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強風時の鉄道運行管理方法 コモンズ

国内特許コード P110006149
掲載日 2011年12月19日
出願番号 特願2007-142123
公開番号 特開2008-275568
登録番号 特許第4837623号
出願日 平成19年5月29日(2007.5.29)
公開日 平成20年11月13日(2008.11.13)
登録日 平成23年10月7日(2011.10.7)
優先権データ
  • 特願2007-090517 (2007.3.30) JP
発明者
  • 島村 泰介
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 強風時の鉄道運行管理方法 コモンズ
発明の概要

【課題】周囲の地形を考慮した風向予測により精度の高い運行規制を実施する。
【解決手段】風速変動特性予測部Bにて、過去の風観測結果と風向別地形因子とを基にして風向別の風速変動特性を予測する。最大瞬間風速予測部Dにて、風速変動特性に基づき予測された強風規制区間内の最大瞬間風速と瞬間風向の予測値を時系列で出力し、予測値と、列車通過時刻予測部Cにて予測された強風規制区間における列車の到達時刻とから、強風規制区間における列車通過時刻の最大瞬間風速と瞬間風向を予測する。転覆限界風速出力部Eにて、最大瞬間風速予測部Dで予測した最大瞬間風速とその瞬間風向、列車情報から、強風規制区間を通過する列車の転覆限界風速を検出した後、危険判定部Fにて前記最大瞬間風速予測値が転覆限界風速より大きい場合に、列車を抑止又は走行速度を規制する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来、この種の列車運行管理方法として、風速予測システムおよび風速予測方法(特許文献1)が知られている。この特許文献1に示される技術は、風速計で測定された風速及び予め記憶されている過去の風速記録に基づき、確率的な変動を示す時系列モデルを作成し、この時系列モデルによって当該地点での所定の時間先までの風速を予測するものである。そして、この予測した所定時間経過後の風速に基づき、危険が生じる恐れがある列車を対象とした運行規制を行い、列車ダイヤへの影響を最小限に抑えるものである。

【特許文献1】特開2005-30988号公報

産業上の利用分野


本発明は、風向風速予報、実際の風向風速観測データ、現地特有の地形に即した風速変動、列車の運行ダイヤといった判定因子から、危険な状況に直面した列車の運行を規制する強風時の鉄道運行管理方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
現地における過去の風向風速観測値が記憶された風向風速観測値データベースと気象庁の風予報値との相関関係に基づき、気象庁の風予報値から現地の平均風向及び平均風速を予測する平均風速予報段階Aと、
強風規制区間を含む現地の対象エリア内における過去の風観測結果と風向別地形因子とを基にして、風向別の風速変動特性を予測する風速変動特性予測段階Bと、
列車ダイヤデータベースと列車運行情報とから、強風規制区間に列車が到達する時刻を予測する列車通過時刻予測段階Cと、
平均風速予報段階A及び風速変動特性予測段階Bにて予測された対象エリア内における風向別の風速変動特性に基づく最大瞬間風速とその瞬間風向の予測値を時系列で出力するとともに、これら予測値と、列車通過時刻予測段階Cにて予測された強風規制区間における列車の到達時刻とから、強風規制区間における列車通過時刻の最大瞬間風速とその瞬間風向を予測する最大瞬間風速予測段階Dと、
接近中の列車種別と最大瞬間風速予測段階Dで予測した最大瞬間風速とその瞬間風向から、強風規制区間を列車が通過する際の列車の転覆限界風速を検出する転覆限界風速出力段階Eと、
最大瞬間風速予測段階Dで予測された時刻における最大瞬間風速予測値と、転覆限界風速出力段階Eで検出された転覆限界風速とを比較し、最大瞬間風速予測値が転覆限界風速より大きい場合に、列車を抑止又は列車の走行速度を規制する措置を発令する危険判定段階Fと、からなる強風時の鉄道運行管理方法。

【請求項2】
危険判定段階Fで予測される最大瞬間風速が転覆限界風速未満であり、かつ実際に観測された瞬間風速が規制の基準となる風速を上回った場合には、列車を抑止又は列車の走行速度を規制する措置を発令する請求項1記載の強風時の鉄道運行管理方法。
産業区分
  • 測定
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2007142123thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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