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本態性高血圧症の判定方法

国内特許コード P120006992
整理番号 2005000040
掲載日 2012年3月23日
出願番号 特願2005-244730
公開番号 特開2007-053995
登録番号 特許第5071998号
出願日 平成17年8月25日(2005.8.25)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
登録日 平成24年8月31日(2012.8.31)
発明者
  • 中山 智祥
  • 相馬 正義
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 本態性高血圧症の判定方法
発明の概要

【課題】本態性高血圧症の遺伝的要因の有無を判定するにあたり、簡便であり且つ擬陽性の結果が低減された信頼性の高い上記判定の方法を提供する。
【解決手段】本発明の本態性高血圧症の判定方法は、ヒト卵胞刺激ホルモン受容体遺伝子の遺伝子多型、及び/又は当該遺伝子多型により構成されるハプロタイプと、個体の高血圧症状の有無とを関連づけることを特徴とする。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


本態性高血圧症(Essential Hypertension, EH)は、既知の原因無く起こる高血圧症であり、原因が明らかな二次性高血圧症と大別されている。本態性高血圧症は、高血圧全症例のおよそ80~90%を占めており、おそらく各種の正常血圧調節機構における様々な障害が要因となって生じ得るものと言えるが、多くは遺伝的に条件づけられていると考えられており、いわゆる多因子遺伝性疾患に属するものとされている。



本態性高血圧症は、このように多因子遺伝性疾患であるため、従来より、その原因遺伝子や疾患感受性遺伝子の決定は極めて困難であった。



その理由として、疾患の臨床症状及び特徴的臨床データ(これらを表現型という)が一定ではなく、家系内での遺伝形式も一定でないことが多い点が挙げられる。また、表現型は成人年齢に達してから現れることが大半であり、患者当人の両親の遺伝子型を調べようとしても既に存命していないことが多い、ということも理由の一つであった。



このような問題を解決するために提案された方法として、アンジオテンシノージェン遺伝子に着目した罹患同胞対法が知られている(非特許文献1参照。)。しかしながら、この方法では、有効であると認めるに足りるデータは未だ得られておらず、また準備や分析等に非常に時間と労力を有するということもあり、擬陽性の結果を頻繁に生じ得る信頼性の低いものであった。

【非特許文献1】Jeunemaitre X, et. al., Molecular basis of human hypertension: role of angiotensinogen, Cell, 71(1), p.169-180, 1992

産業上の利用分野


本発明は、本態性高血圧症であることを判定する方法に関する。詳しくは、遺伝子多型を利用した本態性高血圧症の遺伝的要因の有無を判定する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヒト卵胞刺激ホルモン受容体遺伝子の遺伝子多型と、個体の高血圧症状の有無とを関連づける、本態性高血圧症の遺伝的要因の有無の判定方法であって、
前記遺伝子多型がrs1394205で特定されるものであり、当該多型がAアレルである場合は前記遺伝的要因を有すると判定し、当該多型がGアレルである場合は前記遺伝的要因を有さないと判定することを特徴とする、
前記方法。

【請求項2】
ヒト卵胞刺激ホルモン受容体遺伝子の遺伝子多型の検出結果に基づいて、本態性高血圧症の遺伝的要因の有無を判定する方法であって、
前記遺伝子多型がrs1394205で特定されるものであり、当該多型がAアレルである場合は前記遺伝的要因を有すると判定し、当該多型がGアレルである場合は前記遺伝的要因を有さないと判定することを特徴とする、
前記方法。

【請求項3】
請求項1又は2記載の方法に用いるオリゴヌクレオチドであって、卵胞刺激ホルモン受容体をコードする遺伝子配列又はその相補配列中に存在するrs1394205で特定される遺伝子多型部位を含むように作製された、前記オリゴヌクレオチド。

【請求項4】
請求項3に記載のオリゴヌクレオチドが支持体に固定された、本態性高血圧症の遺伝的要因の有無の判定用マイクロアレイ。

【請求項5】
請求項3に記載のオリゴヌクレオチド及び/又は請求項4に記載のマイクロアレイを含む、本態性高血圧症の遺伝的要因の有無の判定用キット。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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