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定速走行制御方法及び制御装置 コモンズ

国内特許コード P110006110
掲載日 2011年12月15日
出願番号 特願2006-149922
公開番号 特開2007-325338
登録番号 特許第4976746号
出願日 平成18年5月30日(2006.5.30)
公開日 平成19年12月13日(2007.12.13)
登録日 平成24年4月20日(2012.4.20)
発明者
  • 川村 淳也
  • 近藤 圭一郎
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 定速走行制御方法及び制御装置 コモンズ
発明の概要

【課題】列車の定速走行時における高効率な運転制御を実現すること。
【解決手段】定速走行時、各車両1に備えられた制御装置30は、現在の走行速度Vと目標速度Vとの速度差ΔV及び加速度αに基づいて稼動する主変換装置20の稼動台数Nを決定し、決定した稼働台数Nを基に自主変換装置20が稼動対象であるか否かを判断する。自主変換装置20が稼動対象ならば自主変換装置20を稼動し、稼動対象でないならば停止させる。またこのとき、主変換装置20は、主電動機10及び主変換装置20の総合効率が最も高い状態となるよう、自主変換装置20を稼動させる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来、電気車の走行制御では、例えば、全編成の車両重量から所定の加速度を得るために必要なトルクを算出し、必要トルクを各電動機で分担するように各電動機を制御している。しかしながら、この制御方法では、効率化という点で問題があった。即ち、電動機効率と電動機を駆動するインバータ効率との積で表される総合効率は、電動機にかかる負荷が高くなるほど(高負荷)、総合効率が高くなり、逆に電動機にかかる負荷が低くなるほど(低負荷)、総合効率が著しく低下する。つまり、必要トルクが小さいほど、総合効率が低くなり、その結果、編成全体としての効率が悪くなる。



そこで、効率化を図るための技術として、全編成の車両重量とノッチ指令等に応じた加速度とによって必要な引張力(必要トルク)を算出し、その必要トルクに応じて電動機の稼動台数を求め、稼動する各電動機の一台当たりの出力値を決定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。

【特許文献1】特開平7-308004号公報

産業上の利用分野


本発明は、列車の走行速度を所与の目標速度に保つ定速走行制御方法等に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の電動車を有して構成される列車に具備された複数の主変換装置それぞれの稼動を制御して、現在の走行速度を所与の目標速度に保つ定速走行制御を行う定速走行制御方法において
現在の走行速度と前記目標速度との速度差、及び、現在の加速度の値の範囲でなる主変換装置稼動範囲であって、当該速度差及び現在の加速度に応じて列車全体で稼働される主変換装置の台数が異なるように前記複数の主変換装置それぞれに異なる稼働範囲を設定する稼動範囲設定工程と、
現在の走行速度と前記目標速度との速度差、及び、現在の加速度を算出する算出工程と、
前記主変換装置毎に、当該主変換装置に設定された前記稼動範囲内に前記算出された速度差及び加速度が含まれるか否かに基づいて、当該主変換装置を稼動させるか否かを制御する稼動制御工程と、
を含む定速走行制御方法。

【請求項2】
複数の電動車を有して構成される列車に具備された複数の主変換装置それぞれの稼動を制御して、現在の走行速度を所与の目標速度に保つ定速走行制御を行う前記主変換装置それぞれの制御装置であって、
現在の走行速度と前記目標速度との速度差、及び、現在の加速度を算出する算出手段と、
現在の走行速度と前記目標速度との速度差、及び、現在の加速度の値の範囲でなる主変換装置稼動範囲であって、当該速度差及び現在の加速度に応じて列車全体で稼働される主変換装置の台数が異なるように設定された主変換装置毎に異なる稼働範囲のうち、自制御装置の制御対象の主変換装置に対して設定された稼動範囲内に前記算出された速度差及び加速度が含まれるか否かに基づいて、自制御装置の制御対象の主変換装置を稼動させるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により稼動させると判定された場合に自制御装置の制御対象の主変換装置稼動させ、稼動させないと判定された場合に当該主変換装置を停止させる稼動制御手段と、
を備えた制御装置。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006149922thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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