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固体高分子電解質、固体高分子電解質フィルム及び固体高分子電解質フィルムの製造方法 新技術説明会

国内特許コード P120006606
整理番号 S2009-0777
掲載日 2012年2月6日
出願番号 特願2010-072749
公開番号 特開2010-287563
登録番号 特許第5610468号
出願日 平成22年3月26日(2010.3.26)
公開日 平成22年12月24日(2010.12.24)
登録日 平成26年9月12日(2014.9.12)
優先権データ
  • 特願2009-114398 (2009.5.11) JP
発明者
  • 富永 洋一
出願人
  • 国立大学法人東京農工大学
発明の名称 固体高分子電解質、固体高分子電解質フィルム及び固体高分子電解質フィルムの製造方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】環境負荷の小さいイオン伝導率の低下の少ない固体高分子電解質等を提供する。
【解決手段】グリシジルエーテル化合物と二酸化炭素の共重合体であり、エーテル結合を介して置換基が結合した構造を有する側鎖を備えた脂肪族ポリカーボネートと、電解質塩化合物と、を含有することを特徴とする固体高分子電解質。30℃におけるイオン伝導度が1×10-5S/cm以上であることを特徴とする固体高分子電解質フィルムである。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



固体高分子電解質(SPE)は、固体高分子中に塩を溶解し、解離イオンを輸送できることから、新しい電解質材料として注目されている。例えば、非特許文献1には、ポリエチレンオキシド(PEO)-金属塩複合体のイオニクス材料が記載されている。

また、特許文献1には、PEO等のポリエーテル結合を有する高分子に1種又は2種以上のアルカリ金属塩を配合したイオン伝導性高分子組成物が記載されている。特許文献2と特許文献3には、ポリアルキレンカーボネートユニットを主鎖に有する有機高分子のユニットを有する有機高分子、金属塩並びにこれら有機高分子及び金属塩と相溶性の有機溶媒を含有してなる高分子固体電解質が記載されている。特許文献4には、例えば、エポキシ化合物と二酸化炭素の重合体とスルホン酸化合物からなるプロトン伝導性高分子固体電解質が記載されている。さらに、特許文献5には、希土類金属化合物及び還元性化合物の存在下、プロピレンオキシドを除く置換エポキシドと二酸化炭素を共重合するポリカーボネートの製法が記載されている。

産業上の利用分野



本発明は、固体高分子電解質、固体高分子電解質フィルム、固体高分子電解質フィルムの製造方法及び脂肪族ポリカーボネートに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
エーテル結合を介して置換基が結合した構造を有する側鎖を備えた脂肪族ポリカーボネートと、
電解質塩化合物と、
を含有し、
前記脂肪族ポリカーボネートは、グリシジルエーテル化合物と二酸化炭素との交互共重合体であって、下記式(2)で表される構成単位を有することを特徴とする固体高分子電解質。
【化1】



(式(2)のRが、エチル基、イソプロピル基及びメトキシエチル基の中から選ばれるいずれかを表す。)

【請求項2】
下記式(2)で表される構成単位からなる脂肪族ポリカーボネートと、
電解質塩化合物と、
を含むことを特徴とする固体高分子電解質フィルム。
【化2】



(式(2)のRが、エチル基、イソプロピル基及びメトキシエチル基の中から選ばれるいずれかを表す。)

【請求項3】
30℃におけるイオン伝導度が1×10-5S/cm以上であることを特徴とする請求項2に記載の固体高分子電解質フィルム。

【請求項4】
記式(2)で表される構成単位からなる脂肪族ポリカーボネートと電解質塩化合物とを共通の溶媒に溶解して高分子電解質溶液を調製し、
前記高分子電解質溶液を基板上に拡げて高分子電解質溶液膜を調製し、
前記高分子電解質溶液膜中の前記溶媒を除去する
ことを特徴とする固体高分子電解質フィルムの製造方法。
【化3】



(式(2)のRが、エチル基、イソプロピル基及びメトキシエチル基の中から選ばれるいずれかを表す。)
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
※ 国立大学法人東京農工大学では、先端産学連携研究推進センターにおいて、知的財産の創出・権利化・活用に取り組んでいます。上記の特許・技術の内容および導入に興味・関心がありましたら、当センターまでお気軽にお問い合わせください。


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