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遺伝子導入剤 コモンズ

国内特許コード P120006527
整理番号 04054JP
掲載日 2012年1月30日
出願番号 特願2007-505934
登録番号 特許第5092123号
出願日 平成18年2月28日(2006.2.28)
登録日 平成24年9月28日(2012.9.28)
国際出願番号 JP2006303669
国際公開番号 WO2006093108
国際出願日 平成18年2月28日(2006.2.28)
国際公開日 平成18年9月8日(2006.9.8)
優先権データ
  • 特願2005-052650 (2005.2.28) JP
発明者
  • 有馬 英俊
  • 上釜 兼人
  • 平山 文俊
出願人
  • 国立大学法人 熊本大学
発明の名称 遺伝子導入剤 コモンズ
発明の概要

本発明の目的は、血清の存在下においても高い効率で遺伝子導入を行うことができる遺伝子導入剤を提供することである。本発明によれば、シクロデキストリンとジェネレーション3のデンドリマー(G3)との結合体であって、さらに糖で修飾されている上記結合体が提供される。

従来技術、競合技術の概要


種々の疾病の原因が遺伝子レベルで明らかにされつつあり、遺伝子に欠陥のある細胞に外部から遺伝子を導入することによって疾病を治療しようとする遺伝子治療に関する臨床研究が活発に行われている。しかしその一方で、かかる遺伝子治療の治療実績は十分とは言えないのが現状である。この原因の一つとして遺伝子導入効率の低さが挙げられ、その改善を目的として遺伝子導入剤の改良が試みられている。



従来の遺伝子治療で用いられているベクターの多くはウイルスベクターである。しかし、ウイルスベクターは、ベクターの中から増殖能力があるウイルスを完全に除外できる保証が得られないこと、さらに導入遺伝子を含むウイルスのゲノムが染色体に組み込まれる際に他の遺伝子を不活性化したり活性化したりする可能性を有するといった欠点が指摘されている。一方、非ウイルス性ベクターの開発も行われ、カチオニックリポソーム、カチオニックリピッド、カチオニックペプチドなどのいわゆるカチオニックキャリアーに関する報告が数多くなされている。しかしながら、現在市販されている遺伝子導入剤の多くは、血清の存在により、その遺伝子導入効率が著しく低下することが知られている。



また、特開2001-103969号公報には、シクロデキストリンとデンドリマーとの結合体であって、前記シクロデキストリンがα、β又はγシクロデキストリンであり、前記デンドリマーがポリアミドアミン型であることを特徴とするシクロデキストリン・デンドリマー結合体を遺伝子導入ベクターとして使用できることが記載されている。しかしながら、特開2001-103969号公報に記載の遺伝子導入ベクターを用いて遺伝子導入を行った場合も、血清が培地中に存在すると遺伝子導入効率が低下するという問題があった。

産業上の利用分野


本発明は、糖で修飾したシクロデキストリン・デンドリマー結合体、該結合体からなる遺伝子導入剤、及び該結合体を用いて細胞に遺伝子を導入する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】α-シクロデキストリンとジェネレーション3のデンドリマー(G3)との結合体であって、さらに糖で修飾されている上記結合体からなる遺伝子導入剤。
【請求項2】糖がマンノース又はガラクトースである、請求項に記載の遺伝子導入剤。
【請求項3】導入すべき遺伝子と、α-シクロデキストリンとジェネレーション3のデンドリマー(G3)との結合体であって、さらに糖で修飾されている上記結合体とを細胞ともにインキュベーションすることを含む、細胞に遺伝子を導入する方法。
【請求項4】糖がマンノース又はガラクトースである、請求項3に記載の方法。
【請求項5】血清の存在下で細胞に遺伝子を導入する、請求項3又は4に記載の方法。
産業区分
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) 新技術説明会:2005/7/29
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