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低熱膨張線状体の製作方法 コモンズ

国内特許コード P110006300
掲載日 2011年12月20日
出願番号 特願2008-035725
公開番号 特開2008-235259
登録番号 特許第5295585号
出願日 平成20年2月18日(2008.2.18)
公開日 平成20年10月2日(2008.10.2)
登録日 平成25年6月21日(2013.6.21)
優先権データ
  • 特願2007-037651 (2007.2.19) JP
発明者
  • 上條 弘貴
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 低熱膨張線状体の製作方法 コモンズ
発明の概要

【課題】 円筒形状導電体内に低熱膨張材料を挿入してスエージング加工することで、接着剤を用いることなく、導電体材料と低熱膨張材料とのそれぞれの特性を保持しつつ信頼性の高い複合構造化を図ることができる低熱膨張線状体の製作方法を提供する。
【解決手段】 低熱膨張線状体の製作方法において、円筒形状導電体1′内に低熱膨張材料2′を配置し、スエージング加工機のダイスの径を小さくしながら繰り返しスエージング加工を行い、前記円筒形状導電体1′を絞り、この円筒形状導電体1′の外径を徐々に縮小させ、前記円筒形状導電体1′と前記低熱膨張材料2′との接触面を加工し、前記円筒形状導電体1と前記低熱膨張材料2とを密着させて複合し、低熱膨張線状体3を製作する。
【選択図】 図4

従来技術、競合技術の概要


トロリ線、吊架線と言った線状材料では温度変化に伴う熱伸縮が大きく、敷設や保守管理において問題となっている。
そこで、熱伸縮に伴う架線支持部構造への影響を低減し、設備の簡素化やメンテナンスフリー化といったニーズに応えるために、線膨張係数の小さい材料の適用による低熱膨張線状材料の研究開発を進めている(下記特許文献1~4参照)。



これまでに、銅と低熱膨張線状材料として有望な有機系新材料で負の線膨張係数をもつPBO繊維「ザイロン(商品名)」との複合材料として、銅板とザイロンプリプレグシートを接着により積層した積層複合試料や、短尺の溝付き銅線にザイロンを挿入した構造や、銅パイプ内にザイロンを挿入した構造をした接着による短尺のザイロン充填銅線を製作し、その線膨張係数を測定して線膨張係数の制御の可能性を確認してきた。

【特許文献1】特開2003-281942号公報

【特許文献2】特開2006-085915号公報

【特許文献3】特開2006-164692号公報

【特許文献4】特開2006-172838号公報

産業上の利用分野


本発明は、低熱膨張線状体の製作方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
円筒形状導電体内に低熱膨張繊維を配置し、スエージング加工機のダイスの径を小さくしながら繰り返しスエージング加工を行い、前記円筒形状導電体を絞り、該円筒形状導電体の外径を徐々に縮小させ、前記円筒形状導電体と前記低熱膨張繊維との接触面を加工し、前記円筒形状導電体と前記低熱膨張繊維とを密着させて複合し、低熱膨張線状体を製作することを特徴とする低熱膨張線状体の製作方法。

【請求項2】
請求項1記載の低熱膨張線状体の製作方法において、前記スエージング加工は、外側に配置された前記円筒形状導電体の表面にウロコ状の圧痕が生じる程度まで十分に行うことを特徴とする低熱膨張線状体の製作方法。

【請求項3】
請求項1又は2記載の低熱膨張線状体の製作方法において、前記低熱膨張繊維に撚りを加えることを特徴とする低熱膨張線状体の製作方法。

【請求項4】
請求項3記載の低熱膨張線状体の製作方法において、前記低熱膨張繊維の撚り方が、組紐であることを特徴とする低熱膨張線状体の製作方法。

【請求項5】
請求項1又は2記載の低熱膨張線状体の製作方法において、前記低熱膨張繊維はPBO繊維であることを特徴とする低熱膨張線状体の製作方法。
産業区分
  • 電線ケーブル
  • 加工
  • 電力応用
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2008035725thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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