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脳梗塞の判定方法

国内特許コード P120006993
整理番号 2005000087
掲載日 2012年3月23日
出願番号 特願2006-010431
公開番号 特開2007-189935
登録番号 特許第5130628号
出願日 平成18年1月18日(2006.1.18)
公開日 平成19年8月2日(2007.8.2)
登録日 平成24年11月16日(2012.11.16)
発明者
  • 中山 智祥
  • 浅井 聰
  • 相馬 正義
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 脳梗塞の判定方法
発明の概要

【課題】脳梗塞(CI)の遺伝的要因の有無について信頼性の高い判定結果が得られる方法を提供する。
【解決手段】本発明の脳梗塞の判定方法は、STRK1領域内の遺伝子多型により構成されるハプロタイプと、個体の脳梗塞症状の有無とを関連づけることを特徴とする方法である。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


脳梗塞(CI;Cerebral Infarction)は、いくつかの環境要因と遺伝的背景によって発症する他因子遺伝性疾患であると考えられており、従来よりその原因遺伝子や疾患感受性遺伝子の決定は極めて困難であった。



近年、罹患同胞対法による全染色体ゲノムスキャンにより、CIの疾患感受性遺伝子領域が染色体5q12であることが報告され(非特許文献1参照)、この領域(locus)は「STRK1」と名付けられた。



その後、STRK1領域内のPDE4D遺伝子が解析され、PDE4D遺伝子が感受性遺伝子であることが報告された(非特許文献2参照)。



しかし、罹患同胞対法による連鎖解析では、ピークを示した遺伝子マーカーの部位に限らず、同じ領域内の異なる場所にも、疾患感受性や疾患原因に関係する変異及び多型が存在することがあるにも関わらず、上記遺伝子解析では、STRK1領域内のPDE4D以外の遺伝子については検討されていない。また、上記遺伝子解析は白人を被験者としたものであり、他の遺伝的背景を有する被験者でも同様の解析結果となるかは全く不明である。



そのため、上記遺伝子解析により決定した多型を利用するCIの判定は、まだ十分に信頼性の高いものとは言えず、またこのことは、日本人を被験者とする場合により顕著なものになると考えられる。

【非特許文献1】Solveig Gretarsdottir et al., Am. J. Hum. Genet., 70, p.593-603, 2002

【非特許文献2】Solveig Gretarsdottir et al., Nature Genetics, 35, p.131-138, 2003

産業上の利用分野


本発明は、脳梗塞であることを判定する方法に関する。詳しくは、遺伝子多型を利用した脳梗塞の遺伝的要因の有無を判定する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
STRK1領域内の遺伝子多型により構成されるハプロタイプの検出結果と、個体の脳梗塞症状の有無とを関連づける、脳梗塞の遺伝的要因の有無の判定方法であって、
前記遺伝子多型が表1又は表2に示されるものであり、かつ前記ハプロタイプが表3及び表4に示されるものから選ばれる少なくとも1つであり、
検出されたハプロタイプが、表3及び表4中のNo. 1、3又は4のハプロタイプであるときは遺伝的に脳梗塞が発症しにくいと判定し、表3及び表4中のNo. 2、5又は6のハプロタイプであるときは遺伝的に脳梗塞が発症しやすいと判定することを特徴とする、
前記判定方法。

【請求項2】
STRK1領域内の遺伝子多型により構成されるハプロタイプの検出結果に基づいて、脳梗塞の遺伝的要因の有無を判定する方法であって、
前記遺伝子多型が表1又は表2に示されるものであり、かつ前記ハプロタイプが表3及び表4に示されるものから選ばれる少なくとも1つであり、
検出されたハプロタイプが、表3及び表4中のNo. 1、3又は4のハプロタイプであるときは遺伝的に脳梗塞が発症しにくいと判定し、表3及び表4中のNo. 2、5又は6のハプロタイプであるときは遺伝的に脳梗塞が発症しやすいと判定することを特徴とする、
前記判定方法。

【請求項3】
前記脳梗塞が脳血栓である、請求項1又は2記載の方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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