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鉄道レール表面硬化層の膜厚測定方法 コモンズ

国内特許コード P110006238
掲載日 2011年12月20日
出願番号 特願2007-203928
公開番号 特開2009-041917
登録番号 特許第5138305号
出願日 平成19年8月6日(2007.8.6)
公開日 平成21年2月26日(2009.2.26)
登録日 平成24年11月22日(2012.11.22)
発明者
  • 中村 崇
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 鉄道レール表面硬化層の膜厚測定方法 コモンズ
発明の概要

【課題】本来は測定試料の硬さのみを測定するビッカース硬さ計を用いることで、下地の母材レール鋼(パーライト鋼)上に発生する薄いレール表面硬化層部分のみの硬さを求め、さらにその厚さを非破壊で測定することができる鉄道レール表面硬化層の膜厚測定システムを提供する。
【解決手段】鉄道レール表面硬化層の膜厚測定システムにおいて、敷設された鉄道レール表面にビッカース硬さ計を押し当てて前記鉄道レールの表面硬化層2の実測ビッカース硬さを求め、あらかじめ測定した鉄道レールの表面硬化層のビッカース硬さと膜厚との対応データに基づいて、前記実測ビッカース硬さより、前記敷設された鉄道レールの表面硬化層2の膜厚を測定する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


鉄道レールの頭頂面が車輪の空転や滑走による摩擦熱等により高温になる時、また転がり接触により激しい歪みが繰り返し加わる時、レール硬化層(白色層・白層)とよばれるマルテンサイト組織の熱変態層が鉄道レール表面に形成される。このレール硬化層(白色層・白層)は一般的に硬くて脆いため、普通レール鋼のパーライト組織と比較して、レールの転がり疲労損傷の一つであるレールシェリングに発展する亀裂の発生原因となる。つまり、レール硬化層が厚くなると、亀裂の発生確率が高まる。



かかる鉄道レール表面硬化層の膜厚の測定においては、従来はリバウンド式の硬さ測定で反発係数の値を求めることにより、そのレール硬化層の厚さを非破壊で求めようとしてきた(下記非特許文献1参照)。しかしこの測定では、シミュレーションのみが実施され、実際の測定器は試作されなかった。

【非特許文献1】中村崇他「反発式白色層厚さ評価システム」:新線路、59巻、3号、2005年

産業上の利用分野


本発明は、鉄道レール表面硬化層の膜厚測定方法に係り、特に、鉄道レール保線現場における、ビッカース硬さ計を用いた、鉄道レール表面硬化層の非破壊による膜厚の測定方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
敷設された鉄道レール表面にビッカース硬さ計を押し当てて、前記鉄道レールの表面硬化層の実測ビッカース硬さを求め、あらかじめ測定した鉄道レールの表面硬化層のビッカース硬さと膜厚との対応データに基づいて、前記実測ビッカース硬さより、前記敷設された鉄道レールの表面硬化層の膜厚を測定することを特徴とする鉄道レール表面硬化層の膜厚測定方法

【請求項2】
請求項1記載の鉄道レール表面硬化層の膜厚測定方法において、前記ビッカース硬さ計は、ポータブルな携帯型硬さ計であることを特徴とする鉄道レール表面硬化層の膜厚測定方法
産業区分
  • 測定
  • 鉄道
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007203928thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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