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鉄道沿線における簡易横風監視方法及び横風監視装置 コモンズ

国内特許コード P110006286
掲載日 2011年12月20日
出願番号 特願2006-093950
公開番号 特開2007-269055
登録番号 特許第4755517号
出願日 平成18年3月30日(2006.3.30)
公開日 平成19年10月18日(2007.10.18)
登録日 平成23年6月3日(2011.6.3)
発明者
  • 前橋 栄一
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 鉄道沿線における簡易横風監視方法及び横風監視装置 コモンズ
発明の概要

【課題】 沿線全域に渡って、走行中の鉄道車両が受ける横風を簡易に監視することのできる方法及び装置を提供する。
【解決手段】 簡易横風監視装置は、軌道に沿って設置されている電柱の腕金A上に回転可能に取り付けられた回転看板1と、腕金Aから揺動可能に垂下している懸垂碍子Iに固定された固定アーム3と、回転看板1と固定アーム3を連結する連結アーム5と、から構成される。電線ECが風を受けて碍子Iが振れると、連結アーム5と回転看板1の接続点は、両アームによって風下方向に引っ張られる。その結果、回転看板1は90°回転し、警告が線路の前後方向に向き、運転士が目視可能となる。電線は、沿線方向に連続する電柱間に張られているので、ピンポイントでなく、この沿線全域の横風を監視できる。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


鉄道線路には、築堤や鉄橋のような、強風下に晒されやすく、横転や転覆事故等を発生しやすい沿線環境が含まれる。そこで、このような沿線の内、特に危険と思われる沿線には、風速計が設置されている。現在主に使用されている風速計は、風を受けて回転する風車タイプのもので、水平方向から360°のいずれの方向から吹いてくる風にも反応する。このため、風向きがわからず、横風か、線路方向前後から受ける風かの区別がつきにくい。列車の転覆や脱線に大きな影響を与える強風は、横風と言われる、線路側面方向からの風である。一方、線路方向に沿った強風によって列車が転覆したり脱線することは少ない。



さらに、このような風速計はピンポイントで設置されているため、局所的に風が強いのか、沿線の広い範囲で風が強いのかの区別もつきにくい。このため、沿線全域の強風発生状況を克明にとらえることは現在では困難である。



また、高速道路などにおいては、のぼりが取り付けられている。こののぼりは、風向きや風速を大まかに察知することはできるが、鉄道においては、沿線に沿った電柱の全部に取り付けることが困難であり、運転士による確認も煩雑になる。また、他の設備にからまったりするおそれもある。

産業上の利用分野


本発明は、走行中に鉄道車両が受ける横風を、沿線全域に渡って簡易に監視する方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
鉄道沿線において簡易に横風を監視する方法であって、
軌道に沿って設置されている電線が横風を受けて変位する際の該電線の変位を警告・警報手段に伝えて同手段を作動させることを特徴とする簡易横風監視方法。

【請求項2】
前記警告・警報手段が鉄道車両の運転士が目視可能な看板であり、
前記電線を支持する碍子の姿勢又は位置の変化を、機械的に連結機構を介して前記看板に伝えて該看板を動かすことを特徴とする請求項1記載の簡易横風監視方法。

【請求項3】
前記警告・警報手段が点灯表示又は無線通報を含む電気的手段であり、
前記碍子の姿勢又は位置の変化を電気的に検出して前記警告・警報手段を作動させることを特徴とする請求項1記載の簡易横風監視方法。

【請求項4】
鉄道沿線において簡易に横風を監視する装置であって、
軌道に沿って設置されている電線の横風による変位を計測又は伝達する手段と、
該手段により計測又は伝達された変位がある値以上となった場合に警告・警報を発する手段と、
を備えることを特徴とする簡易横風監視装置。

【請求項5】
前記警告・警報手段が鉄道車両の運転士が目視可能な看板であり、
前記電線を支持する碍子の姿勢又は位置の変化を前記看板に機械的に伝えて前記看板を動かす伝達機構、をさらに備えることを特徴とする請求項記載の簡易横風監視装置。

【請求項6】
前記警告・警報手段が点灯表示又は無線通報を含む電気的手段であり、
前記碍子の姿勢又は位置の変化を電気的に検出する手段と、
該手段と前記警告・警報手段とを電気的に接続する手段と、
を備えることを特徴とする請求項又は記載の簡易横風監視装置
産業区分
  • その他通信
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2006093950thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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