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生体外創傷治癒試験用用具または創傷作製方法

国内特許コード P120007017
整理番号 2009000042
掲載日 2012年3月23日
出願番号 特願2009-212903
公開番号 特開2011-062087
登録番号 特許第5429865号
出願日 平成21年9月15日(2009.9.15)
公開日 平成23年3月31日(2011.3.31)
登録日 平成25年12月13日(2013.12.13)
発明者
  • 山口 洋子
  • 大島 光宏
出願人
  • 学校法人日本大学
発明の名称 生体外創傷治癒試験用用具または創傷作製方法
発明の概要 【課題】生体外創傷治癒試験用用具または創傷作製方法の提供。
【解決手段】創傷作製用用具または創傷作製用用具と創傷作製用ガイドからなる生体外創傷治癒試験用用具を作製し、この生体外創傷治癒試験用用具を用いることで均一な創傷部分が作製できる創傷作製方法を得た。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


生体外創傷治癒試験(in vitro wound healing assay)は、創傷治癒に有用な物質のスクリーニング等を目的として行われている。
この試験にあたり、従来は、シャーレやフラスコなどで培養した細胞や組織をピペットのチップ先端等で引っ掻いて傷(scratch wound)をつけ、創傷部分を作製するのが主であった(例えば、特許文献1、2参照)。しかし、この方法では、均一な創傷部分を作成することができず、生体外創傷治癒試験においても均一な結果が得られない等の問題があった。



そこで、均一な創傷治癒試験を可能にすることを目的として、創傷治癒アッセイプレート(CytoSelectTM 24-Well創傷治癒アッセイ;CELL BIOLABS,INC社)が販売されている。このプレートは、プレートの一定範囲をインサートで事前に塞いでおき、それ以外の領域に細胞を加え単一層になるまで培養した後、インサートを取り出すことで生じる細胞が存在しない一定範囲の幅を創傷部分としたものである。
しかし、このプレートは高価である上に、実際に細胞や組織に創傷を与えたものではないため、厳密な創傷治癒試験ができるとは言い難い。



また、細胞培養および組織培養の分野において、シャーレやフラスコなどで培養した細胞や組織を掻き取る道具として、セルスクレーパーが開発されているが(例えば、特許文献3、4参照)、これらの道具は、細胞をまとめて掻き取るものであり、細胞や組織に創傷を与えることを目的としていない。従って、セルスクレーパーを用いたところで均一な創傷を作成するのは容易ではなく、そのまま流用することができなかった。そこで、均一な創傷を作成できる生体外創傷治癒試験用用具の提供が望まれていた。

産業上の利用分野


本発明は、生体外創傷治癒試験用用具に関する。更に詳しくは、シャーレやフラスコなどで培養した細胞や組織を用いて創傷治癒試験を行うにあたり、細胞や組織に創傷を与えるために使用する生体外創傷治癒試験用用具に関する。また本発明は、本発明の生体外創傷治癒試験用用具を用いた創傷作製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
細胞に均一な創傷部分(8)を作製するための定規部分(6)および前記定規部分を支持するための創傷作製支持部分(7)を有する創傷作製用ガイド(5)とともに用いられる生体外創傷治癒試験用用具であって、
先端部分に1.0~7.0mmの幅を有するブレード(2)が、ブレード支持体(3)によって、棒状の柄(4)に保持されている創傷作製用用具(1)を含み、かつ、
ブレード(2)が、デュロメータータイプA(ショアA型)において65-80の硬度を示すゴム状弾性体材料からなり、
棒状の柄(4)が、四角柱である、
前記生体外創傷治癒試験用用具

【請求項2】
棒状の柄(4)が、凹み部分を有する請求項1に記載の生体外創傷治癒試験用用具。

【請求項3】
ブレード(2)の幅が1.5~2.5mmであり、24穴プレート用である、請求項1または2に記載の生体外創傷治癒試験用用具。

【請求項4】
ブレード(2)の幅が3.0~7.0mmの幅であり、12穴プレート用である、請求項1または2に記載の生体外創傷治癒試験用用具。

【請求項5】
さらに、細胞に均一な創傷部分(8)を作製するための定規部分(6)および前記定規部分を支持するための創傷作製支持部分(7)を有する創傷作製用ガイド(5)、を含む請求項1~4のいずれかに記載の生体外創傷治癒試験用用具。

【請求項6】
次の1)~4)の工程を含む創傷作製方法、
1)細胞を増殖させた細胞の培養容器に、細胞に均一な創傷部分(8)を作製するための定規部分(6)および前記定規部分を支持するための創傷作製支持部分(7)を有する創傷作製用ガイド(5)を載せる工程
2)請求項1~5のいずれかに記載の創傷作製用用具(1)を、細胞を増殖させた細胞培養容器に入れる工程
3)創傷作製用ガイド(5)の定規部分(6)に創傷作製用用具(1)の柄(4)を沿わせる工程
4)創傷作製用用具(1)のブレード(2)を増殖させた細胞の表面に接し、創傷作製用用具(1)を創傷作製用ガイド(5)の定規部分(6)に沿って上から下に移動させることで細胞を掻き取り、創傷部分(8)を作製する工程
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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