TOP > 国内特許検索 > 金属錯体内包ゼオライトの疎水化方法およびそれによって得られたセンサー

金属錯体内包ゼオライトの疎水化方法およびそれによって得られたセンサー コモンズ

国内特許コード P110006161
掲載日 2011年12月19日
出願番号 特願2011-181036
公開番号 特開2013-044579
出願日 平成23年8月23日(2011.8.23)
公開日 平成25年3月4日(2013.3.4)
発明者
  • 猪股 智彦
  • 山脇 大輝
  • 増田 秀樹
出願人
  • 国立大学法人 名古屋工業大学
発明の名称 金属錯体内包ゼオライトの疎水化方法およびそれによって得られたセンサー コモンズ
発明の概要

【課題】ガス分解用あるいはガス検知用ゼオライトの疎水化処理方法を提供する。
【解決手段】ゼオライトのユニットセルに金属フタロシアニン錯体、金属サロフェン錯体、あるいは金属ビピリジン錯体をシップ-イン-ボトル(ship-in-bottle)法により内包させた後、当該ゼオライトにトリエトキシフルオロシラン、トリメトキシアルキルシラン、あるいはトリエトキシアルキルシランである有機シラン処理を行い、ガス検知素子を得る。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


無機細孔材料の一つであるゼオライトは、分子ふるい、触媒、吸湿材など様々な用途で使用されている材料である。特に吸湿材としては市販品などにも利用されており、広く普及している。このようにゼオライト材料自体は非常に吸湿性に富んだものであるが、それはゼオライト材料の表面に存在する水酸基の影響によるところが大きい。ところが、この吸湿性は例えばセンサー等の用途によっては重大な制限事項となり、水酸基の部位に別の分子を修飾することなどしてゼオライトを疎水化する開発研究は様々な場所で行われている。



このゼオライトの疎水化に関しては、ハイシリカゼオライトの開発(特許文献1)や水酸基への疎水性分子の修飾という方法(非特許文献1)等、数多くの特許・論文が報告されている。



一方、ゼオライトを用いたセンサーとして、水晶振動子上に金属錯体内包ゼオライトを有する振動素子に供給されるガスの吸着を利用して水晶振動子の共振周波数の変化を調べることにより(いわゆるQCM法)、検出対象ガスの有無を検出することが知られているが(特許文献2)、より精度よく測定するにはゼオライトの有効な疎水化が必要であった。

産業上の利用分野


本発明は、ガス分解材あるいはガス検知材等として利用され得る、金属錯体を内包するゼオライトの疎水化方法、および当該疎水化方法によって得られたセンサーに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ゼオライトの疎水化方法であって、ゼオライトのユニットセルに金属錯体をシップ-イン-ボトル(ship-in-bottle)法により内包させた後、当該ゼオライトに有機シラン処理を行う、ゼオライトの疎水化方法。

【請求項2】
前記金属錯体が、金属フタロシアニン錯体、金属サロフェン錯体、あるいは金属ビピリジン錯体である、請求項1に記載のゼオライトの疎水化方法

【請求項3】
前記有機シラン処理が、トリエトキシフルオロシラン、トリメトキシアルキルシラン、あるいはトリエトキシアルキルシランである、請求項1又は2に記載のゼオライトの疎水化方法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか一のゼオライト疎水化方法によって得られた、ガス検知素子。
国際特許分類(IPC)
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2011181036thum.jpg
出願権利状態 審査請求前
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close