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光応答性触媒

国内特許コード P120006475
整理番号 S2011-0779-N0
掲載日 2012年1月12日
出願番号 特願2011-115326
公開番号 特開2012-240990
登録番号 特許第5773308号
出願日 平成23年5月24日(2011.5.24)
公開日 平成24年12月10日(2012.12.10)
登録日 平成27年7月10日(2015.7.10)
発明者
  • 今堀 龍志
  • 栗原 清二
  • 山口 令
出願人
  • 学校法人東京理科大学
発明の名称 光応答性触媒
発明の概要 【課題】光によって構造が変化して触媒機能性部位の相乗的な機能によって触媒活性を発現することができる新規な光応答性協奏機能触媒を提供する。
【解決手段】式(1)で示される化合物。



(X1、X2、Y1、Y2、Z1及びZ2は同一又は異なるものであり、炭素数6から20のアリール基又は炭素数3から20のヘテロ環基であり、これらは低級アルコキシ、アミン、エステル、アミド、シアノ、ニトロ、クロロ、フッ素、低級アルキル、又はアリールから選択される1以上の置換基を有していてもよい。)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


これまでに報告されている光応答性化学変換触媒は限られており(非特許文献1)、光構造変化に伴う触媒機能性部位の相乗的な機能によって触媒活性を発現する光応答性協奏機能触媒に分類できる触媒としては二つの報告があるのみである(非特許文献2及び3)。光応答性協奏機能触媒として分類できるこれらの触媒は、基質分子あるいは基質分子と反応剤の両方の分子認識によって反応の遷移状態形成を有利にする反応テンプレートとして機能する。従って、基質特異性が極度に高い限定的なシステムである。また、生成物がテンプレートに取り込まれることにより触媒の生成物阻害が生じ、触媒効率は低いものである。基本的に、シナジー効果による反応の加速は隣接効果によるものであり、純粋な触媒の活性をシナジー効果で誘起しているわけではない。そのため、不活性型自体に触媒活性が見られ、触媒光応答性が明確でない。また、これまでのところ光応答性触媒によるBasylis-Hillman反応は開発されていない。

産業上の利用分野


本発明は、新規な光応答性触媒に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記式(1)で示される化合物からなる、電子吸引基が結合したアルケンをアルデヒドに付加させる反応を触媒する光応答性触媒
【化1】


(式中、X1及びX2は同一又は異なるものであり、炭素数6から20のアリーレン基であり、これらは低級アルコキシ、クロロ、フッ素、低級アルキルから選択される1以上の置換基を有していてもよい。Y1、Y2、Z1及びZ2は同一又は異なるものであり、炭素数6から20のアリール基であり、これらは低級アルコキシ、クロロ、フッ素、低級アルキルから選択される1以上の置換基を有していてもよい。)

【請求項2】
X1及びX2が、低級アルコキシ、クロロ、フッ素、低級アルキルから選択される1以上の置換基を有していてもよいフェニレン基であり、Y1、Y2、Z1及びZ2が、低級アルコキシ、クロロ、フッ素、低級アルキルから選択される1以上の置換基を有していてもよいフェニル基である、請求項1に記載の光応答性触媒

【請求項3】
式(1)で示される化合物が、下記式(2)で示されるアゾベンゼン-2,2'-ジメチル-5,5'-ビス(ジフェニルメタノール)である、請求項1又は2に記載の光応答性触媒
【化2】


(式中、Meはメチル基を示し、Phはフェニル基を示す。)

【請求項4】
式(1)で示される化合物がシス体である、請求項1から3の何れか一項に記載の光応答性触媒。

【請求項5】
電子求引性基が結合したアルケンとアルデヒドとを請求項1から4の何れか一項に記載の光応答性触媒の存在下で反応させることを含む、電子求引性基が結合したアルケンをアルデヒドに付加させる方法。
産業区分
  • 処理操作
  • その他無機化学
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
上記の特許・技術に関心のある方は、下記問合せ先にご相談下さい。


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