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植物用抵抗性誘導剤、植物の抵抗性誘導方法、及び植物病害の予防方法 新技術説明会

国内特許コード P120006919
掲載日 2012年3月21日
出願番号 特願2011-274486
公開番号 特開2013-124241
登録番号 特許第5807955号
出願日 平成23年12月15日(2011.12.15)
公開日 平成25年6月24日(2013.6.24)
登録日 平成27年9月18日(2015.9.18)
発明者
  • 平塚 和之
  • 尾形 信一
  • 小倉 里江子
  • 草間 勝浩
  • 原 裕芽子
  • 牧野 美保
  • 梶 翔太
出願人
  • 国立大学法人横浜国立大学
発明の名称 植物用抵抗性誘導剤、植物の抵抗性誘導方法、及び植物病害の予防方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】植物の病害に対する抵抗性を高めるとともに、植物の生育阻害を低減することができる植物抵抗性誘導剤、該植物抵抗性誘導剤を用いた植物の抵抗性誘導方法、及び該抵抗性誘導方法を使用した植物病害の予防方法の提供を課題とする。
【解決手段】下記一般式(C)で表される化合物又はその塩を有効成分として含むことを特徴とする植物抵抗性誘導剤。ただし、一般式(C)中、Xはハロゲンを表す。
[化1]



【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


従来、農作物や園芸用植物において、病原菌による病害を低減するために農薬が使用されている。しかし、人々の健康に対するリスクや環境負荷を低減するために、従来の農薬の使用量を減らし、より安全性の高い農薬の使用が求められている。この社会的要請に応える農薬として、植物抵抗性誘導剤の開発が進められている。



植物抵抗性誘導剤は、それ自体が病原体を死滅させる作用は殆ど無く、植物が本来有する防御機構を活性化することにより、植物自身が病原体を退けることを促す作用を有するものである。例えば、サリチル酸(SA)、プロベナゾール、バリダマイシンA、アシベンゾラルSメチル(ASM)等が知られる。これらの植物抵抗性誘導剤は、植物の全身獲得抵抗性(SAR)モデルとして知られる防御機構を活性化する。具体的には、植物体の一部分が病原体の攻撃を感知すると、植物体中のサリチル酸濃度が高まり、次いで転写制御因子であるNPR1を介してPR遺伝子群を発現するというシグナル伝達経路によって、病原体に対する抵抗性を当該植物体の全身において獲得させる(図1参照)。上記の植物抵抗性誘導剤は既に実用化されて世界中で使用されている。
また、新たな植物抵抗性誘導剤を探索するために、SARモデルに基づき、PR-1α遺伝子の発現モニタリング系を利用したスクリーニング方法の開発も盛んである(非特許文献1~2)。

産業上の利用分野


本発明は、植物病害の原因となる菌類の増殖を抑制する植物抵抗性誘導剤、植物の抵抗性誘導方法、及び植物病害の予防方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(C)で表される化合物又はその塩を有効成分として含むことを特徴とする植物抵抗性誘導剤。
【化1】


(一般式(C)中、Xはハロゲンを表す。)

【請求項2】
下記一般式(B)で表される化合物又はその塩を有効成分として含むことを特徴とする植物抵抗性誘導剤。
【化2】


(一般式(B)中、Xはハロゲンを表す。)

【請求項3】
下記一般式(A)で表される化合物又はその塩を有効成分として含むことを特徴とする植物抵抗性誘導剤。
【化3】


(一般式(A)中、X,Xは各々独立にハロゲンを表し、Rは炭素原子数1~6の直鎖又は分岐鎖状のアルキレン基を表す。)

【請求項4】
抗菌性物質を誘導することを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の植物抵抗性誘導剤。

【請求項5】
病原性糸状菌に対する抵抗性を誘導することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の植物抵抗性誘導剤。

【請求項6】
アブラナ科植物に対して使用されることを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の植物抵抗性誘導剤。

【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の植物抵抗性誘導剤を植物に曝露することを特徴とする植物の抵抗性誘導方法。

【請求項8】
請求項7に記載の植物の抵抗性誘導方法を使用することを特徴とする植物病害の予防方法。

【請求項9】
病原性糸状菌の感染による病害を予防することを特徴とする請求項8に記載の植物病害の予防方法。
産業区分
  • 薬品
  • その他農林水産
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
※ 掲載特許について詳しくお知りになりたい方はHPの「お問い合わせ」ページにてお問い合わせください。


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