曲引金具、ちょう架線では可動ブラケットや支持滑車によってスムーズに行われるため、電車線の張力は一定に保たれる。しかし、抑制抵抗により移動がスムーズに行われない場合、温度が上がると電車線は伸びるため張力は低下し弛度は大きくなり、逆に温度が下がると電車線は縮むため張力は上昇し弛度は小さくなる。



また、機械的な増幅機構、例えば、圧電素子を駆動素子としたプリンター印字ヘッドが提案されている(下記特許文献3、4参照)。

【特許文献1】特開2008-055986号公報

【特許文献2】特開2007-253632号公報

【特許文献3】特開昭60-81568号公報

【特許文献4】特開昭61-47272号公報

産業上の利用分野


本発明は、トロリ線からパンタグラフを介して電車に給電する電気鉄道における電車線のハンガ(ドロッパ)装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ちょう架線とトロリ線との間に配置されるハンガ装置において、上部の垂下線と下部の垂下線との間に、周囲温度応答素子と、該周囲温度応答素子の出力に応じて前記トロリ線の弛度を一定化する動作を行うアクチュエータとを具備することを特徴とするトロリ線を支持するハンガ装置。

【請求項2】
請求項1記載のトロリ線を支持するハンガ装置において、前記周囲温度応答素子が正の線膨張係数を有する材料からなり、前記アクチュエータは前記材料の変位を拡大する変位拡大機構であることを特徴とするトロリ線を支持するハンガ装置。
産業区分
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2008115864thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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