TOP > 国内特許検索 > 硬質塗膜の製造方法

硬質塗膜の製造方法

国内特許コード P120006973
整理番号 2003000053
掲載日 2012年3月23日
出願番号 特願2003-287765
公開番号 特開2005-052774
登録番号 特許第4856357号
出願日 平成15年8月6日(2003.8.6)
公開日 平成17年3月3日(2005.3.3)
登録日 平成23年11月4日(2011.11.4)
発明者
  • 西出 利一
  • 高橋 知子
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 硬質塗膜の製造方法
発明の概要

【課題】基材に対するゾルの塗布性が良好で、膜厚の大きな硬質膜を得ることができ、クロムめっきに代替できる高硬度で色合いの良好な硬質塗膜の製造方法を提供すること。
【解決手段】 ハフニアおよび/またはジルコニアとタンニン若しくはウルシオールを構成成分とする天然高分子、及び/又は光硬化性モノマーとを含有するゾルを基材の表面に塗布することを特徴とする硬質塗膜の製造方法。
【選択図】なし。


従来技術、競合技術の概要


現代の生活環境においては、曇り止め等の撥水処理が必要とされ、また、望まれる各種の設備、装置、機械器具が多数存在する。これらは、例えば、自動車の窓ガラス、自動車の塗装表面、台所設備、台所用品、台所設備に付設される排気装置、入浴設備、洗面設備、医療用施設、医療用機械器具、鏡、眼鏡等、きわめて多岐に亘っている。



このような設備、装置、機械器具等の撥水処理方法として、例えば、自動車の窓ガラスの表面に、低分子フッ素化合物、フッ素樹脂又はシリコン等を塗布又は化学蒸着することにより薄膜を形成して、撥水処理する方法が知られている。しかしながら、従来の低分子フッ素化合物、フッ素樹脂又はシリコンから形成された膜にあっては、撥水性を付与することはできるものの、膜の硬度が小さく、機械的損傷を受けやすいという問題があった。



そこで、前記問題を解消することを企図して、ハフニア及び/又はジルコニアを含有するゾルを基材表面に塗布した後、硬化処理してなる硬質膜が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ところが、この硬質膜は高い硬度と優れた撥水性とを有するものの、前記ゾルを基材表面に塗布すると「はじき」を生じるといった塗布性に問題があり、しかも膜厚が薄いという問題がある。




【特許文献1】特開2002-187738号公報



また、生活の各方面や産業用部材においてめっき製品が多用されている。たとえば、装飾用に金やニッケルなどのめっきが用いられている。電子機器の各種部品やプリント基板などにもめっきがほどこされている。自動車やバイクなどにおいても排気管や金属部品においてめっきが用いられている。これらのめっきにはこれまでクロムなどが用いられてきた。しかし、近年の環境問題によりクロムなどの使用が制限を受ける傾向にある。しかし、クロムの持っている堅牢性や黒色の色合いを代替する材料はまだ見いだされていないのが現状である。

産業上の利用分野


この発明は、硬質塗膜の製造方法に関し、良好な塗布性で膜厚の大きな硬質塗膜を形成することのできる硬質塗膜の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハフニアおよび/またはジルコニアとタンニン若しくはウルシオールを構成成分とする天然高分子、及び/又は、(メタ)アクリル酸類若しくは単官能アクリレート類とを含有するゾルを基材の表面に塗布することによりゲル膜を得て、その後、該ゲル膜に紫外線照射して硬化塗膜を得ることを特徴とする硬質塗膜の製造方法。

【請求項2】
前記天然高分子が、植物から取り出された天然タンニン類、又は漆である前記請求項1に記載の塗膜の製造方法。
産業区分
  • 塗料・接着剤
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
日本大学産官学連携知財センター(通称NUBIC,ニュービック)は,技術移転機関と知的財産本部の機能を兼ね備えた日本大学の産学連携の窓口です。
NUBICは,日本大学全教職員や大学院生・学部学生の豊富なアイデアや研究成果を,知的財産として戦略的に創出・保護・管理し,産業界のニーズとのマッチングを図り,企業の研究開発,新製品開発,新規事業の立上げが円滑に行われるようサポートいたします。
お気軽にご相談ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close