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低弾性部材による軌道変位抑制構造 コモンズ

国内特許コード P110006328
掲載日 2011年12月21日
出願番号 特願2007-034521
公開番号 特開2008-196257
登録番号 特許第4958575号
出願日 平成19年2月15日(2007.2.15)
公開日 平成20年8月28日(2008.8.28)
登録日 平成24年3月30日(2012.3.30)
発明者
  • 桃谷 尚嗣
  • 関根 悦夫
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 低弾性部材による軌道変位抑制構造 コモンズ
発明の概要

【課題】既設構造物に容易に構築可能な軌道変位抑制構造を提供する。
【解決手段】軌道変位抑制構造1は地盤3上に設けられた盛土5を有し、さらに地盤3上に、盛土5と接するようにして、コンクリート構造物としてのボックスカルバート11が設けられている。
盛土5とボックスカルバート11上には土路盤7が設けられており、土路盤7上にはバラスト10が設けられている。
バラスト10上には枕木13が設けられており、枕木13上にはレール15が設けられている。
ボックスカルバート11の上方の土路盤7内には抑制部材9が設けられている。抑制部材9はボックスカルバート11よりも剛性の小さい材料で形成されている。
従って、盛土5とボックスカルバート11の境界近傍には、剛性の急激な変化は生じず、境界に、変位による段差が生じるのを防ぐことができる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来、枕木とレールとバラストからなる鉄道の軌道は、盛土上、もしくは盛土上に設けられた土路盤上に設けられていた。



このような構造では、盛土の剛性が小さいために、列車の通過により軌道に変位が生じる場合があり、列車の走行安定性に支障が出る場合がある。



特に、橋台やボックスカルバートのようなコンクリート構造物と、盛土が隣接している場合は、コンクリート構造物と盛土の境界部分の支持剛性が急激に変化するので、バラストの流動による軌道の変位が生じやすく、境界部分に段差ができることが多かった。



このような場合、コンクリート構造物と盛土の境界に、アプローチブロックと呼ばれる砕石層を設け、支持剛性の急激な変化を抑制している場合があり、このような構造としては、以下のようなものが知られている(非特許文献1)。

【非特許文献1】鉄道総合技術研究所編、「鉄道構造物等設計標準・同解説-土構造物」、丸善、1992年11月10日、p.332

産業上の利用分野


本発明は、軌道変位抑制構造に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
互いに接するように地盤上に設けられ、軌道を支持する盛土およびコンクリート構造物と、
前記コンクリート構造物と前記軌道の間の前記軌道側に設けられ、前記軌道の変位を抑制するための抑制部材と、
を有し、
前記抑制部材を構成する材料は、前記コンクリート構造物よりも剛性の小さい材料であることを特徴とする軌道変位抑制構造。

【請求項2】
前記抑制部材を構成する材料は、ゴム、発泡スチロール、樹脂、シリコンのいずれかであることを特徴とする請求項1記載の軌道変位抑制構造。

【請求項3】
前記抑制部材は、板状の形状を有することを特徴とする請求項1記載の軌道変位抑制構造。

【請求項4】
盛土と接するように設けられ、軌道を支持するコンクリート構造物と、前記軌道との間の前記軌道側に抑制部材を設ける工程(a)を有することを特徴とする軌道変位抑制構造の構築方法。

【請求項5】
盛土と接するように設けられ、軌道を支持するコンクリート構造物と、前記軌道との間に抑制部材を設ける工程(a)を有し、
前記工程(a)は、前記軌道を持ち上げてから、前記コンクリート構造物と前記軌道との間に前記抑制部材を設ける工程であることを特徴とする道変位抑制構造の構築方法。
産業区分
  • 鉄道
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2007034521thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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