TOP > 国内特許検索 > フタロシアンニンを側鎖に持つ発光材料及びその製造方法

フタロシアンニンを側鎖に持つ発光材料及びその製造方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P120007048
整理番号 1006-10
掲載日 2012年3月26日
出願番号 特願2010-197708
公開番号 特開2012-051860
登録番号 特許第5650959号
出願日 平成22年9月3日(2010.9.3)
公開日 平成24年3月15日(2012.3.15)
登録日 平成26年11月21日(2014.11.21)
発明者
  • 石丸 雄大
  • 鎌田 憲彦
  • 幡野 健
  • 福田 武司
出願人
  • 国立大学法人埼玉大学
発明の名称 フタロシアンニンを側鎖に持つ発光材料及びその製造方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】フタロシニンをベースにした新たな発光材料の提供。
【解決手段】下式の反応により得たケイ素置換基を有すフタロシニン誘導体とジアルキルジクロロシラン、あるいはアルキルフェニルジクロロシランとをナトリウムの存在下反応させ、ケイ素含有オリゴマーを側鎖に有すフタロシニン化合物を合成する。



(式中、Mは、Ni、CuまたはCoである)
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要



フタロシアンニンは、古くから顔料として利用されてきたが、近年は情報記録用色素としての重要性が極めて高い化合物である。無置換のフタロシアニンは有機溶媒等への可溶性が極めて低いため、昇華法で薄膜等の作成が行われている。そこで近年塗布法等で利用することを目的にして、有機溶媒に可溶なフタロシアニンの合成が盛んに研究されている。特に、4-tert-ブチルフタロニトリルから合成されたteterakis-(tert-ブチル)フタロシアニンは各種有機溶媒に可溶であることが明らかになり、新しい機能性色素としての色素としての利用法が盛んに検討されている。





4-tert-ブチルフタロニトリルから合成されたteterakis-(tert-ブチル)フタロシアニンを高分子に導入する等して更に機能化するためにはアミノ基を1つ持った化合物(2)を合成することが有用であることが知られている(非特許文献1)。しかし、一般にフタロシアニンを合成する際は高温で反応させるため、高温の反応で安定な4-ニトロフタロニトリルを用いてニトロ基を1つ持った化合物を単離精製したのち還元することでアミノ基に変換する方法が知られている(非特許文献1)。





【化1】








また、ポリシランはケイ素ケイ素間の結合に由来する発光が約340 nm付近に見られることから、有機EL等の発光材料として注目を集めている(非特許文献2、3)。主鎖のケイ素にフェニル基とメチル基が付いた高分子は有機溶媒に可溶であるため塗布法を用いた大面積デバイスの開発に注目が集まっている(非特許文献4、5)。

産業上の利用分野


本発明は、フタロシアンニンを側鎖に持つ発光材料及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記一般式(1)で表される化合物。
【化1】


(一般式(1)中、Mは、Ni、CuまたはCoであり、R1、R2、及びR3は、独立に、炭素数1~6のアルキル基であり、R4は、炭素数1~6のアルキル基または置換若しくは無置換フェニル基であり、nは1~60の整数であり、mは1~240の整数であり、n/mは0.05~20の範囲である。)

【請求項2】
請求項1に記載の一般式(1)で表される化合物の製造方法であって、下記一般式(2)及び(3)で表される化合物を反応させることを含む方法。
【化2】


(一般式(2)及び(3)中、Mは、Ni、CuまたはCoであり、R1、R2、及びR3は、独立に、炭素数1~6のアルキル基であり、R4は、炭素数1~6のアルキル基または置換若しくは無置換フェニル基である。)

【請求項3】
請求項2に記載の一般式(2)で表される化合物の製造方法であって、下記一般式(4)で表される化合物と一般式HSiCl22で表されるアルキルジクロロシラン(R2は、炭素数1~6のアルキル基である)を反応させることを含む方法。
【化3】


(一般式(4)中、Mは、Ni、CuまたはCoであり、R1は、炭素数1~6のアルキル基である。)
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、「問合せ先」まで直接お問合せ下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close