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β-アミロイド前駆体タンパク質のマイクロ凝集体に特異的なモノクローナル抗体

国内特許コード P120006928
整理番号 2011000058
掲載日 2012年3月21日
出願番号 特願2012-025103
公開番号 特開2013-159596
出願日 平成24年2月8日(2012.2.8)
公開日 平成25年8月19日(2013.8.19)
発明者
  • 神野 英毅
  • 吉宗 一晃
  • 小森谷 友絵
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 β-アミロイド前駆体タンパク質のマイクロ凝集体に特異的なモノクローナル抗体
発明の概要

【課題】大きなサイズの非晶質のAβ凝集体のみを特異的に検討するための材料を提供する。
【解決手段】粒子径0.22μm以上の非晶質のアミロイドβタンパクの凝集体に特異的に結合し、アミロイドβタンパク及び繊維状アミロイドβタンパク凝集体に結合しない抗体。及び該非晶質のアミロイドβタンパクの凝集体を免疫原とする細胞融合法により得られ抗体を産生するハイブリドーマ。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


アルツハイマー病の主要な病理変化には老人斑と神経原線維変化があるが、この老人斑は発症の早期から認められ、その主要構成成分がアミロイドβタンパク(Aβ)である。当該Aβは、アルツハイマー病の発症と進展に深く関与していることから注目され広く研究されている。
Aβは、β-アミロイド前駆体からβ-セクレターゼ及びγ-セクレターゼが作用したときに切り出されて産生される。40-42アミノ酸からなるペプチドであり、Aβ1-40及びAβ1-42との2種が同定されている(非特許文献1)。



アルツハイマー病の発症は、Aβが凝集して脳組織に沈着することにより発症するとの説が有力であることから、その治療薬としてAβワクチン療法や抗Aβモノクローナル抗体療法が開発されている(特許文献1、2)。



一方、脳内に沈着するのは、単量体のAβではなく、繊維状や非晶質のAβ凝集体であり、32量体以下の小さな非晶質のAβ凝集体については神経毒性が強いことなどから、研究が進められている(非特許文献2、3)。そしてこの小さな非晶質のAβ凝集体(非特許文献3)や繊維状のAβ凝集体(非特許文献4)に対する抗体も作製されている。

産業上の利用分野


本発明は、アミロイドβタンパク(Aβ)の凝集体のうち粒子径が大きなマイクロ凝集体に特異的に結合する抗体及びその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
粒子径0.22μm以上の非晶質のアミロイドβタンパクの凝集体に特異的に結合し、単量体のアミロイドβタンパク及び繊維状アミロイドβタンパク凝集体に結合しない抗体。

【請求項2】
粒子径0.22μm以上の非晶質のアミロイドβタンパクの凝集体が、粒子径0.22μm~500μmである請求項1記載の抗原に対する抗体。

【請求項3】
モノクローナル抗体である請求項1又は2記載の抗体。

【請求項4】
NITE AP-1229として寄託されたハイブリドーマが産生するものである請求項3記載の抗体。

【請求項5】
検体に請求項1~4のいずれか1項記載の抗体を反応させることを特徴とする、当該検体中の粒子径0.22μm以上の非晶質のアミロイドβタンパク凝集体の検出法。

【請求項6】
粒子径0.22μm以上の非晶質のアミロイドβタンパクの凝集体を免疫原とする細胞融合法により得られ、粒子径0.22μm以上の非晶質のアミロイドβタンパクの凝集体に特異的に結合し、アミロイドβタンパク及び繊維状アミロイドβタンパク凝集体に結合しない抗体を産生するハイブリドーマ。

【請求項7】
NITE AP-1229として寄託されたものである請求項6記載のハイブリドーマ。
産業区分
  • 有機化合物
  • 微生物工業
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 審査請求前
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