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植物用抵抗性誘導剤 新技術説明会

国内特許コード P120006723
整理番号 SHINGI20120117
掲載日 2012年2月27日
出願番号 特願2011-181436
公開番号 特開2013-043844
登録番号 特許第5747382号
出願日 平成23年8月23日(2011.8.23)
公開日 平成25年3月4日(2013.3.4)
登録日 平成27年5月22日(2015.5.22)
発明者
  • 本田 清
  • 井上 誠一
  • 平塚 和之
出願人
  • 国立大学法人横浜国立大学
発明の名称 植物用抵抗性誘導剤 新技術説明会
発明の概要 【課題】新規な化学構造の植物用抵抗性誘導剤の提供。
【解決手段】下記一般式(1)で表される化合物を有効成分とする植物用抵抗性誘導剤(式中、Xは下記一般式(1a)又は(1b)で表される基であり;X及びXはカルボニル基又は下記一般式(1c)で表される基であり;Zは水素原子以外の一価の基であり;Rは水素原子又は炭化水素基であり;Rは炭化水素基であり;Yは芳香族基であり;mは0~4の整数である。)。



【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


植物は、外部の病原菌による攻撃に対して、物理的及び化学的な抵抗性機構を進化の過程で獲得してきた。物理的な抵抗性機構とは、例えば、ワックス層やクチクラ層等の被覆物、あるいは細胞壁であり、病原菌の進入障壁となるものである。一方、化学的な抵抗性機構とは、病原菌の生育を阻害するシステムであり、例えば、植物に先天的に蓄積された抵抗性因子や、誘導的に生合成及び蓄積された抵抗性因子が挙げられる。



近年、植物を病害ストレスから守るために、外部から薬剤を投与して、化学的な抵抗性機構を活性化させ、植物の耐性を向上させる試みがなされている。このような薬剤は抵抗性誘導剤と呼ぶことができ、これまでに種々の誘導剤が検討されてきた。例えば、サリチル酸やアセチルサリチル酸でタバコを処理することにより、タバコモザイクウイルス(TMV)に対する抵抗性が誘導されることが明らかにされている(非特許文献1参照)。一方、1974年には、3-アリルオキシ-1,2-ベイゾイソチアゾール-1,1-ジオキシドが、世界で初めて誘導剤として農薬登録された。そして、これまでに報告された誘導剤は、サリチル酸とその誘導体を除けば、いずれも単環状又は二環状の複素環式化合物であり、そのほとんどが複素環骨格中にヘテロ原子として窒素原子及び硫黄原子を含むものである(非特許文献2参照)。

産業上の利用分野


本発明は、植物の抵抗性を誘導する薬剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物を有効成分とする植物用抵抗性誘導剤。
【化1】


(式中、Xは下記一般式(1a)又は(1b)で表される基であり;X及びXはそれぞれ独立にカルボニル基又は下記一般式(1c)で表される基であり;Zは水素原子以外の一価の基であり;Rは水素原子又は置換基を有していてもよい炭化水素基であり;mは0~4の整数であり、mが2~4である場合、複数のZは互いに同一でも異なっていてもよい。)
【化2】


(式中、Rは置換基を有していてもよい炭化水素基であり;Yは芳香族基である。)

【請求項2】
前記一般式(1)で表される化合物が、下記一般式(1)-1A又は(1)-2Aで表される請求項1に記載の植物用抵抗性誘導剤。
【化3】


(式中、R2aは置換基を有していてもよいアリール基又は環状のアルキル基であり;R10は炭素数1~15のアルキル基又は炭素数6~15のアリール基であり;Gはハロゲン原子であり;nは1~5の整数であり;nは0~5の整数であり、nが2~5である場合、複数のGは互いに同一でも異なっていてもよい。)
産業区分
  • 薬品
  • その他農林水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) 2012年1月17日(火) 横浜国立大学・東海大学・横浜市立大学 新技術説明会
※ 掲載特許について詳しくお知りになりたい方はHPの「お問い合わせ」ページにてお問い合わせください。


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