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集電装置の状態監視装置 コモンズ

国内特許コード P110006126
掲載日 2011年12月15日
出願番号 特願2008-087768
公開番号 特開2009-241653
登録番号 特許第5221996号
出願日 平成20年3月28日(2008.3.28)
公開日 平成21年10月22日(2009.10.22)
登録日 平成25年3月15日(2013.3.15)
発明者
  • 片山 信一
  • 臼木 理倫
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 集電装置の状態監視装置 コモンズ
発明の概要

【課題】集電装置の異常状態を正確に判定し迅速に通知することができる集電装置の状態監視装置を提供する。
【解決手段】評価部4hは、音検出部4aが検出する集電装置3のしゅう動音に基づいてこの集電装置3の状態を評価するとともに、電流検出部4bが検出する集電装置3の電流変動に基づいてこの集電装置3の状態を評価する。評価部4hは、音検出部4aの出力信号が所定レベルを超えて、電流検出部4bの出力信号も所定レベルを超えたときには、しゅう動音が通常の状態よりも高く、電流変動が通常の範囲を超えるため、集電装置3が異常状態であると評価する。一方、評価部4hは、音検出部4aの出力信号が所定レベル以下であり、電流検出部4bの出力信号が所定レベル以下で変動するときには、しゅう動音が通常の状態よりも低く、電流変動が通常の範囲内であるため、集電装置3が正常状態であると評価する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


電車や電気機関車のような電気車では、変電所からの電気を上空に架設されたトロリ線に流し、車両の屋根上に取り付けられたパンタグラフ(集電装置)を介して車両に電力を取り入れる構造となっている。このトロリ線とパンタグラフとは、両者の接触により集電するため、機械的摩耗と電気的摩耗が組み合わさっており、これらは気象的な変化に対してしゅう動の状態が悪化する場合がある。また、異物とパンタグラフの衝突により、パンタグラフの不具合が生じて、しゅう動状態が悪化する場合もある。このようなしゅう動状態の悪化を検出するために集電装置の状態監視装置が提案されている。



従来の集電装置の状態監視装置は、架線と集電装置との接触部を撮影する赤外線カメラと、この赤外線カメラが撮影した画像する画像処理部と、画像処理部の画像処理結果に基づいて架線の発熱位置を演算する架線位置演算部などを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の集電装置の状態監視装置は、架線から集電装置が離れる離線が発生したときに架線が発熱するのを検出して、この架線の発熱位置を特定している。




【特許文献1】特開2004-42837号公報

産業上の利用分野


この発明は、集電装置の状態を監視する集電装置の状態監視装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
集電装置の状態を監視する集電装置の状態監視装置であって、
前記集電装置から発生する音を検出する音検出手段の検出結果に基づいて、この集電装置の状態を評価する評価手段と、
前記集電装置の状態が異常状態であると前記評価手段が評価したときには、この評価手段の評価結果の通知を指令する通知指令手段とを備え
前記評価手段は、前記音検出手段が検出した現在の検出結果と、この現在の検出結果と気象状況が近似するこの音検出手段が検出した過去の検出結果とを比較して、前記集電装置の状態を評価すること、
特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項2】
集電装置の状態を監視する集電装置の状態監視装置であって、
前記集電装置から発生する音を検出する音検出手段の検出結果と、この集電装置から導かれる電流を検出する電流検出手段の検出結果とに基づいて、この集電装置の状態を評価する評価手段と、
前記集電装置の状態が異常状態であると前記評価手段が評価したときには、この評価手段の評価結果の通知を指令する通知指令手段とを備え、
前記評価手段は、前記音検出手段及び前記電流検出手段が検出した現在の検出結果と、この現在の検出結果と気象状況が近似するこの音検出手段及びこの電流検出手段が検出した過去の検出結果とを比較して、前記集電装置の状態を評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項3】
請求項に記載の集電装置の状態監視装置において、
前記評価手段は、前記電流検出手段の出力信号が所定レベルを超えて変動するときには、前記集電装置が異常状態であると評価し、前記電流検出手段の出力信号が所定レベル以下で変動するときには、前記集電装置が正常状態であると評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項4】
請求項に記載の集電装置の状態監視装置において、
前記評価手段は、前記電流検出手段の出力信号の変動が所定レベルを超えて所定時間以上継続したときには、前記集電装置が異常状態であると評価し、前記電流検出手段の出力信号が所定レベルを超えて所定時間未満継続して変動したときには、前記集電装置が正常状態であると評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の集電装置の状態監視装置であって、
前記評価手段は、前記音検出手段が検出する前記集電装置のしゅう動音に基づいてこの集電装置の状態を評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項6】
請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の集電装置の状態監視装置において、
前記評価手段は、前記音検出手段の出力信号が所定レベルを超えるときには、前記集電装置が異常状態であると評価し、前記音検出手段の出力信号が所定レベル以下であるときには、前記集電装置が正常状態であると評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項7】
請求項1から請求項までのいずれか1項に記載の集電装置の状態監視装置において、
前記評価手段は、前記音検出手段の出力信号が所定レベルを超えて所定時間以上継続したときには、前記集電装置が異常状態であると評価し、前記音検出手段の出力信号が所定レベルを超えて所定時間未満継続したときには、前記集電装置が正常状態であると評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項8】
請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の集電装置の状態監視装置において、
前記評価手段は、前記現在の検出結果とこの現在の検出結果と同じ線区を車両が走行したときの前記過去の検出結果とを比較して、前記集電装置の状態を評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。

【請求項9】
請求項に記載の集電装置の状態監視装置において、
前記評価手段は、前記現在の検出結果とこの現在の検出結果と同じ走行位置における前記過去の検出結果とを比較して、前記集電装置の状況を評価すること、
を特徴とする集電装置の状態監視装置。
産業区分
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2008087768thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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